こんにちは。22期の小山亨二です。
唐突ですが、みなさんは思いを形に表していますか?
なぜ、こんな問いかけをしたかと言うと、最近 前職の先輩が 長年の思いを表したTV番組を観て、共感と感動を覚えたからです。
その番組は毎週水曜日日テレで放映の「こどもディレクター」(制作中京テレビ)です。ご存知でしょうか。
( https://www.ctv.co.jp/kodomod/ )
番組名は「これだけは、どうしても聞いておきたい」の略で、『あなたにカメラを渡すので、“聞けずじまい”を取材してきてもらえませんか?』という企画です。今回(2/19放映)の場合は、共働きかつ先輩が14年間単身赴任している間に大きく成長した一人息子さんに対し「俺の子供で本当によかった?」と、聞くも。小学生の時のクリスマスイブに、両親ともに仕事で忙しく、先輩が単身赴任先から迎えにたどり着いたPM9時には、先生と息子さん二人きりで遊んでいたことがあり、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいなり、親としてどう思われているのか、よかったのかと直接本人に確認してみるという1ヶ月間の家庭ドキュメントです。ちょうど息子さんが就職先を3年で辞め、パイロットになる夢のために受験をし直し、無事に春から航空大学校へ通うこととなったため、家族水入らずでの最後のクリスマスを 準備した手作りケーキなどで、息子さんと思い出話などを語らい、本音を聴くというものです。照れもあるかもしれませんが、息子さんは冷静を装いつつ、素直に応えていました。
これを観ていて、普段あまり涙ものには感動しない私でも、少し”うるっ"としてしまいました。その訳は、実は 私の一人息子も今春 全国転勤企業へ就職するため、家族3人生活もあと1ヶ月ほどしかないこと、私も単身生活が7年程あり中学~大学入学までの多感な時期に一緒にいなかったこと、また現在も普段からあまり正面切って会話をしていないことに改めて気づかされ、今話しておかないといけないと思い、急遽3月下旬に就職祝いも兼ねた食事会を開くことにしました。その場で先輩にように「俺の子供で本当によかった?」とは、はっきり聞けるかどうかわかりませんが、親として一つの区切りの機会でもあるため、率直に思いを聞いてみたいと思います。
みなさんも思いは抱えているだけではなく、言葉などで形にして、相手の思いも聞いてみてはいかがでしょうか。
最後に、実は私もこの4月より新たなスタートを切ります。キャリアビジョンに向け、2年間勤めていたベンチャー企業を辞め、思いを形にするため、虎ノ門にある中小企業の支援機関に非常勤としてお世話になることになりました。様々なネットワーク形成や支援内容習得したいと思います。今後は稼プロOBOGの方々と より繋がりがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。