こんにちは。
19期生、企業内診断士兼週末大学院生の廣瀬達也です。
「噂」の影響力って感じることありますか?
近年では、コロナ禍始まったころのトイレットペーパー品薄関連などは全国的に見られた影響でしたね。
私が診断士受験勉強を開始した頃(10年以上前です)、某受験校のマーケティングかなにかの講義中の講師からの雑談で、「噂」というか「風説の流布」にまつわる話しを聞きました。「噂のその発生源を突き止めることは難しい。ただ、数少ないその発生源が分かっている例がある」ということで紹介されたのが「豊川信用金庫事件」でした。「噂って発生源が特定できるのか。面白いな」と感じて妙に記憶に残っています。この事件は社会学などの事例でも取り上げられるらしいのでご存じの方もいらっしゃると思います。
「豊川信用金庫事件」
私の住んでいる神戸で「噂」が飛び交う事件?が最近発生しました。
JR神戸線の元町駅あたりの高架下はJR西日本の耐震工事のため、高架下店舗の立ち退き・閉店が続いています。その高架下店舗の1つに、丸玉食堂という老舗で人気の台湾料理屋があります(というか「ありました」)。特に人気のあったメニューは優しい味の「ローメン」です。
そのお店について
●6月に入って「6月19日(日)で閉店らしい」というSNS投稿が現れました(私も参加している神戸グルメ情報グループにも現れました)。
●とたんにお客様がお店に殺到。殺到しすぎて品切れになるくらい。
●「お店の人に聞いてみると閉店時期は未定。6/19閉店とは言っていない。ということだった」というSNS投稿が何件か登場
●「6/19閉店はガセ情報じゃないか。そんな投稿ひどい。お店に迷惑だ。」という閉店情報投稿者を攻撃する投稿が登場。
●上記と並行しながら「6/19閉店と聞いたから行ってきました!」という投稿も継続される。
●「神戸ジャーナル」というWebメディアに「丸玉食堂閉店」の記事が掲載。(→「このあいまいな状況で個人ではないメディアがそんな記事掲載するのはまずいのでは?大丈夫なの神戸ジャーナルさん?」と思っていたら6/19前に記事が一旦削除れました。そして、閉店後の現在は再度公開されている…)
●結局お店は6/19で閉店となりました。
最後がお店にとってもファンにとってもバタバタの混乱でちょっと残念な状況だったように見えます。
そんな感じの「噂の影響力」「SNSの影響力」を改めて感じたここ2週間ほどでした。
そして、思えば、私が19期生として「稼プロ」に入塾したもの「噂の影響」と言えるかもしれません。当時「どこかのマスタコースに入ろう」というところまで気持ちを固めていた私は、診断士知人から情報収集をしていました。一長一短と言うかメリットデメリットというかいろいろ噂は聞いたのですが、その中で複数の方の言及内容が一致していたのが「稼プロ」でした。その共通していた噂の内容は「稼プロのメンバーは本当にいい人だぞ」ということでした。
さて、今年度、お邪魔させていただいた19期生の私の投稿もこれが最後です。
21期生のみなさま、ご卒塾おめでとうございます!そして、ブログリレーメンバーのみなさま、おつかれさまでした。
「何か口実があれば上京しよう」と考えている地方在住人の一人なのですが、今回の卒塾式はタイミングが合わず参加がかないません。また、何かの機会で稼プロのお仲間に会えることを楽しみにしております。