こんにちは。田村隆一郎です。
いよいよ、消費税の増税まであと5日となりました。
小売各社は、3月中に「買いだめ」を誘おうと、さまざまなセールを仕掛けています。
おかげで、3月の小売各社の売上は、前年比で大幅に伸びることが期待されています。
その陰で、今問題となっているのがトラック不足です。
本当に!トラックが足りません。
私も仕事柄、物流業や運送業の人と話しをする機会が多いのですが、どこへ行っても『車両が足りない』と言われます。
これは、上記の買いだめの動きと、引越しシーズンが重なったことが最大の要因です。
そのためか、3月中に買った物を届けるのが、4月以降になってしまうところも出ています。
では、4月以降の動きはどうなるのでしょうか。
小売業の売上は、当然ながら落ちるでしょう。
どこまで落ちるのかは、さまざまな人が予測していますが、4月の落ち込みが大きいことは間違いありません。
では、トラック不足が解消されるかというと、そう簡単にはいかないようです
トラック不足の要因は、需要の伸びというものもありますが、慢性的にはドライバーが不足しているのです。
とにかくドライバーの成り手がいません。
低賃金や長時間重労働といったことが原因で、ドライバーになりたいという人(特に若者)が減っています。
ドライバーの新規採用の募集をかけても、ほとんど応募がない、という運送会社がたくさんあります。
そのため、「トラックはある」が、「ドライバーがいない」ため、トラックが走れないといった事態になっています。
“雇用のミスマッチ”という言葉がありますが、まさに運送業界はその渦中にあります。
13期生の田中です。
ブログアップが遅れてしまい大変申し訳ありません。
さて、いきなりのタイトルで、なに?!って思われた方もいらっしゃるかと思います。
実はこのフレーズ、ニュアンスや言い回しは多少異なりますが、読んだ本、講演会、所属している交流会の理事のスピーチで、この約1ヶ月間に3回程触れているんですね。
私も勤務先の営業のロープレ、研修等で同じような話をずっとしており、非常に共感できるフレーズですので今回のネタとして取り上げてみました。
当たり前のことですが、商品やサービスが、お客さまが喉から手を
出して欲しがるようなものであれば順調に売れていきますよね。
しかし、必ずしも「よい商品=売れる商品」ではないということです。
ここで言うよい商品とは、「売る側」がよい「と思っている」商品を指します。
その商品・サービスの特徴であったり、新規性であったり、こだわりであったり、スペックであったり、いくら「売る側」が「この商品はこんなにスゴイんです!」と力説したところで、
顧客は「だから何?」になってしまうということですね。
顧客メリットやベネフィットの語られない、商品に顧客は興味はない、ということです。
私も、偉そうですが社内で営業マン達によく言います。
「それでお客さんにはどんなメリットがあるの?」
「何で競合他社じゃなくて、ウチの商品じゃないとダメなの?」
「何で●●(勤務先の社名)の、■■(担当営業の名前)から買う必要性があるの?」
所謂USP(Unique Selling Proposition, 独自の売り)に触れる事無く、ただの商品紹介、事例紹介に留まってしまうことは、本当に多いと実感します。
先日ご紹介したジェイエイブラハムの本でも、下記のようにUSPは紹介されております。
1.広い選択肢
2.大幅なディスカウント
3.的確なアドバイスや補助
4.利便性(ロケーション、豊富な在庫、配達の早さなど)
5.最高級の製品(サービス)
6.迅速なサービス
7.特別な各種サービス
8.長期的な保証、または広範囲にわたる保証
9.その他、ライバルには提供できない
特別な点、有形・無形の利益、価値のある特典
「忙しい方の身だしなみ10分1000円のヘアカット専門店」
あのQBハウスのキャッチコピーですが、「価格の安さ」と「スピード」というベネフィットが
凝縮されていると言われています。
診断士にも同じことが言えると感じています。
自分のバックグラウンド、専門分野を紹介するだけでなく、多くいる他の診断士でなく、自分に発注するメリットを明確に伝えられない限り、継続的に仕事を獲れないのではないかと。
それでは、自分の診断士としてのUSPは何か?
他の診断士でなく、自分ならではで提供できるベネフィットは一体何か?
そんな自問自答を繰り返つつ、日々イメージを固めています。
こんばんは。13期生のTommyです。
今朝、日経新聞を読んでいたら、国内企業の海外現地法人数は、この5年間で15%増加したという記事を目にしました。アジア地域では21%増だったそうで、その背景には、中小企業がアジアなどの新興国への進出熱が高まっている、ということでした。記事の趣旨は、こうした国内企業の海外進出に人材育成が追いついていない、ということで、経産省やJICAが中小企業の新興国に精通した人材を育てる制度を拡大する、という内容でした。
偶然ですが、ちょうどその記事を読み終えたときに、昔からの知人である中小企業の社長さんからメールが入り、今度、海外の会社との間で合弁企業をつくることを考えているのだけど、合弁事業のリスクとリターンをとる方法をアドバイスして欲しいという趣旨でした。
昨今では、中国の成長鈍化、領土をめぐる政治問題など、ビジネスにとってマイナス要因もありますが、成熟した国内市場から海外市場へ目を向ける中小企業の数は、今後とも増えてくるのではないかと思います。そういったことを考えながら、社長さんへのアドバイス(と偉そうに呼べるものではないですが)をメモにまとめて、回答しました。社長さんからは早速お礼のメールを戴き、今後、じっくり検討するのでまだアドバイスが欲しい、という趣旨の返事を戴きました。
おそらく、このような海外展開を目指す中小企業が、ノウハウ不足から中小企業診断士などの外部コンサルにアドバイスを求めるニーズは、たくさんあるのではないかと思います。海外といっても国ごとに制度や商習慣も違うので、アドバイスをするといっても、自分自身まだまだ勉強しなければならないと思いますが、いずれは診断士として中小企業の海外展開についてもアドバイスできるよう努力したいと思います。
小室洋樹です。
先日、とある団体の研修講師のオーディションを受けてきました。
オーディションの内容は、与えられたいくつかのテーマから1つを選択して、
研修を企画、模擬講義を行うものです。
準備は、「稼げる!プロコン育成塾」の第7回講義の
「受注につなげる研修カリキュラムの作り方」
で学んだ知識を活用しました。
特に以下の2つの学びが生きました。
①研修カリキュラムの構成を重視
カリキュラムの検討に最も時間を割きました。
内容は、対象者、目的・狙い、時間、ワークの使い方などの視点を漏らさず盛り込みました。
既に宿題と講義中で2つのカリキュラムを作った経験があるため、スムーズに作成できました。
②研修の狙いを明確に強調
・研修を通じて、研修生は何を習得できるのか分かり易く記述する
・講師として本研修で何を一番大切にしているかを言葉にする
これらを資料や発言で繰り返し伝えたことで、聴講者にしっかり届きました。
これらが固まると、安定して研修を進めることができます。
おかげ様で、時間配分をコントロールする余裕ができ、
与えられた時間ピッタリで終わらせることができました。
育成塾に感謝をしつつ、今後も学んだノウハウをどんどん実践で活用していこうと思います。
育成塾受講を検討されている方々には少々のネタバレになってしまう点はご容赦ください。
お彼岸というのに、寒の戻りのように寒い日が続きましたが、
最終日にようやく春らしい日差しになりました。
お彼岸の行事で、実家の京都に来ています。
21日、墓参りの途中で伏見の行きつけの酒蔵にお酒を買いに寄りましたら、
伏見酒造組合主催で本日3月21日一日限りの特別企画で、
伏見の清酒「日本酒まつり」というイベントをやっていました。、
1000円の参加料で加盟各酒蔵をスタンプラリーのように
利き酒をしながら巡り歩くという、酒飲みにはたまらない垂涎のイベントでした。
霙混じりで冷たい雨が、時折強く降ったりする寒い日でしたが。
日本酒ファンで各蔵はごった返し、大盛況でした。
やはり近年の酒造各社の努力で、日本酒ブームがかなり浸透してきている
と実感しました。それにしてみも、車で行ったのが悔やまれました!
昨日は、式年遷宮が終わり、3月末まで、新旧両神殿が拝観できる、
というので近鉄特急に乗って伊勢神宮を参拝して来ました。
持統天皇が始められて以来1300年もの間20年に一度新しい神殿を立てて
移すという壮大な行事を延々と繰り返して、日本の伝統を継承している
というのは本当に凄いことだと思います。まさに継続は力なりですね。
参拝後、内宮の門前町にさらにまた感動しました。
前回の遷宮以降に江戸時代の門前町を再現して、商店街再開発を行い、
テーマパークのような素晴らしい街づくりが出来ていていました。
どの店も活気に満ちて、観光客の購買意欲を掻き立てています。
伊勢参りとの相乗効果でリピーター獲得に繋がっていると感じました。
そしてやはり!ここでも日本酒が頑張っていました。
利き酒コーナーは大盛況で、女性客のグループがうんちくを語りながら
一杯やっている姿に、日本酒ブームの牽引はやはり女性だと実感しました。
我が家の祖先から、日本の祖先に、さらに日本酒文化のルーツにと
いろいろ思いを馳せた春のお彼岸でした。
以上、アンジュでした。
PS.複数写真を添付したかったのですが、やり方わからず。柴太郎さん、今度やり方教えてください。(^^;)