こんにちは。田村隆一郎です。
今日はバレンタインデーということで、チョコレートネタを一つ。
チョコレートは、生チョコは別にして、食品ではドライグロサリーというカテゴリーに分類されます。
ドライグロサリーとは、冷蔵をしない、いわゆる常温品のカテゴリーです。
常温品なので、在庫の保管場所や、物流センターでも通常は温度管理は行われていません。
ところが、チョコレートは少し温度に気を遣わなければなりません。
高温になると、溶けてしまい、品質が劣化するためです。
最悪、売り物にならなくなります。
常温の物流センターは、夏場は庫内の温度が30℃以上になります。
また、配送するトラックの中は、40℃くらいになることがあります。
そのため、夏場はチョコレートを冷やす設備が必要になります。
物流センターの中は、エアコンを設置してある部屋で保管が行われます。
出荷の際には、オリコン(折りたたみ式のコンテナ)の中にドライアイスや蓄冷剤を入れたり、配送のトラックを冷蔵車に切り替えたりして冷温を保ちます。
ところが、冷たい空間(たとえば冷蔵車)から暖かい空間(店舗の荷下ろし場所など)に商品を出すと、結露が発生することがあります。
結露も商品が劣化する要因となります。
そのような状況の中で、極力商品の品質が劣化しないように、担当者は気を遣っているのです。
今は冬ですが、真夏にチョコレートを見ると、そのことを思い出します。
(P.S.)
チョコレートは、夏より冬のほうがおいしく感じますね。
私もこの時期は、結構自分でもチョコレートを買ってしまいます。
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何も考えずに食べているチョコレートですが、見えないところでいろいろな取り組みがなされているのですね。物流は、様々の産業を支えているなぁと実感いたしました。最近の人不足は深刻ですね。
14期生の日野卓郎です。
ブログを楽しく読ませて頂きました。
物流倉庫にある商品の管理は
とても大変ですよね。
チョコレートだけを保管してるわけではないので、商品ごとに気を遣って取り扱わなくてはいけません。
これに加えて、集荷のタイミングに合わせた荷造り等の出荷準備もするんですから、ホントに物流の業務は大変かつ奥深いと思います。