皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。
前回に引き続き、読書について書きます。
先日、何気なくネットサーフィンしていたところ、サラリーマンから美大の教授になったアートコレクターの宮津大輔さんの記事を目にしました。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55046120Q0A130C2000000?channel=DF120220194796&page=3
「マツコの知らない世界」にも出演したことがあるそうで、昨年末に『定年後の稼ぎ力』という書籍を出版されていたので、早速、購入して読んでみました。
「自分の好きなこと」を見つけ、そこにビジネスの視点を掛け合わせて新たな仕事の種を見つけること。さらに、それを副業から始めて稼げる仕事にしていくことを薦めています。「自分の好きなこと」探しのためのツールや考え方が書かれているのですが、稼プロ!の最初の講義で学ぶ自己分析とキャリアビジョンの作成や特別講義をしていただいた原先生の『定年後の仕事は40代で決めなさい』に書かれている自己分析と重なる部分が多かったです。読みながら、自分の棚卸がまだ充分にできてないことに気付かされました。他にも副業を進める際の本業への注意点やアートで「教養」や「論理」を鍛えるための作品鑑賞方法などについても書かれています。次に美術館に行くときに試してみようと思っています。
ここ1~2年ほど、アマゾンで本を購入することが多くなったために書店へ行く機会が減り、書店での滞在時間も短くなっていました。しかし、前回紹介させていただいた読書術の本のなかで定期的に「大きな書店で知らない棚をブラブラすべし」と書いてあったので、最近、書店に入ったら歩き回るようにしています。
今週、雑誌のところをプラプラしていると「茨木のり子」の文字が目に飛び込んできました。昨年の宮崎先生のボイストレーニングで使用した詩の作者です。『別冊太陽』の最新号の特集として取り上げられていました。生涯を節目ごとに章立てした評伝、アルバムの写真、生前の生原稿や日記帳と手紙などの自筆資料がふんだんに掲載されていたので、思わず手にしてしまいました。まだ読んでいませんが、詩の世界にも少し触れていきたいと思います。詩の解説はついていないので理解できるかとても不安ですが......
コロナウイルスの影響で、ついに地元のジムも休館になってしまいました。空いた時間を活用して、読書だけでなく、自分の棚卸にも取り組んでいきます。