東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

また読書です

2020-03-06 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。

稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

 

前回に引き続き、読書について書きます。

先日、何気なくネットサーフィンしていたところ、サラリーマンから美大の教授になったアートコレクターの宮津大輔さんの記事を目にしました。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO55046120Q0A130C2000000?channel=DF120220194796&page=3

「マツコの知らない世界」にも出演したことがあるそうで、昨年末に『定年後の稼ぎ力』という書籍を出版されていたので、早速、購入して読んでみました。

「自分の好きなこと」を見つけ、そこにビジネスの視点を掛け合わせて新たな仕事の種を見つけること。さらに、それを副業から始めて稼げる仕事にしていくことを薦めています。「自分の好きなこと」探しのためのツールや考え方が書かれているのですが、稼プロ!の最初の講義で学ぶ自己分析とキャリアビジョンの作成や特別講義をしていただいた原先生の『定年後の仕事は40代で決めなさい』に書かれている自己分析と重なる部分が多かったです。読みながら、自分の棚卸がまだ充分にできてないことに気付かされました。他にも副業を進める際の本業への注意点やアートで「教養」や「論理」を鍛えるための作品鑑賞方法などについても書かれています。次に美術館に行くときに試してみようと思っています。

 

ここ1~2年ほど、アマゾンで本を購入することが多くなったために書店へ行く機会が減り、書店での滞在時間も短くなっていました。しかし、前回紹介させていただいた読書術の本のなかで定期的に「大きな書店で知らない棚をブラブラすべし」と書いてあったので、最近、書店に入ったら歩き回るようにしています。

今週、雑誌のところをプラプラしていると「茨木のり子」の文字が目に飛び込んできました。昨年の宮崎先生のボイストレーニングで使用した詩の作者です。『別冊太陽』の最新号の特集として取り上げられていました。生涯を節目ごとに章立てした評伝、アルバムの写真、生前の生原稿や日記帳と手紙などの自筆資料がふんだんに掲載されていたので、思わず手にしてしまいました。まだ読んでいませんが、詩の世界にも少し触れていきたいと思います。詩の解説はついていないので理解できるかとても不安ですが......

 

コロナウイルスの影響で、ついに地元のジムも休館になってしまいました。空いた時間を活用して、読書だけでなく、自分の棚卸にも取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

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世田谷散策

2020-03-05 12:00:00 | 19期生のブログリレー

 こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。

 この週末は、子供の中学入学前の事前課題にだされた世田谷区を史跡や名所巡りにつき添いました。
 家に引きこもる休日となるところでしたが、小春日和の暖かな陽気のなか、気持ちのよい時間を過ごせました。

 普段耳にすることの多い場所も多いのですが、近所であるがゆえにあえて足を運ばないという地元あるある。改めて訪れることで地元の歴史や文化に触れることができました。
 ここではいくつか尋ねた場所をご紹介いたします。

◆ 神社仏閣

 世田谷八幡宮
 源義家は後三年の役に勝利した帰途に立ち寄り、その際戦勝したのは氏神である八幡大神の加護によるものとして、豊前国宇佐八幡宮の分霊を勧請し祀ったのが始まりとされる。

 

 

 松陰神社
 幕末の教育者であり思想家、吉田松陰をお祀りしている神社です。境内には松下村塾を模した建物もあります。

  

 豪徳寺
 世田谷領主井伊家の江戸の菩提寺です。井伊直弼の墓もあります。また、1000 体以上の招き猫がずらりと並ぶ招福殿もあり、外国人観光客の訪問スポットにもなっています。

 

 九品仏浄真寺
 開山は江戸時代初期の高僧「珂碩上人」で、四代将軍徳川家綱公の治世延宝六年(1678)に奥沢城跡であったこの地を賜り、浄土宗所依の経典「観無量寿経」の説相によって諸堂宇を配置し、九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建されました。

 

◆ 史跡・名所

 野毛大塚古墳
 全長約82mのの帆立貝式の前方後円墳。後円部径約67m、高さ約11m、3段築成で造出しがつく。上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかで最大規模の古墳で、古墳時代中期5世紀初めころ(約1,600年前)に造られた古墳と考えられる。畿内王権と深く結びついた南武蔵地域の大首長墓と考えられ、当時の政治・社会の展開を考える上で重要です。

 御岳山古墳
 全長54メートル、後円部直径40メートル、高さ7メートルの帆立貝式古墳で、葺石・円筒埴輪を備える。上野毛から尾山台にかけて広がる野毛古墳群のなかの1基で、古墳時代中期5世紀中ごろ(約1550年前)につくられた古墳と考えられる。

 等々力渓谷
 大井町線等々力駅近くで、環八が頭上に走る等々力渓谷は、武蔵野台地の南端に位置しており、この台地面を浸食して形成された開析谷です。多摩川に向かう谷沢川の流れに沿って、多くの緑に囲まれた散策路を歩くと都会の喧騒を忘れさせてくれます。

 

◆ 街を知ること
 現在住んでいる世田谷は、子供にとっては生まれ育った街であり、この世田谷の環境一つひとつが、自分のアイデンティティとして形成されていくものであり、それを改めて知る機会を持てたことはとてもよかったと思います。

 そして、その土地の文化や歴史を知るということは、稼プロ第1期卒業生の桐谷さんが企業内マスターコースで、相手先の企業を知る際に、その土地や企業の歴史や文化を学べといっていることと共通するものがあると感じております。

 実務補習や診断士になりたての時に先輩診断士の方より、企業に訪問する際は、できるだけ1時間とか前に企業の近くに行き、その街の様子を見るように言われたことも、少ない時間ながらも、そのような情報を得ることの重要性を説いていたように、改めて感じております。

 最後に本日ご紹介した場所の地図をお知らせいたします。 
 https://goo.gl/maps/jVBQ3nYfJBE9ToAeA

 

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ファシリテーションの技術

2020-03-04 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。19期生の宇野毅です。

2年ほど前に「ファシリテーションの技術」と題したセミナーを受けたことがありました。とても興味深い内容でしたので、今回、皆さんと共有したいと思います。

 

まず、仕事の全時間の中に占める会議の時間はどれくらいだと思いますか?

講師の堀公俊先生によると、業務時間全体の約20%、会議の資料作成も含めると約40%にも上るそうです。

もう一つ、質問です。会社ではなぜ会議をするのでしょうか?(会議がなぜ必要なのでしょうか?)

その理由は、「人は参加しないものに納得しないから」だそうです。

そこで限られた時間の中で、最大限有効でかつ効率的な会議を運営する必要が出てきます。

なお、会議は「コンテンツ×プロセス」に分解されます。コンテンツとは、内容、知識、思いなどで、プロセスは進め方、論点、関わり方などです。

一般的に、会議の参加者はコンテンツしか興味がありません。では、プロセスはというと、重要なのがファシリテーターの役割ですね。ファシリテーションというのは、プロセスにおいてリーダーシップをとることです。コンテンツについては、ファシリテーターはタッチしないことが原則です。

うまく会議をファシリテートするためには、議論する前に以下の3つのことを準備する必要があります。

  1. 会議のゴールを設定すること、ゴールを具体的にイメージすることです。
  2. 会議の手順、議論の優先順位を決めることです。重要な論点に時間を割く必要があります。よく、簡単なものからさっさとやろうという人がいますが、それは間違いです。簡単なものは議論が盛り上がるので時間がかかるからだそうです。
  3. そして、会議のローカルルールを決めることです。例えば、発言しない人は同意とみなすなどです。また、資料作りのルール(事前配布/1-3枚以内)、態度のルール(腕組みしない、壁にもたれかからないなど)なども重要です。

会議の際に、ファシリテーターが意識すべきポイントは、あいまいな内容や発言をきちんと作り直すこと、要するに・・、例えば・・、などであいまいさを排除することです。また、議論や主張の中で何が正しいかではなくて、今は何を話すべきかという論点を追いかけることが求められます。出てきた意見を整理して分類したり、優先順位をつけたりする必要があります。会議で一度にきちんと議論できるのは、一つの論点だけだからです。

なお、「意思決定する人」がファシリテーターをやるべきではないというのも重要なことです。ファシリテーターはコンテンツの中身にタッチしないのですから当然ですよね。

あとは、個人的な信念にはさわらないこと。そのような議論になった場合にはうまく折り合いをつけて収束させることが重要です。

 

今回は「ファシリテーションの技術」というセミナーで書き留めたメモの内容を駆け足で紹介しました。もっと詳しく体系的に知りたい方は、日本ファシリテーション協会のホームページを覗いてみてください。(https://faj.or.jp)

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デマが広がる条件

2020-03-03 12:00:00 | 19期生のブログリレー

稼プロ!スタッフの清水です。
世間は、コロナウイルスの話題で持ちきりですね。
毎週、近所のスーパーへ食材などを買いにいっているのですが、何故かいつもより人が3倍ぐらい多いと思いましたが、あまり気にせずに店内を回ってみてびっくり、色々な棚の商品がガラガラでした。
トイレットペーパーやティッシュ、台所用ペーパーといった紙類、米やインスタント食品、納豆なんかも品薄状態で、「東日本大震災直後かよ」と思いました。
マスクや消毒アルコールといった衛生品が、品薄などは理解できるのですが、なぜトイレットペーパーがと感じましたが、コロナウイルスの影響で中国から原材料が輸入できなくなるといったデマ?がSNS上で拡散されているというニュースが原因と知りました。1970年代に流行ったオイルショックから、何も成長していないんだなと少し、悲しくなりますね。
幸い、家にはトイレットペーパーもティッシュも備蓄に余裕があるので問題ないのですが、本当に必要としている人に行きわたらないのは困りものです。

そこで、デマが広がる条件を調べてみました。。
1.自分の命や財産といった、重要度が高い内容であること
2.はっきりしていないあいまいな情報であること
3.人々の不安が高まっていること
これらの要素が含まれているとデマが発生して広がっていくといったものです。一つ目は、二つ目と三つめは、今回のケースに当てはまっています。
また、今はSNSなんかで情報を入手する機会が多いですが、人は自分に関心がある情報を好んで収集し、フィルターバブルやエコーチェンバー現象により、デマを信じやすくなっているのかもしれません。

とりあえず、早く自体が終息して平穏な日常に戻ってくれればと思います。

簡単な用語の説明
フィルターバブル:利用者にとって興味や関心のあるものを優先的に提示すること(Googleによるパーソナライズ検索やFacebookのニュースフィードなど)
エコーチェンバー現象:閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことよって、特定の信念が増幅または強化されること

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あれから10年も、この先10年も

2020-03-02 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の廣瀬達也です。

先日、とある勉強会の同窓会的集まり参加してきました。2年ぶりの再会です。現在は終了し、思いついたような同窓会的招集がかかるようになっている会。その会は、主催者さんの「自分の『未来年表』を書き、それを意識し、仲間と共有しながら活動したことで、起業、本の出版などいろんな夢が実現した。それを他の人にも経験して欲しい」という思いで発足した勉強会です。初回は奇しくも10年前の私の誕生日でした。

10年前に集められた私たち、初回に「自分の未来年表(50年先くらいまで)」を作成し、その後は、集まるたびに、各メンバーの「夢」とか「計画」あるいは「野望」の現状や更新状況を語る。ということをしていました。「質問はするけど批判はしない(ル―ルはなかったのですがそういう空気になっていました)」というゆるい感じながら、気持ちが上がる心地よい勉強会でした。今は、それぞれしっかり活動されているメンバーが多数です。

2年ぶりに集まった今回は同窓会。「順番に発表」はするものの夢の共有というより「近況報告」の会。開始前、「まさかあれから10年とはねー」など久しぶりに会うメンバー同士の会話は盛り上がっています。私自身は「10年かー」とシミジミ思いながら、渡辺美里の名曲「10yeas(私の好みの渡辺美里の曲は大江千里作曲のものが多いです)」を脳内再生したりしてました。そして、まず招集をかけた主催さんが1番バッターとして発表。

「みなさん10年後をどう考えていますか?」

いきなり来ました。
部屋の空気がザワリ。
「10年先どころかは来年のことも考えないー」という悲鳴のような声も聞こえてきたり…。私自身なんとなく「3年後、5年後」という考えはしていたものの「10年後」はすっかりスコープ外…。

そういえば、10年前は何考えてたっけ?と思い、持参していたのパソコンからdropboxの奥深くに押し込んでいた10年前の自分「未来年表」を開きました。その年表によると、2020年の私は2児の父親のようです。しかし、現実は子供はおろかその前の段階にたどり着けていません(涙)。さらには2020年中には兵庫県の実家のある地域に別荘購入予定らしい。未来がズレている。。。

ただ、時期は年表から少しズレているものの実現できていることも2つありました。
●中小企業診断士に合格すること
●東京を離れて関西に住むこと
です。関西に住むことについては、一時的に実現したものの、今は東京に舞い戻ってきてしまっています。。。それでも、10年前に描いたことがしっかり実現できていた。それは勉強会の成果であり、それは少し明るいことと思うことにしました。

帰宅後は主催者さんがバイブルとしていた本「一冊の手帳で夢は必ずかなう」を書棚の奥から引っ張り出し、「これ読み直して、更新止まっていた自分「未来年表」を最新化しなければ。」。そんな思いに駆られています。

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