こんにちは。17期の金岩由美子です。
今回は産業カウンセラーの勉強会で学んだ「相手を元気にする受け応え」について記載します。
上司として、親として、友人としてなど、いろいろな立場で相談を受ける事があると思います。
その際、相談した方の気持ちがスッキリして元気になるような受け応えができていますでしょうか。
私は失敗した事があります。
ずいぶん昔の話ではありますが、友だちから恋愛の相談を受けました。彼氏への不満や不安を語る友人。
その言葉に対して、「そうなんだ。それはひどいね、最悪だね」という内容の言葉を返したら
友人は気分を害してしまったんです。どうしてだと思いますか? どう応答すれば良かったのでしょうか?
(この答えは、後述します)
以外とわかっているようでわかっていないですよね。事例で解説しますね。
まず最初にA,Bどちらの受け答えが好ましいか考えてみて下さい。
事例1:
部下「新しい仕事に慣れなくて、自分が役に立っているのかどうか不安なんです」
上司A「私も新人の頃は不安だったよ。不安を解消する為に頑張った!キミもできるよ。期待しているよ!」
上司B「不安なんだね。でもまだ○か月なのに○○もできているじゃないか。この調子で大丈夫。あせらなくていいよ」
事例2:
相談者「彼が最近冷たいの。LINEしても既読スルーだし、この前は約束をすっぽかされた。ヒドイでしょ!」
友人A「何か理由や原因があるんじゃないの?」
友人B「約束をすっぽかすなんて、ヒドイ! サイテー!!」
事例3:
妻「毎日帰り遅いよね。夕食を食べるかどうかも連絡ないし、先にも寝付けない」
夫A「じゃあ しばらく、夕食は家で食べない事にするから、気にせず寝ていいよ」
夫B「心配かけてごめん。今月いっぱいで落ち着くから、来月は早く帰るよ」
【解説】
事例1:不安や辛い状況にいるとき、応援(がんばれ)や期待(期待しているよ)は重荷です。
まずは、不安や辛い気持ちを受け止めて肯定する、Bの受け応えが好ましいです。
事例2:Aのような原因探求は相談者を責める事になりかねません。
Bのように相談者の気持ちに共感し過ぎて、本人以上にヒートアップしてはいけません。
言葉を言い換えるのも控えましょう。(腹立たしいね、泣きたいね など)
私の例がまさに、これです。いつもおせっかいや気持ちが過ぎる悪い癖です。
事例3:Aのように行動にフォーカスしてはいけません。Bのように気持ちを受け止めて、適切な言葉を返しましょう。
ちなみに、「心配してくれてありがとう」の方がもっと素敵です。
「心配かけてごめん」と謝ったら、相手は被害者の気持ちになリますが、
「心配してくれてありがとう」と感謝されたら、嬉しい気持ちになるからです。
毎日遅くまでお仕事がんばって、帰宅が遅い方も多いのではないでしょうか。
ご家族の気持ちを汲んで、良き理解者をえて、良い仕事をしたいものですね。
今回は産業カウンセラーの勉強会で学んだ「相手を元気にする受け応え」について記載します。
上司として、親として、友人としてなど、いろいろな立場で相談を受ける事があると思います。
その際、相談した方の気持ちがスッキリして元気になるような受け応えができていますでしょうか。
私は失敗した事があります。
ずいぶん昔の話ではありますが、友だちから恋愛の相談を受けました。彼氏への不満や不安を語る友人。
その言葉に対して、「そうなんだ。それはひどいね、最悪だね」という内容の言葉を返したら
友人は気分を害してしまったんです。どうしてだと思いますか? どう応答すれば良かったのでしょうか?
(この答えは、後述します)
以外とわかっているようでわかっていないですよね。事例で解説しますね。
まず最初にA,Bどちらの受け答えが好ましいか考えてみて下さい。
事例1:
部下「新しい仕事に慣れなくて、自分が役に立っているのかどうか不安なんです」
上司A「私も新人の頃は不安だったよ。不安を解消する為に頑張った!キミもできるよ。期待しているよ!」
上司B「不安なんだね。でもまだ○か月なのに○○もできているじゃないか。この調子で大丈夫。あせらなくていいよ」
事例2:
相談者「彼が最近冷たいの。LINEしても既読スルーだし、この前は約束をすっぽかされた。ヒドイでしょ!」
友人A「何か理由や原因があるんじゃないの?」
友人B「約束をすっぽかすなんて、ヒドイ! サイテー!!」
事例3:
妻「毎日帰り遅いよね。夕食を食べるかどうかも連絡ないし、先にも寝付けない」
夫A「じゃあ しばらく、夕食は家で食べない事にするから、気にせず寝ていいよ」
夫B「心配かけてごめん。今月いっぱいで落ち着くから、来月は早く帰るよ」
【解説】
事例1:不安や辛い状況にいるとき、応援(がんばれ)や期待(期待しているよ)は重荷です。
まずは、不安や辛い気持ちを受け止めて肯定する、Bの受け応えが好ましいです。
事例2:Aのような原因探求は相談者を責める事になりかねません。
Bのように相談者の気持ちに共感し過ぎて、本人以上にヒートアップしてはいけません。
言葉を言い換えるのも控えましょう。(腹立たしいね、泣きたいね など)
私の例がまさに、これです。いつもおせっかいや気持ちが過ぎる悪い癖です。
事例3:Aのように行動にフォーカスしてはいけません。Bのように気持ちを受け止めて、適切な言葉を返しましょう。
ちなみに、「心配してくれてありがとう」の方がもっと素敵です。
「心配かけてごめん」と謝ったら、相手は被害者の気持ちになリますが、
「心配してくれてありがとう」と感謝されたら、嬉しい気持ちになるからです。
毎日遅くまでお仕事がんばって、帰宅が遅い方も多いのではないでしょうか。
ご家族の気持ちを汲んで、良き理解者をえて、良い仕事をしたいものですね。
これから奥さんには「心配してくれてありがとう」と、感謝の気持ちを前面に出すように心がけてみます。
仕事をするうえで、家庭円満は重要です。
いろいろな「○○してありがとう」バージョンを考え実践してみます。
錦織家は奥様にどう接しているのか興味があります。。