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日本代表のこと・・・325

2016-03-05 00:01:41 | サッカー(日本代表、W杯等)

2 TV生観戦レポです。
 さあ、奇跡を目指す中国戦です。選手入場に福ちゃんの姿がありました。先発ですね。ファンブルはしたが、スーパーセーブが光っていたか。元岡山の横山選手の名前もあります。第1戦と第2戦の複合型という顔ぶれですね。今日は差をつけて勝てそうです。他力本願になりますが、まずは今日勝つこと。今日の試合、ランクで格下の中国に勝てないようでは、五輪で戦う力は無いと思います。正直、今日引き分け以下で、五輪出場の可能性が消えた時点で、佐々木監督の辞任会見が続くのではないかと。そうならないように、絶対に勝たないといけません。とにかくホームなので、ネガティブな要素はありません。2試合でまだ2ゴールです。キックオフ。
   
 日本は韓国戦から3人替えてきました。前半14分にエアポケットのようにバックパスが通ってしまい、相手選手が取ってシュートを決めてしまう。コミュニケーション不足が原因です。まさかの失点。これはまずい。このパターンはまずい。日本痛恨の失点・・・ 0-1。ただ、まだ時間はあるし、相手を考えても心配はしなくていいが、失点のしかたが気になる。なでしこの中で何かあったのか。 
 どうして今の日本はこんなに弱いのか。とにかく今回のチームは失点が多い。とにかく失点癖があるって、どこかのチームみたいだな。これでガチガチに守られたらどうするんだろ。相手の監督はフランス人で、ロンドン五輪でフランス代表を率いていたようで、中国はその間監督が替わっています。そんなチームに勝てなくていいのか。

 印象としては、まるでアルガルペカップの時のような感じ。若い選手を試して、コンディションをきつくして臨んだ試合だったですが、顔ぶれもコンディションもいいはずなのに、どうした? とにかくポゼッションが悪いですね。元々のなでしこの特徴だったパスワークが全然ダメですね。前半のこの時間、ずっと中国にボールを持たれています。おっと、前半25分で日本はシュート0のようです。
 もう少しで前半45分が終わってしまいます。中国戦は余裕持って勝てると思っていたのに今日も意外な展開。ふと、裏番組の世界卓球を観たくなってしまう。昨日のドイツ戦は感動しました。ベンチの佐々木監督はボーっとしています。ありゃ、前半終了でした。まずい・・・
   
 澤さんは「できていない事が多い。意思統一ができていない」と言っています。川村選手に替えて岩淵真奈ちゃん投入。後半スタート。フォーメーションは変えずに、宮間主将がボランチに下がっています。後半の日本は積極的に前へ前へと攻めています。横山選手の前半からの運動量は相当なものがあります。あちゃー 後半13分に中央遠目からロングシュートを打たれ、選手に少し当たって入ってしまう。日本痛恨の失点・・・ 0-2。こんななでしこを誰が予想したでしょうか。日本女子サッカーがボロボロと崩れていくような気持ちになりました。
 やべっちFCでここで負けたら、日本の女子サッカーは終わってしまうから、日本女子サッカーを背負って戦うと言ってましたが、今日の試合っぷりは何なのだ。何か内部であったのか。佐々木監督はもうすでに限界なのかと。過去に一度2点差をひっくり返して勝った試合があったと思いますが、今日もそうなってほしい。

 流れるようなカットインからの横山選手が決めました。日本ゴォール!!! 横山ゴール!★ 1-2。日本は押せ押せになってきました。ここで中島に替わって川澄ちゃん投入。この勢いのまま前へ行くしかないです。今がチャンス。日本はサイドから崩していこうとしています。佐々木監督の後任は澤さんがベストですが、たぶんすぐにはなれないから、まずは代表スタッフ入りしてコーチから始めて欲しいですね。そして、いつかは監督に。そういうイメージです。
 さあ時間が無くなってきました。まだ負けています。今の日本であと15分で2点取れるのか。日本はカウンター攻撃によるパワープレーになっています。時間がありません。まずい・・・ なでしこジャパンは余り世代交代ができなかったのが遠因かもしれません。思うに、ドイツW杯の栄光をずっと引きずってしまい、監督も同じ佐々木監督でやってきたために、チームが適度の脱皮ができなかったのでしょう。栄光もありましたが、この試合で、佐々木監督就任前の状態に戻ってしまいました。果たして、佐々木監督のような人材が今後出てくるのでしょうか。
   
 この結果の後に、日本の女子サッカーの中に逆風が吹き始めます。前の逆風の時も廃部が相次ぎました。ここで鮫島選手に替わって高瀬選手投入。あと5分になってきました。これで終わってしまうのか、日本女子サッカーは冬の時代を迎えるのか。ランキングもかなり下だしと、甘く見て臨んでいたのではないでしょうか。今大会のオーストラリアがかつての日本の姿でした。ずっと女子の普及を進めていた日本協会もがっくりしている事でしょう。
 これは「大阪の悲劇」ではないでしょうか。かつてのドーハの悲劇に匹敵するサッカーの歴史に残る出来事ではないでしょうか。ちょっと勇み足の発言で終始してしまいましたが、事実上の終戦だと思います。フランスW杯から、こういう体験は長い間こういう体験は無かったです。古い話ですが、ドーハの悲劇だった1994年のアジア予選を思い出しました。こんな空気でしたよ。本当に久しぶりです、こういう感情。

コメント (2)
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