群馬県神社巡りその三。
『中之嶽神社』『妙義神社』と参拝をした今回の神社巡り。
最後の神社は『金鑚神社』
実はこちらの神社は群馬県ではなく埼玉県の神社です。(すみません。)
ここの神社は、たまたま知りました。
群馬県の神社を調べている時に埼玉の神社も出てきてこちらの神社を知りました。
なぜ惹かれたかというと、まず名前が良い!!!(笑)
そして写真も拝見しましたが、自然の中にある感じがとても魅力的に感じました。
なので、今回の予定に入れました。
でも問題なのが一つ・・・
これまでの2か所がとてもハードなものだったことです・・・
まだ大人の自分たちは平気ですが、さすがに子供たちはキツイのではないかと。
子供とも話し合い『行くだけ行ってみよう!』ということになりました。
早速向かうとやはり山の中・・・・
うーん。少し心配。
想像よりもハードなものになる予感がビシビシ。
でも駐車場に着くと子供連れの方も結構見かけました。
『これなら、子どもも無理せずいけるかも・・・?』と思い、出発しました。
トイレのある駐車場にとめ、雰囲気のある道(ゆるやかな坂)を進んでいくと重要文化財『多宝塔』が右側にありました。
近くで見たい気持ちがあったのですが、なんせこの先がどんなことになってるかわからないので、今回は遠くから見ました。
このゆるやかな坂も意外ときつく感じました。
午前中の疲れもあるらしく、なかなか足にくる。
でもそんな思いもある中神秘的な雰囲気にとても癒されました。
テクテクと坂を上っていくと・・・・すみません。
正直言うと、あまり道筋を覚えてないんです・・・歩くのに必死で。
そしてこの後待ち受ける試練の記憶が強すぎて・・・
でも、拝殿や社務所や赤い橋があったこと、その先には鳥居があり、赤い橋から眺める鳥居からの空間は別次元に感じたこと。
場面場面は思い出せるのに、道順が・・・すみません。
そして拝殿は、正直華やかさなどは感じられませんでした。
ですが、他の神社よりガラス面が多く中が見やすく、また綺麗にされているのが良くわかりました。
そして外観も厳かな雰囲気で何より自然の中にあることが、とても似合う拝殿でした。
華やかさを感じる煌びやかで繊細な装飾の施されたものも素敵ですが、こちらの神社のように、シンプルな形のものも魅力的だと思いますし、何よりこの神社にはぴったりの佇まいに感じました。
そして、こちらの神社は一個目『中之嶽神社』と同じようにこちらには本殿はなく、拝殿の後ろにそびえる山が御神体となっています。
『岩』の次は『山』・・・一日で色々な神社があるのだなと勉強になりました。
拝殿の左側を進んでいくと、末社がありました。
氷川神社、住吉神社、諏訪神社などがずらりと並んでいます。
その先を進んでいくとマップを見つけました。
なにやら二通の道があり、片方が『あやめ池』もう片方が『鏡岩』に行けるよう・・・・
色々悩んだところ『池が気になるからそっちに行こう』と皆で決めそちらに歩き始めました。
こちらの道は階段ではなく坂になっています。
コンクリートの道ではなく、土の上を歩くんですが、なぜかすごくふかふかしている。
面白い感覚で、とても不思議だったのを覚えています。
しばらく上っていたんですが、終わりが全然見えない・・・・
どれくらいで着くのかもわからず、このまま歩いて行って大丈夫なのか不安になってきた。
どんどんと坂が急になっていく・・・少し平らな部分で立ち止まっていた俺。
後ろからゼイゼイと言い、結構辛いのか下を見ながら歩いている妻と娘。
俺と同じ位置に来て上を見た瞬間『ごめん。私無理~』と半泣き笑いしながら、妻が言ってきました。(笑)
まだまだ続きそうな道をみて絶望した模様です。
うーん。どうするか・・・。
『俺だけ行くことも出来るが・・・。』と思っていると、妻が『ねぇ、もうひとつの道も先が長いのかな?』と言いだしました。
『えっ行けるの?』と聞くと『分からないけど、さっき子供連れの人があっちに登っていったじゃん。もしかしたら近いのかも!』とのこと。
確かに俺たちの少し前を歩いていた家族連れの方は、『鏡岩』の方の道に向かいました。
『とりあえず、戻ってみるか』と決め、分かれ道に戻りました。
よぉく標識を見ると下に300Mと書いてあるのに気づきました。
『300Mならなんとかなるんじゃない?』と妻。
でもこちらの『鏡岩』の道は、階段になっています。
上を見上げても、終わりは見えない・・・・
『とりあえず、行ってみよう』と出発しました。
最初はなんとか進んでいましたが、やはりキツイ。
コンクリートで舗装されているわけでもなく、普通に山登りに来ているかのような感覚になる道。
そんなことを思っていると、石像が両側にあらわれました。
布袋様、カエルなどの石像がありました。
見つけていくのが段々と楽しくなり、子供たちも『カエルいた~!布袋様?いた~!これなに~?』と楽しんでいるようでした。
どんどん元気になっていく子供たち。
どんどん元気がなくなっていく妻。(笑)
それでも、階段の終わりは来ません。
何度か、妻が上を見て終わりが見えない道を見て半泣き笑いを繰り返してました。(笑)
なんとか上っていると・・・・やっと終わりが見えた・・・。
これが『鏡岩かぁー』としばらく眺めてました。
上から眺めることができるスペースがあり、そこで落ち着いてみることができました。
『鏡岩』は、なんか黒っぽくてつるつるしてました(語彙力)
正直に言いましょう。あんまり覚えておりません。・・・すみません。
でもあの時の達成感はなにものにもかえがたいものでした。
久しぶりにこんなに動いた~~~(笑)
さて、鏡岩を見ていたら、ふとまだ先に道があることに気づきました。
細い坂道になっており、どうなっているのか気になり先に行ってみる事にしました。
細い坂道を行くと階段がまた少しあり、そこを上りきるとそこには少し開けた場所がありました。
案内板があり『御岳山 山頂→』とありましたが、今回は断念しました。
もうこれ以上行けば、確実に下りるのが大変だし、もう足が笑っている・・・・
その開けた場所には、石像が多数あったり、社がありました。
その社を参拝し、折り返してきました。
一か所危険?な場所があり、鏡岩上の細い坂道は行きはあまり感じませんでしたが、帰りはすごく急に感じて子供や妻は怖がりながら下りてました。
それでも妻は少し滑って転びそうになりました。(皆さんも行かれる時は気を付けてくださいね。)
それからは順調に下りることができました。
拝殿に着いた時スマホを見ると駐車場に着いた時から1時間半くらいの時間が経ってました。
もうすっかり夕方でしたが、夕暮れにみる拝殿も美しかったです。
こういうのを趣があるというのでしょうか。
今回は写真を撮るのを忘れてしまいました・・・
あんなに大変な思いしたのに・・・
まぁこれも『また、きてね!』と言ってくれているのかもしれませんね!(ポジティブ思考)
今回の神社『金鑚神社』もとても素敵な神社でした。
また行きたいと思っています。
今回は『群馬県編』なので、群馬県の神社をもうひとつ紹介したいと思います。
今回の神社巡りでは行きませんでしたが、以前参拝したことがある神社。
群馬県太田市にある『八坂神社』です。
こちらの神社の特徴は『白蛇』です。
なんと、社務所に白蛇がいます。(もちろん生きています!)
大きさはありませんが、真っ白でとても美しい蛇でした。
こそっと何度か顔を見せてくれて嬉しかったのを覚えています。
そして、今回、社務所に行った時に白蛇抜け殻守り(巳の日だったため)も頂くことができました。
しかも、巳の日限定の御朱印も頂けました。
金色の蛇が描かれていて、またその蛇が少し可愛らしいテイストで良かったです。
あまり御朱印に興味のない娘も御朱印を見て喜んでました。
そして、白蛇様が描かれている金運守りもいただきました。
赤目で可愛らしい白蛇と上から降っているような数枚の小判が描かれており、その構図にもとても惹かれましたし、何より綺麗で購入を決めました。
社務所で対応してくださった女性の方もとても親切に接してくださって、とても気持ちよく参拝することができました。
また神社自体はそこまで大きくないですが、社殿も歴史を感じましたし、それでもどこか親しみも覚えました。
地元にある近所の神社に似ていたからかもしれません。懐かしい感じがしました。
こちらの神社では、永寿様(子授け・安産・子育て)や、縁結神、上野十二社と上毛三山、弁天社(弁財天様の使いは蛇)等、その他にも数社の社がありました。
ちゃんと、ひとつひとつの近くに看板が立っており、どのような社かを確認できるので本当にありがたかったです。
詳しくない者としては本当に勉強にもなりますし、なにより楽しいですよね。
なにもわからず参拝するより、少しでも知ることが出来れば、心を込めて参拝することが出来ますし。
すべてにおいて『工夫されているな』と感じることが多かったです。(上から目線になってますかね。すみません(-_-;))
またこちらの神社にも参拝したいと思っています。
次回はもうひとつ、群馬県で行ったことのある神社『榛名神社』について書きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます