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最後の実務補習での驚きベスト3

2014-09-18 22:15:50 | 14期生のブログリレー

14期生小野田です。

 今週はめっきり朝晩涼しくなり、過ごしやすくて助かりますね。

 私は都庁前から西新宿まで、徒歩で通勤しています。 全て地下道でつながっているのですが、涼しくなってくると晴れた日には空を見ながら外を歩く方が気持ちいいですね。でも今話題の新宿中央公園のすぐ横を通ることになるのですが・・・。これだけ涼しいと、蚊の心配もすこし遠のきますね。

 私は、先週9月12日から3回目(今回で最後!)の実務補習を受講しております。

  今回は今も真最中の実務補習について書かせて頂きます。 皆様のお役には立たない内容かと思いますが、よろしくお願いします。

 過去2回、実務補習を経験していたので、作業量に対する予測値が自分の中にだいたいありました。しかし今回は全く違いました。 何が違ったかというと、

  ・事前の診断再企業の情報量
  ・ヒアリングプロセス
  ・担当分担方法
  ・現状と課題抽出方法
  ・提言の方向性のまとめかた
  ・報告の仕方 の全てにおいて違いました。

 ここで詳細は書くと長くなるので、控えますが、特に驚いた点をランキング形式で発表します!

 

 第3位 「現状把握、課題抽出、提言の方向性に一日かけ、そのやり方が定型化されている。」

 初日の社長インタビューの後、自宅に戻った後、診断先の強み、弱み、脅威、機会、社長の思いの5点に関して、それぞれ各自が4~5枚のポストイットにマジックで書き出し、翌朝に持ち寄ります。

 それを、壁の模造紙に貼りだして、全員の意見を一旦出した上で、それらを似たものにグルーピングします。いわゆるKJ法の手法で集約していくのですが、ポストイットに2枚ずつ同じ内容を書いて、別の切り口で2枚の模造紙上でグルーピングしていくなど、手法に工夫が凝らされています。ちなみにこの手法は、指導員先生のオリジナルだそうです。

 

  第2位 「社長報告はパワポで行う」

 これも驚きました。

 過去2回の実務補習では、ワードの報告書以外は作らないということだったため、パワーポイントのプレゼンテーション資料は作成したことがありませんでした。

 各自が、「担当分担の章をパワポとワードの両方で資料を作成する」とのこと。

 これには参加者一同が全員顔を見合わせました。
  中には、パワポがインストールされていない!と慌てる補習生もいて、騒然となりました。 銀行の方はパワポを使用しないのだと変なところで感心したりして。

 

  さて、異例続きの実務補習ですが、 驚いた点の第1は・・・

 

  第1位 「担当を最初から決めない」 です。

  これは大変です。

 これまでの実務補習では1日目に集まって担当を決め、
その後その担当者が現状分析も提案の提言も担当して報告書にまとめていました。

 ヒアリングも報告書も現状分析も担当している分野が決まっているので、自分は営業・プロモーション面を注意すれば良い、という持ち場がありました。

 今回は、1日目にヒアリングの担当を一応決めますが、「あとでシャッフルする!」とのこと。驚いただけでなく「なるほど~」と思いました。理由は、後で報告書を書く担当がアトで決まる。しかもパワポも作らないといけない。だから、ヒアリングも全分野漏れなくヒアリングしないといけません。

  現状分析も課題抽出のブレストも経営戦略面、人事組織面、営業・マーケ面、財務面、業務プロセス面と全ての項目を考えなければいけません。

  実際に担当が決まったのは、2日目のSWOT分析、新ドメインの策定のあと。解散の直前でした。

  全員でヘトヘトになりながら取り組んだ一日でした。
  この実習を、妥協せず準備し、実施し、改善するというプロセスに10年以上渡り取り組まれている先生は本当に素晴らしいと思いました。

  実務補習ですら、ここに書き切れないほどの事件や発見があるのですから、実際にコンサルに出かけるようになると、更にいろいろあるのだろうなと感じた2日間でした。 今週末もがんばらねば。

 

  長文失礼いたしました。

 

小野田直人

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朗読コンサート

2014-09-17 22:25:18 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。

10月に、私が通っているボイストレーニングスクールの朗読コンサートがあります。

「コンサート」と名前がついているだけあり、チケットは有料です。つまり、聞きに見えるお客様からお金をいただくという意味で、コンサートの質も問われるということです。

朗読というと、一人の人が、何かを読むというイメージがあるかもしれませんが、朗読コンサートは、朗読に音楽や映像を加味して、1つの世界を出演者みんなで作り上げていくものなのです。

ただでさえ、「読む」というスキルが未熟な私は、「読んで聴かせる」「読んで見せる」というところまで求められるので、練習に練習を重ねなければならない状況に追い込まれています。

2年前は「乱反射」というタイトルで、宮沢賢治を取り上げました。前半は、童話「セロ弾きのゴーシュ」 を朗読劇として演じ、後半は、宮沢賢治の詩の朗読です。

今年は、「空の色は海の色でした」というタイトルで、前半は、童話「赤いソテツの実」、後半は、詩人吉野弘さんの詩を取り上げます。

童話では、ナレーション部分を読む人と、登場人物を演じる人に分かれます。ナレーションは、少しずつ分担して読みます。運動会のリレーのようにつないでいきます。そして、自分が読む部分の前段の内容を受けて、第一声でどのような声を出すのかを考えていく必要があるのです。まさに、見えないバトンをつないでいくようです。

この他に、台本を持ちながら、動きも加味し、音楽も入りますから、その間合いも感覚として身体に覚えさせる必要があります。

詩も、一人の人が単独で読む場合もありますが、多くの場合は、2人以上のグループで「群読」をします。オーケストラが音楽を演奏するのと同じように、10名強のメンバーで、1つの詩の世界をつくり上げることが要求されます。チームワーク、パートナーとの息が合っていること、何よりも正しい発音とイントネーションが大事になります。

発表会では、間違いがあっても、一生懸命に対応すれば、それでOKですが、有料のコンサートとなると、そうはいかないところがつらいところです。

個々のスキルアップと、チームワーク、そして全員で成功させるんだという思い、それは、私たちコンサルタントの仕事に通じるものがあるように思います。

読み上げた言葉から、会場のお客様に、その情景をイメージしていただけなければ、お金をいただいてご覧いただく意味がなくなってしまいます。「声」の力の重要性を感じる日々です。練習は、楽しいよりも「つらい」ことの方が多いですが、この経験は、研修講師という仕事に多いに活かすこともできると信じて、取り組んでいます。

 

 

 

 

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質問力

2014-09-17 03:32:00 | 14期生のブログリレー

こんにちは、14期生増田雅好です。

 中小企業診断士資格を4月取得し、早くも5か月経過しました。

日々新鮮なことばかりですが、特筆することは諸先輩が非常に勉強されていることです。

 

ある先輩診断士からコーチングスキルが診断士で活用できると聞き、関心があったので調べてみました。

コーチングとは、人間の可能性を信じ一人ひとりの可能性を尊重しながら、クライアントを自立型へ育てていくヒントを提供するコミュニュケーションスキルと定義づけられています。

コーチングは、1つ目に「傾聴」。一番重要なスキル、2つ目は「質問力」、3つ目は、「承認」。この3つのスキルから構成されています。

確かにどれも大事ですが、私がとても興味深かったのは、2つめの「質問力」です。

「答えは、クライアントが持っている」という前提に立ち、質問を駆使することで気づかない可能性を明らかにしたり、正しい目標へうまく運ばせたりすることができるといいます。

 

稼げる!プロコン塾では、「診る、書く、話す」は診断士として身につける基礎的なスキルと位置づけています。「診る」ためには、クライアントが持っている答えを引き出す的確な質問力が必要となります。

診断実習においても経営者への質問によって、経営者の表情が変化し、課題解決の核心に触れる場面に幾度か遭遇したことを思い出しました。

 コーチングは、人を支援するための良いツールかもしれません。

基礎的なスキルを1つ1つ身に着け、志を高く学習し続ける。2015年コーチングスキルを身に着けることをTODOリストに加えた9月の3連休でした。

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「睡眠」という投資

2014-09-15 22:27:03 | 14期生のブログリレー

こんにちわ、14期生の北方謙です。

3連休の最終日ですが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

私は、初日は育成塾の補講、2日目は休養、3日目は家族サービスという

過ごし方をしました。あっというまの3日間でした。


さて、今回のブログでは、限られた時間を有効に使うために、

多くの時間を割いている「睡眠」について書きたいと思います。

私は「睡眠」を「投資」と捉えて、日々のパフォーマンスを高めるために

必要なものとして、意識的に時間をとるようにしています。


休みの日には、普段出来ていないことを、やり溜めするのですが、

なかでも「睡眠」は、蓄積された疲労を回復させるためにも、

また解放感に浸るためにも、週1日は自然に目覚めるまで思う存分寝ています。

体が欲するままに12時間はぶっとおしで寝続けており、

よくもまあ、ここまで寝続ける体力があるもんだと、

若さと体力をはかるバロメーターにもしています。
(間違った使い方かもしれませんが 汗)

睡眠時間は一般的には8時間がいいとか、寝すぎは体に毒だとか言われていますが、

体が欲することを自然のまま行うことが、健康を維持する上で大切なことのように経験上思っています。

 

というのも、真偽の程は定かでありませんが、

エジソンは4時間睡眠、アインシュタインは9時間以上寝ていたそうで、

体質に合った睡眠時間があるみたいです。

 

私の経験でも、無理して規則正しい生活をしようと意識するほどに、

予定外の仕事や飲み会などで実際の状況との齟齬がでて、それが逆にプレッシャーとなって、

浅い睡眠となり、翌日に集中力を欠くようなことが過去に多々ありました。

また、7時間半を睡眠している人が、5時間しか寝ていなかった場合、

翌日の作業能力は、15%もダウンするらしく、

もし、徹夜をしてしまうと、4割程度にまで下がるとの

研究結果もあり、何が正しいかを気にするではなく、

自分の状況にあった睡眠をとることを意識するようにしています。

毎日6時間の睡眠時間を確保するように心がけていますが、

実際には仕事などで睡眠時間が短くなくなってしまう場合も多々あります。

必ずしも、一定時間の睡眠時間を確保することだけでなく、

「いかにして、深い睡眠を得れるか」という、睡眠の質を高めることにも意識しています。

 

その方法とは、ごくごく一般的に言われているものですが、

・90分周期の意識

・睡眠前のヨガと瞑想

・リラックスする音楽を聴く

・15分程度のお昼寝

・就寝前にPCやスマホを触らない

などを、意識して実践するようにしています。

特に、「睡眠前のヨガと瞑想」は、脳と体がリラックスしてα波がでて深い眠りに誘ってくれます。

あるインドのヨガ聖者は、瞑想により深いリラックス状態を作り出し、

その効果で睡眠時間は30分でやっていけるという人がいるぐらい、

瞑想によりリラックス状態を作り出すことで、深い睡眠をとることの効果は高いと体感しています。


多くのビジネスマンは仕事でのストレスとプレッシャーを

抱え眠れない夜を過ごしているものですが、

それだけに「睡眠は投資」という意識を持ち、

翌日の限られた時間内で最大のパフォーマンスを発揮できるような、

タイムマネジメントを心がけていきたいものです。


北方謙

 

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コンサルタントの経験

2014-09-15 21:11:54 | 14期生のブログリレー

皆様こんにちは。

中小企業診断士の金子です。

私は、現在独立経営コンサルタントとして活動していますが、平成26年10月で、

開業3周年を迎えます。

今回は、自分自身の新たなスタートとコンサルタントの経験についてのお話を

致します。

経営コンサルタントは日々様々な企業様と接し、経営支援を行っています。

支援のためには、各業界の情報であったり、それぞれのお客様が抱えている

課題を解決するためのヒントとなる手法など、日々様々なことを学ばなければ

なりません。

そのため、寝る間も惜しんで知識を吸収したり、作業を行っています。

私も、独立後濃縮した時間を過ごしており、3年間で学んだことや身についている

ことは非常に多いと感じます。

日々成長が大きく、現場でたくさんの事例を学ばせていただける仕事ですが、反面、

独立当初はコンサルティング経験がないため、評価を受けにくいという部分があります。

事実、公的な支援機関では、コンサルタントとしての支援経験が3年以上や5年以上

あることなどを専門家登録の要件としているケースが多いです。

自分自身も独立後1年くらいは仕事の依頼が少なく、独立してやっていけるのか不安な

思いでいました。

しかし、現在は周囲の多くの方に助けられて、多くのお仕事の機会をいただいています。

支援経験を積めば積むほど、お客様にお話しできることも多くなっていますし、大きな

効果を与えられるようになってきていると感じます。

コンサルティング経験やそこから得た学びは、コンサルタントにとって不可欠なもので

あると思いますので、今後もさらに経験を積み重ねて参ります。

現在、週に2日間ほど固定でいただいている仕事がありますが、今月いっぱいで卒業

させていただく予定でいます。

理由は、支援者として、もっと現場での支援機会を増やしていくためです。

固定でいただけるお仕事をなくすことはリスクがあることだとは思いますが、さらに3年後・

5年後を見据え、人よりも多くの経験をし、コンサルタントとしての実力を磨いて行きたいと

考えています。

お客様にとって最高の支援者となれるように、今後も全力を尽くしていきます。

 

中小企業診断士 金子敦彦

 

 

 

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