東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

医者に学ぶプロ意識 ~仕事の基本姿勢~

2020-06-10 12:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。

近況報告を通じて、最近感じたこと、「安心感・信頼感を生むプロ意識」について以下に綴ってみたいと思います。

トピックス①

5月30日、子猫が家族に加わりました。正確には、階下に住む私の母の家に、やってきました。野良猫が子供を産んで、そのまま飼育放棄された4匹の子猫を拾ってきた方が、飼い主を捜していたので、1匹分けていただいたのです。
 推測するに、2か月前の4月10日ごろ、生まれたようです。まだ、生後2か月の子猫です。我が家にやってきた直後、環境変化による緊張と不安から、体調を崩しました。吐いたり、何もたべなくなったり……。ネットで検索して、高い評価を受けている近所の動物病院へ。獣医さんのおかげで、元気になりました。この獣医さん、「改善がみられないときは、夕方、また、連れてきてください。」「何かあれば、電話をください。」と声をかけてくださいました。この声掛けがあるだけで、家族は、とても安心できました。

トピックス②

私は、平成23年と28年に片眼ずつ白内障の手術をしています。平成23年に手術した方の左目に濁りが生じたため、先日、その濁りを除去するレーザー治療を受けました。その直後、たまたま、そのドクターが紹介されているウェブサイトの記事を見つけました。その中に「患者は家族」というドクターの理念が紹介されています。白内障の手術を振り返ると、手術した日の夕刻、ドクターが自ら患者一人ひとりに電話をかけて、術後の経過伺いをしていましたし、患者には、ドクターの携帯電話が教えられ、何かあれば、いつでも連絡をとれる体制を作ってくださっていました。「患者は家族」という理念を実践されているとあらためて実感した次第です。
 そして、前述のウェブサイトで、ドクターの仕事に対する姿勢に触れることもできました。眼科医は、自分の手の微妙な動きだけで手術をこなしていきます。だから、手紙などはいつも万年筆を使い、車もマニュアル車に乗り、そして健康を維持するために、お酒は飲まず、ゴルフを楽しんで運動もされているとのこと。理念、プロとしての仕事に対する姿勢は、やはり、大きな信頼感に繋がります。

 私も当塾で、常日頃、お客様に安心していただける仕事をするようにと伝えております。これは、この人なら仕事を任せられるという信頼感ともいえます。上述したトピックスで紹介した事例は、たまたま、「医師」という職業ですが、患者との距離感を縮め、すぐに連絡をとれる体制、そして、親身な声掛けを実践されているお姿から、コンサルタントにも通じるものを学ぶことができました。職業は異なっても、お客様に安心していただけることは、初心者であれベテランであれ、仕事の基本姿勢であることを実感した次第です。

 

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ゲーム・チェンジャー

2020-06-09 12:00:00 | 19期生のブログリレー

 こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。

 先日ネット上のニュースで、黒ひげ危機一発のニュースがありました。
 内容はこのゲームのルールの変遷とその背景についてです。
 発売当初のルールは、鎖でつながれた黒ひげがいる樽に、順々にナイフを刺していき、つながれた鎖を切り、脱出させられたら勝ちというものでした。
 しかし、私たちの印象は、黒ひげが飛び出したら負けではないでしょうか。
 そこには、1976年から放送されたクイズドレミファドンで、黒ひげが飛び出したら点数が0点となるというルールだったことにより、黒ひげ危機一発自体のルールも、飛び出したら負けという印象がついたというものです。
 そのような背景で、メーカ側は、当初「飛び出したら勝ち」というルールが、1990年代に「飛び出したら勝ちでも負けでもどちらでもよく、最初に決めてください」と変わり、今では、「飛び出したら負け」というルールに変わっております。

 翻って、ビジネスの世界に目を向けると、従来の差別化要因を無力化し、新しい競争軸に変えていくことをゲーム・チェンジャーといいます。
 ゲーム・チェンジャーの4類型は下記の図のとおりとなります。詳細の解説はこちらを参照ください。


ゲーム・チェンジャーの4類型

(出典:https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3114938030052018000000

 そして、「どうしたらゲーム・チェンジは起こせるのか。」という点について、ホリエモンこと堀江貴文氏は次の記事の中で、「テクノロジーオリエンテッドではいけない。トライアンドエラーを繰り返す中で見えてくる。」と語っています。
 そのポイントとして、不便を解消することがスタートとなり、そのソリューションが受け入れられるかは、常識を崩すために、使い方をイメージできることをあげています。その例として、iPhoneをあげています。過去にAppleはPDAの「Newton」を手掛け、失敗しています。その10数年後、iPhoneを発表しています。この時、「小さなコンピュータ」を「スマートな電話」と言い換え表現したことで、普通の人にもイメージができた。そして、LINEなどのキラーアプリが利用を促進させたと分析しています。

 ただ、このような分析は後講釈であり、同じプロセスをたどったとしても、同じようにゲーム・チェンジを起こすことは出来るとは限らない。そこには、技術トレンドと人々が受け入れる下地が整った今この時というタイミングもあると考えます。そのような流れを読む力、感度を高く、そして、それらを実行する行動力をもつものが実現できるものだと考えます。

 

 

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家計支出の変化から~外出自粛が残したもの~

2020-06-08 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!19期生の宇野毅です。6月1日の日経MJに、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う外出自粛が4月の家計支出にどのような影響を及ぼしたか、についての記事がありました。

記事によると、落ち込みが目立ったのは、外出することが前提となる「コト消費」を中心とした項目だそうです。例えば、飲み会やプレゼント代などの「交際費」は71%の減少となりました。そして、「交通費」(68%減)、「趣味・娯楽」(61%減)なども大幅な減少でした。

時代は「モノ」から「コト」、「コト」から「トキ」へと移り、現代は「トキ消費」や「イミ消費」の時代と言われますが、今回は一瞬で「モノ」の時代、それも「生活必需品消費」の時代に引き戻された感があります。

なお、「モノ消費」を中心とする項目で最大の減少は「衣服・美容」(51%減)でした。衣服は暖冬の影響もあったそうですが、不要不急の外出自粛で身の回りの装いにお金をかける機会が減ったからです。逆に支出を増やしたものは、「食費」が4%増。内訳は、外食が57%減の一方、食料品が39%増加しました。また、「書籍」が66%増、「新聞・雑誌」も32%増だったそうです。一番目立ったのが、家具・家電や住宅・リフォームを含む「特別な支出」で58%増。これは、TVでも取り上げられていたように、自宅で過ごす時間をいかに充実したものにするか、ということに消費者の意識が向かっていたからのようです。

 

自分自身を振り返ってみると、この外出自粛の期間は、仕事は基本的にテレワークで、買い物はAmazonか生協やスーパーの宅配でほぼ済ませていました。もちろん衣服は購入せず、好きな外食にも行きませんでした。また、休日は、はやりの断捨離で家中を片付けたり、5年ぶりに大学時代のクラブの同期でWeb飲みをしたりしていました。今回の外出自粛によって増えたものもあります。食品や飲料などの買い置きのほか、家庭用冷凍庫(食材ストックのため)、フィットネスバイクとヨガマット(自宅での運動不足解消のため)です。まさに、「特別な支出」ですね。約2か月の間、毎朝7時半から仕事を始めて午後4時過ぎには切り上げ、そのあと、筋トレとバイクで汗を流す、意外と規則正しい生活を送っていました。ただ、自宅飲みで酒量は確実に増えました(笑)。この期間は、今まで考えてもいなかった「自宅生活(巣ごもり生活)の楽しみ方」を考えるきっかけとなりました。また、あわせて、医療従事者の皆さんや社会基盤を支えてくれる方々への敬意と感謝をあらためて感じることができました。

 

1日も早く、昨春の稼プロ!OB会後の2次会のような、密な飲み会(!)を楽しむ日々を取り戻したいと願っています。しかし、エコノミストによると、消費が元に戻るには3年ほどかかるとのことで、影響は長期化しそうです。今回の経験や学びを踏まえ、「新しい生活様式」の中、withコロナの時代を“明るく前向きに”過ごしていきたいと思っています。

           

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免疫力をつける”ま・ご・に・わ・や・さ・し・い”

2020-06-07 12:00:01 | 19期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。
前回の4月27日のブログの最後に以下の文章で締めました。
”長期戦ですから、正しい知識で、明るく、賢く対応していきましょう。”
その後実際に何を考え、何をしているのかを簡単にご報告いたします。

1.対応方針
 今回の対応は二つ必要と考えました。
①感染しにくい、させにくいために、3密を避け、消毒をする。
②感染した時のために免疫力を高めるような運動と食事を工夫する。
以下で、具体的な対応方法を説明します。

2.感染しにくい、させにくい行動の具体策
(1)3密を避ける
  人の多いところに行かないために、買い物は平日にし、電車ででかけていたところも、
    できるだけ自転車で出かけるようにしました。電車に乗るときは、従来だと乗り換えに
 便利な車両を選んで混んでいても乗っていましたが、今は空いている車両に乗ります。
  外出時はマスクを必ず着用します。
  事業承継の面談場所は少人数ですが、窓を開け、距離を2mとっています。こんど衝立
 も置きます。(相談の申し込みは5月中旬から増えてきました。)
(2)消毒する
  外出先にアルコールがあれば、入るときと出る時に手を消毒します。トイレでは
 石鹸をつけて手を洗います。帰宅するとすぐに石鹸で手を洗い、持ち物をアルコール
 消毒しています。

3.免疫力を高める行動の具体策
(1)コロナ前より体力をつける
  10年以上前からタニタの体重計で健康年齢をチェックするようになり、ずっと実年齢
 より15歳若いのですが、コロナ前から筋肉量が低下傾向にあったので、体幹トレーニング
 を昨年末から始めていました。しかし、改善速度が遅いので、先月スローステップを追加
 しました。現在筋肉量が45.8キログラムなので、これを年末までに46.5キログラムにしよう
 と考えています。そのために、スクワットを今日から追加します。
  基礎体力や運動神経を維持するために、毎日一万歩(またはサイクリング90分)歩いたり、
 ためしてガッテンで紹介されたくねくねガニガニ体操や超テレビ体操を毎日やっています。
(2)免疫力をつける食事
  鴨志田さんもお持ちの野菜ソムリエの資格を持っている友人に、免疫力のつく食事を
 相談してアドバイスをもらいました。答えはバランスのとれた食事です。具体策を2つ
 教えてくれました。
  ひとつは、「ま・ご・に・わ・や・さ・し・い」です。毎日摂るべき食物の頭文字です。
 少し考えてみてください。3大栄養素だけでなく、ミネラルや食物繊維などいろんな栄養素も
 意識して毎日摂らないといけないようです。
 (答え:右から読んで。もい・けたいし・なかさ・いさや・めかわ・くに・まご・めま)
  もう一つは、厚労省の食事バランスのHPを紹介してくれました。
 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html 
 それぞれの栄養素の摂取量の比率の目安もわかります。

もし、違う方針やアイデアをお持ちの方がいらっしゃったら教えてください。
それではみなさん、コロナ前より免疫力をつけて引き続き頑張りましょう。

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「働かないオジサン」はどのくらい存在するのか

2020-06-06 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の廣瀬達也です。

私は所謂「バブル世代」です。
「あの頃」流行っていたドラマ「東京ラブストーリー」
が、今年リメイクされていますね。フジテレビ系のFODとかAmazonプライムで観ることができます。


先日最終話までが公開され、私自身昨日観終わりました。。オリジナルドラマとの比較はいろいろ議論が分かれそうなので内容は置いておいて…とにかく疲れました。
「面白くない」のではなくて、生々しさとかワガママさ満載の若い人向け(実際のところ今の若い人にどれだけ刺さったのかはわかりません)恋愛ドラマを受け取る体力がなかったからです(そもそも恋愛戦闘力はかなり低い方ですし。。)。

「ごめんなさい。オジサンにはついていけませんよ。。。」

そんな泣き言を心の中でつぶやきながら最終話まで観ました(結局、観たのです。。)

 

さて、その「オジサン」。
最近風向きが悪いです。緊急事態宣言が解除され、

====
●対面でないと仕事したきにならないオジサンたちは、早く通常業務に戻りたがっている。
●在宅テレワークでは仕事した気にならないらしい。
●テレワークだと部下の管理ができないので、元に戻したいのだ。
●WEB会議だと会議した気にならないのだ。無駄な時間省けて効率的なのに。
====

など、オジサンを分析したコラムや記事などが少なくないです。

言いたいことは分かるし、「あー、やっぱりオジサンはそうだよね」とオジサンの私も共感してしまいそう。
ただ、ふと、自分の職場を見ると、実際のところそんなオジサンはあまり見かけません

幹部の人たちはWEB会議でサクサク会議をこなしている。「サクサク過ぎて移動時間がないから疲れる…」という声を聞くことはありますが、「対面会議したい」という声は聞きません。「テレワーク止めて早く元に戻そう」という声も聞きません。
今は「これから、どういうやり方がより良いのかは模索するしかない。意見を聞かせて欲しい」と担当者に意見を求めきている状況です。

 

たまたま私の勤める会社がITベンダーで、以前からテレワークは導入されていたことは影響しているだろうとは思います。ただ、オジサンはネット上で格好の餌食になっている「典型的な反時代の流れ的なオジサン」ばかりではないと思うのです。

「オジサンって困ったもんだね」的な論調のコラムとか記事、特に具体例の説明が少なく、かつ、同意しやすく分かりやすい内容のものはあまりうのみにしないほうがよいのでは? そんなことを感じる、そして、オジサンネタ以外でも、いろいろ注意しないといけないよね読むときは。と感じる最近です。
(くどいようですが)私自身オジサン、なのでオジサンびいきにはなっているかもしれません。スイマセン



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