11期生村山です。
出張で札幌に来ていますが、特に出歩くこともなく
ホテルで仕事してたりとか・・・まあ出張なんてそんなものです。
それはともかく先日facebookのグループで「Gの会」という会の
会合に参加してきました。なんやねん?それ?と言われたら、タイトルにもあるようにこれです。
まあみなさん詳しい人ばっかりで私みたいな絵しか
描けない人間ではまったく話についていけませんでした。
きっと、こういう人たちがいろんな商品を買ってるんだろうなと思って、
ガンダムの版権を持っているバンダイナムコホールディングスの
IR資料を見てみると、グループ全体でのガンダム関連の売上げは以下のとおりでした。
2007 509億
2008 428億
2009 428億
2010 346億
2011 283億
2012 420億(見込み)
こういう人たちの購買力高すぎる・・・・
ここのところ減少傾向が続いていますが、大人気漫画のワンピースの売上げが
2009年:46億、2010年:43億、2011年:154億であり、一世を風靡したたまごっちの売上げが
2009年:10億、2010年:20億、2011年:29億であり、昔からのコンテンツであるウルトラマンの売上げが
2009年:43億、2010年:31億、2011年:28億であることを考えると売上げ規模として
ガンダムというコンテンツが十分すぎるぐらい優秀であることが分かります。
グループの売上げが4000億円ぐらいだそうなので、売上げ比率はだいたい10%ぐらいですかね。
いったいなんで、こんなに売れるんでしょう?いろいろ考えてみたんだけど、あまりピンと来る
答えが導き出せないんで、みなさんに丸投げしてみようと思います。みなさん分かりますか?
分かる人はぜひコメントで私に教えてください(^^;
今回の4コマ
PCといえば私はデスクトップ派です。
ちなみに今使ってるのは5万ちょいのですけど(^^;
確か小学生のころに周りの友達は、はまってましたね。
これだけ売れている理由は、
・やはりガンダムのカリスマ性は只者ではない。当時の人気の凄さはワンピースもかなわない?
・ガンダム世代の人が、それなりに自由にお金を使える年齢になってきた?(小生はそうでもないですが)
うーん、よくわかりませんが。
ガンダムのカリスマ性は様々なところで論じられているのでそちらに譲りますが、仕事で関わったバンダイ及びサンライズの方々から聞いた話を少々。
実はガンダムもファースト、Z、ZZの初期3部作からヒットがなく苦しんでいたようです。SEED、SEED DESTINYで久々のスマッシュヒットが出て、うほー!と喜んでいたら、ガンプラ30周年やないか!ということでお台場に実物大ガンダムを作ったり、と計算もありながら、けっこうノリでやってるところもあります。
バンダイやサンライズの皆さんは本当にガンダムを愛していて、ファンの方に何が喜んでもらえるかを真剣に考えて、かつ楽しみながらやっている印象が強いです。
マーケティングノウハウもしっかり蓄積されていて、アニメ内に必ず美女(最近では美男も)のシャワーシーン等を必ず入れ込む、ですとか、ザク系よりもガンダムが売れるので、主人公以外にガンダムを複数体登場させたり、CDやDVDのパッケージもキャラクター違いで複数種出すと、コアファンは複数種買ってくれるなど、購買最大化を図っていました。
今現在は、清瀬さんご指摘の通り、金を持つオヤジ世代を収益の柱にして、それに加えて、新しいガンダムシリーズで若年層(男性に加えて、女性も!)をどんどん巻き込みつつ、雪だるま式に安定運用している感じですね。
お台場のガンダムは自転車で見に行きましたが、確かにすごい人でしたね。小学生連れた親子連れがたくさんいたな~
藤本さんの解説を聞いてると、ソーシャルゲームのビジネスモデルに似ている気がしてきました。いかにコアな有料アプリを買ってくれるユーザを増やすかが勝負みたいな。まじめに研究したらマーケティングの本が一冊かけるかもしれないですね。
今年のはじめ、東静岡の駅前に、巨大ガンダムが設置されていました。一度、写真をとりに行きたかったのですが...車窓から眺めるだけに終わってしまいました。
藤本さんの解説、とてもとても勉強になります!
静岡といえばガンプラの次にラジコンカーブームが来てたのを思い出します。田宮模型も静岡でしたね。
タミヤRCカーグランプリ知ってる人いるかな~?
ちなみに最近、おもちゃのラジコンヘリがブームって知ってます?半年ぐらい前に買いましたけど、結構おもしろいですよ♪