みなさま、こんばんは、13期生の田中です。
最終講義、お疲れ様でした!
同期の皆様の素晴らしいプレゼン、先生方の的確なアドバイス。
非常に、非常に、勉強になりました。
本当にありがとうございます。
訓練することの重要性を自ら改めて痛感した私は、早速、勤務先の
営業を集めて、毎朝7時45分から早朝ロープレを始めました。
嘘のような成果も出始めて業務は絶好調なのですが、幾つか思うところが
ありました。
プロ野球選手やプロサッカー選手は、当たり前ですが試合が無いときにも
練習をします。
でも、「プロ」の営業職である我々は、商談という試合以外に、殆ど定期的な
練習をしません。勿論、定期的に営業ロープレをという練習を繰り返し、プロとしての
技に磨きをかけ続けている会社もあります。
でも自分が知る限り殆どの企業は、入社時はともかく、定例化してませんよね。
逆に言えばこの練習を定例化するだけで、大幅に営業力を強化する可能性があるといえます。
勤務先の中小企業には、今年は5人の新卒が入社しました。
「皆は今日から社会人プロ1年目だからね。プロ野球選手も、新卒の1年目でも
プロ1年目といわれながら、大打者やピッチャーと対決してるでしょ?」
と、毎年のように偉そうに話したりしています。
また、これは真剣にあったらいいなと思っているのですが、「営業学部/営業学科」のある
大学や専門学校。
プレゼン、ボイストレーニング、アクションプラン策定、交渉術、リーダーシップ、最低限のスーツ着こなし、
ビジネスマナー。。。
ちょっと考えるだけでも、数多くのカリキュラムが浮かんできます。
これだけ営業職になる社会人が多いのに、営業を体系立てて教えてくれる教育機関は殆どないんですよね。
営業って本当に科学だと痛感しているので、こんな教育機関があったら流行るかなと思ってるのは、
私だけでしょうか?
営業が職業訓練学校や大学の重要な1科目にならないことは、わたしも興味がありました。
私が読んだ本によると、そもそも「営業」という概念が日本特有のものであるとのこと。だから欧米で研究対象にならず、欧米に追随している日本でも研究や教育の1領域にはなっていない。たしかに、Webの辞書ですが「営業」を調べてみると、しっくりした英語が無いことがわかります。trade でもないし、businessだと広いし、salseだと狭いし、operationでもない。
わたしは技術職ですが、殆どの会社で日本の営業マンは誇りを持っているように思います。「日本の営業」をという科目があってもいいかもしれないと思いました。
(以下、weblioより)
えいぎょう 営業
〈業務〉 business
〈商売〉 trade
〈販売〉 sales
〈運営〉 operation(s)
営業する=do [carry on, run] business
営業している=be in business
営業上の秘密=a trade secret
以上、長文で失礼しました。
個人事業主の診断士は、教育機関と違って、柔軟な対応が可能です。
こういうときこそ診断士ネットワークを活用してはいかがですか?
教育機関に投資するよりは、コストパフォーマンスは良いと思いますよ。
あと、人材育成の補助金を活用するのも一つの方法ですよ。
科学的であるなら、向かないと思っていても訓練次第で出来るかもしれないのですね。