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日本代表のこと・・・329

2016-03-21 00:01:37 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 なでしこジャパン低迷の検証シリーズ第2弾です。集めた情報ですが、大体落ち着いたようです。佐々木監督は昨日正式に退任会見を行い、新しいなでしこジャパンへ向けて進み始めました。でも今回の惨敗はやはりリスペクトすべきですね。手元にいくつかある情報を順番に抜粋して紹介していきます。ちょっと長いですが、当ブログ的にはまとめられたと思っています。まずは、宮間選手の名前があったショッキングなタイトルの日刊スポーツの記事です。
   
【日刊スポーツ:凋落なでしこ】
なでしこ澤引退で分裂敗退 宮間と若手に溝
 昨年末の澤選手引退ニュースの時期に今回の敗退の予兆。佐々木監督は「誤算。リオに連れていくつもりだった」とコメントし、「ポスト澤」として昨年のW杯カナダ大会でブレークした宇津木選手は体調不良で選外。川村選手も中国戦で敗戦につながる痛恨のバックパスミス。プレー以上に大きかったのは、精神的支柱が抜けた穴。澤は、主将の宮間と若手選手の間を埋められる無二の存在。宮間選手は気が強く、自分にも他人にも妥協しないタイプで、「厳しすぎ。みんな萎縮しちゃって、何も宮間さんには言えない」と若手選手のコメント。宮間からは「甘すぎる」という見方になり、溝は深かったと。
 両者の潤滑油として働いていたのが澤選手を失ってから初めての大会で、大儀見選手などとも選手間のバランスは崩壊し、頂点からの、必然の瓦解。露呈した深刻な「澤ロス」という極めて難しい宿題が浮上。
無謀ぶっつけ策に新戦力の良さ消す常連組
 初戦オーストラリア戦で、日本は面食らう。予想に反して、オーストラリアが蹴ってこない。「高さと屈強な体を生かし、ロングボールとクロスを放り込んでくる」と佐々木監督は分析し、直前合宿で対策に時間を割いて練習。しかし、オーストラリアは前線からの激しいプレスと細かいパスワークを展開。ボランチの宮間選手は「映像で見たものと全く別のサッカー」と戸惑い、ボールの奪いどころとして狙われる。合宿での練習と違う、無謀なロングボールの攻撃で競り負け、戦術のブレに選手達は混乱。昨年のW杯カナダ大会の頃から、今までと違う戦術を試すようになり、「何をしたいのか分からない」と選手は理解に苦しむ状態。
 佐々木監督が愛着を示してきた4-4-2システムは研究し尽くされ、今予選で破たん。韓国戦で、ぶっつけ本番で宮間選手をトップ下に上げる4-2-3-1に変えたが、5バックへの変更を進めていた最中に失点。中国戦もロングボールに固執して自滅。「つないだ方がいい」とパスを回し始める選手も出るなど、中途半端な準備が現場で混乱。
 '11年W杯の優勝組には、自分たちのサッカーに強い自負があり、足元の技術が高い若手が来ても、常連組は、あえて特長を消すように長いパスを出し、走らせ続けたことがあり、その若手は「ボールがもらえない」と悲観し、確立されたスタイルは硬直化。
協会が招いた“冬”監督に甘え続けた8年
 ロンドン五輪後の佐々木監督は、日本協会との契約が満了したが、長期政権を懸念した協会が体制刷新を図ったものの、後任も決められない事態。後任を調整したがいずれも破談し、続投の意思がなかった佐々木に、慌てて続投を要請。再契約したが、一時期の求心力はない。選手だけでなく、なでしこリーグとの溝も徐々に拡大。なでしこリーグのクラブとのコミュニケーション力は明らかに低下。
 それでも佐々木と心中するしかない協会は、違った形のサポートとして最終予選の自国開催を実現したが、裏目に作用。逆に大きなプレッシャーと化し、初戦から極度の緊張感が支配。
 土壌の問題。佐々木監督の就任から予選前までの計120試合のうち101戦が海外で、国内は19戦だった事がその象徴。「行けて当たり前の空気と極度のホームの重圧と期待につぶされた格好であり、注目度が段違いの東京五輪への課題。過去の功績は色あせないが、世代交代で後れを取っており、冬の時代が到来すると一般的に予想され、再スタートのベースの維持と再建の保証はないと締めくくっています。
   
 これらの記事を読むと、まるで宮間選手が戦犯のようにも思えますが、実際は一人で重圧を背負いこんだ立場です。代表引退を表明せず、「代表というのはそういう事を口にできる存在ではない」と口にしていますが、主将かどうかは別に新しいなでしこに選ばれるのではないでしょうか。
 こういう記事もありました。「メディアが書かない本当の戦犯」という日刊サイゾーの記事です。岡山県民としては面白くない内容の記事ですが、一つのマスコミの論調として抜粋して紹介。

【メディアが書かない本当の戦犯とは】
 ポイントは2つ。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。その状況を宮間主将が打開しようとして狙うが、ミスが増えてリズムを作れないまま敗戦。2つ目が韓国戦。上尾野辺選手が中盤の底でリズムを作り、横山選手の動きが良かったが、どこか宮間主将の調子が上がらず。セットプレーが機能しないまま、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れして勝ちきれず。
 メディアは名前を挙げないが、宮間主将のパフォーマンスが悪かったのは間違いなく、中盤のオフェンシブのポジションで使った佐々木監督にも問題。あのポジションでは、キレが必要になり、宮間選手をボランチの位置に下げるか、途中で交代する手もあった。宮間選手を固定する一方で、連携が必要になるボランチやサイドバックを固定できなかったために、2戦目で良かった川村選手が3戦目ではまったく機能せず。ベテラン選手のコンディションが上がってこなかった事は、短期決戦での命取り。
 実際に、4戦目のベトナム戦では宮間を外し、フレッシュな選手が躍動して大勝。相手がベトナムはオーストラリア以外にはいいスコアで健闘しているチーム。
日本のメディアは、アンタッチャブルを作ってしまいがち。今回の結果が教えてくれたのは、たとえ功労者であろうと、批判する時は批判するべきという事。メディアやファンがしっかりと批評しなければ、日本代表は強くならない。予選敗退が決定してしまった今、厳しい批評を行うこともひとつの愛ではないか。チームのマンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったのでは。
日刊サイゾー該当記事:http://www.cyzo.com/2016/03/post_26950_entry.html

 悔しい内容ですが、確かに宮間主将が輝いていないなという印象があったのも事実。過去にも宮間選手のコンディションが今イチと言われた大会があった覚えがあります。そこでふと脳裏をよぎるのが、所属している湯郷ベルの最近の不調。今回のなでしこの不調とイメージがかぶる時があります。簡単には言えませんが深い部分だと思います。日経新聞ではまた別の側面からの分析が載っています。「決定力不足解消できず」という記事と、「盛者必衰のサイクル」と書かれた記事。以下、抜粋して続けて紹介。

【決定力不足解消できず】
 なでしこは細かな約束事が多い。相手を2人、3人がかりで追い込む守備の動き方やポジショニング。ベテラン組なら自動的に機能できるが、若手に交代するとフィットするまで時間と手間がかかる。「攻守にアクション」を標榜する佐々木監督の戦術はハードワークをこなすスタミナが必須。その点でも組織に活力を注入する若手が欲しかったが、若手の抜擢は余りなくチームの老いが進行。
 守備からリズムを作る「全員守備」のチームで「全員攻撃」は未完のプロジェクト。1人で攻め破れるスペシャリストを女子サッカー界がこの4年間で育成できなかった事が根深いかだい。パワーとスピードで劣る条件で得点を得るという課題は、佐々木監督の言う「深さ」ではないかと締めくくっています。
【盛者必衰は偉大なチームの宿命】
 世界大会の決勝に3回連続で出るような代表チームが高齢化していくのは、勝てば勝つほど栄光の戦士は温存されるのだから、ある意味で自然なこと。ベテランを温存しても勝てず、無理に若返らせても勝てないという盛者必衰のサイクルになでしこも入っていたのではないか。偉大なチャンピオンチームは偉大な選手とともに語られ、なでしこジャパンは澤がそれに相当。そんな存在が去れば、穴は簡単に埋まるものではなく、むしろ大きな反動に襲われて立て直しに何倍も苦労するのが普通。栄光を極めたメンバーにトウがたち、チームの耐用年数が尽きたことは分かっていても大きな敗北を喫するまで、監督を変え、選手を変え、チームを変えることはできない。それは偉大な代表チームの宿命。
 日本の女子選手の身体能力を考えると、守備ラインを低く構えたカウンターサッカーで「守る人」「攻める人」をくっきり色分けするような戦いを志向しても限界があるのでは。1人より2人、2人よりグループ、グループよりチームで。共同作業が得意な持ち味を生かす、11人全員が攻守に参画するスタイルをさらに発展させていくしかないと思うと締めくくっています。

 ここでは、どの選手がどうのという論調ではなく、チームそのものについて論じられています。「盛者必衰」とは歴史マニア的には平家物語に出てくる言葉で、その平家は滅んじゃいました。なでしこは滅んではいけません。フェニックスとなって、また頂に到達しなければいけません。
 そして、追ってきた存在が追い越したら、今度は追われるのは当たり前という読売新聞の論調と、意外な舞台裏があり、本当の戦犯論について語っている東スポWEB。本当にいろいろと情報が出てくるものです、以下抜粋して順番に紹介。

【読売新聞】
 アジアのレベルは向上し、今や世界のトップクラスと言われるように他国の強さが向上。昨年までと打って変わって、ベトナム以外すべての国がプレスをかけられてもDFからポゼッションを維持できるチームに変貌。ボールを奪取しても相手ゴールまでは遠く、フィジカルの強い相手に中盤でボールロスト。今までの日本を逆にやられている感覚。フィジカルで勝るチームが技術と戦術で追いついてきたらという恐れが今回現実化。
【東スポWEB:選手選考に外圧】
〔なでしこ崩壊の舞台裏〕
 '11年ドイツ女子W杯の優勝で、1試合100万円に設定されていたテレビ放映権料が一気に数十倍に高騰し、なでしこバブルが発生。高額の放映権料を支払うテレビ局は金額に見合った視聴率を稼ぐため、チーム側に少しでも話題になることを要求。更には代理店などとともに、選手選考についても要望。'12年のヤングなでしこでブレイクした田中陽子選手を、翌年のアルガルベ杯で抜てきしたのも、代理店等の要請があったと言われており、'14年アジア大会の選手選考でも同じような外圧があり、佐々木監督は親しい関係者に「自分の思う通りにできない」とコメントしたとか。
 女子サッカー人気が高まる中で、日本協会の収入も急増し、過去の赤字の削減や、育成世代代表の強化費増の恩恵もあった一方で、噴出した様々な弊害。これらが絡まり合い、なでしこジャパンを崩壊へと向かわせたも言えると締めくくっています。
東スポWEB該当ページ:http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/516401/

 選手選考に外圧というのは穏やかな話ではありませんね。実は日本代表チームでも時々耳にする話です。過去の話でどこまで本当なのか不明ですが、本田選手がどうのと言っていました。ここではカリスマ性のある外国人と、日本協会に近い日本人監督の差異かもしれません。まあ、結果が出ていない時は大体そういう選手構成なのかもしれません。スポンサーは金は出しても口は出さないという文言を契約に加えるべきかも。
 佐々木監督お疲れ様でした。当ブログで時々口にする、某黄色いチームのネル監督の第二次政権構想(あくまで個人的妄想です)のように、佐々木監督もいつか第二次政権もあるかもしれません。まだまだ全然お若いし、その可能性はあります。ただ、進化しなければならないという前提では、絶えず新しい指揮官の元、チームは成長すべきであり、もう一度佐々木監督が登場する事は望ましい事ではないかもしれませんが、結果を考えたら今後もどうしても名前が出てくる事でしょう。これでなでしこジャパンの総括ネタは終了しますが、新しいチームとして蘇生する事を期待しています。

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観客のためのスタジアム28

2016-03-20 00:01:32 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 これは相当長引きそうだし、根が深く引きずりそうな話になってきました。J's GOALを観ていたら、J1広島で「当社サッカースタジアム建設プランにかかる関係者との協議状況について」という記事がありました。一昨年だったか、こやのん社長さんが市長選で敗れ、行政サイドの世論は旧市民球場跡地から、みなと公園に移って、しんどい事になったなぁ、隣県だから岡山も専スタ論議は随分後退しただろうなと思っていました。今回、広島さんが新しい切り口で専スタ論を提起されています。まずは今回の内容を見てみましょう。以下、抜粋して紹介。
   
 ㈱サンフレッチェ広島(運営会社)は3月3日、将来的にJ1広島のホームグラウンドとしても活用する事を視野に、旧広島市民球場跡地を建設候補地とする「Hiroshima Peace Memorial Stadium」(仮)建設プランを発表。その後、当プランに対して、県知事と市長から、広島県・広島市・広島商工会議所で進めるサッカースタジアム建設に関する検証作業に関して「(運営会社の)誤解がある」、あるいは「(検証作業は)J1広島の意見を十分踏まえたもの」といった発言があり、こうした発言は、昨年初に終了した官民サッカースタジアム検討協議会(以下「協議会」)における議論の枠組みを踏襲されたものだが、運営会社が当プランを検討することとしたのは、協議会における議論が、サッカースタジアムの利用者の視点を欠いた、公正・公平とはいえないものだったという認識が背景。
 例えば、一部委員から「サッカースタジアムを新設したとしても、平均観客動員数が2万人を超える事が見込めない中、3万人収容のスタジアムを作ると、広島県と広島市の財政負担増につながる」との懸念が表明されたが、協議会の最終報告書には記載されず。また、サッカースタジアムの建設に必要な資金の調達に関して、運営会社から募金やふるさと納税やクラウドファンディングの活用といった可能性に言及したが、これも最終報告書には記載されず。
 こうした背景のもと、運営会社は新たにクラブの監督や選手または全国から寄せられたサポーターからの意見も踏まえながら検討を進め、行政からの補助金に頼ることなく、民間の力でスタジアムを作る本プランを策定。当プランにつきましては特設ホームページに掲載しており、3月3日以降、多くの県民、市民、ファン・サポーターを始め、Jリーグや他のJ1広島スポンサー企業からも多くの賛同を獲得。また、この間、運営会社にも県・市・広島商工会議所との協議の状況についての問い合わせが数多く到着。

3月  3日(木) 当プランを発表。
3月  8日(火) サッカースタジアム実務者検証作業部会より、当プランに関する質問および協議会最終報告書に対する運営会社の見解を求める書面を受領。
3月10日(木) 運営会社は作業部会宛に、今後のサッカースタジアム建設に向けた議論と作業の具体的な進め方と、運営会社の見解を求める書面に対する回答を提出した場合、それが県・市・広島商工会議所の判断にどのように活かされるのかについて確認を求める書簡を提出。
3月15日(火) サッカースタジアム建設推進にあたって各関係者の声を代弁すべき責任ある立場である、県知事・市長・商工会議所会頭と運営会社会長との四者会談の開催を要請。
3月16日(水) 3月10日の書簡に対する回答書が県知事、市長、商工会議所会頭名で届いたが、これまでの協議会における検討経緯の正当性が記載されたものでしかなく、当社が確認を依頼した内容に答えるものではなく、協議会での検討の枠組みを前提とした運営会社との現場レベルでの折衝を要請。

 これらの経緯を経て、運営会社は現在、県・市・商工会議所は、今月中にスタジアムの建設候補地に関する結論を出すという姿勢にとられるばかりで、スタジアム利用者の視点も考慮したサッカースタジアムの在り方について議論を深めて欲しいという当プランにかかる運営会社の真意を理解しているとは到底思えず、県・市・商工会議所が呼びかけている運営会社を含めた実務者協議を行う意味はないものと認識。
 他方で、運営会社はサッカースタジアム建設にかかる関係者すべてに対する説明責任を果たしていくには、四者会談の開催こそが望ましいとの考えは変わってなく、引き続き、四者会談の早急な実現に向けて推進。四者会談が実現した場合、県・市・商工会議所がサッカースタジアムの建設候補地として広島みなと公園が優位と考えているならば、運営会社は旧広島市民球場跡地ではサッカースタジアムを建設するにふさわしくないという考えの具体的な理由も聞きたいと認識。なお、運営会社は3月8日の書簡で協議会最終報告書に対する運営会社の見解を求められた部分については、3月16日付けで県知事、市長、商工会議所会頭宛に回答書を送付。
J1広島公式HP該当ページ:http://www.sanfrecce.co.jp/news/release/?n=9312
J1広島公式HP特設ページ:http://www.sanfrecce.co.jp/peace_stadium/

 うーむ、特設HPは素晴らしい内容でも、これらの内容を読む限り、まだまだ道は険しそうです。まだ、県や市とひざを詰めて対話が余りできていないようですね。行政にはみなと公園スタジアムに造る場合は、4キロ先の駐車場から船で輸送するっていう考えがあるそうです。これもスゴい考え方だなと。個人的には旧市民球場跡地に、ガンバさん方式で募金によるスタジアムを建設するという構想は誠に素晴らしいと思いますが、建物と同時に土地はどうなるという懸念があります。なので、まだまだ簡単には前に進まないのではないかと思います。
J1広島関連⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160110
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151126
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150823
  〃     ⑫:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150219
  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141220
  〃      ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140710
  〃      ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140125
  〃      ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130921
  〃      ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130129
  〃      ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20111023
  〃      ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090412
  〃      ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070805
  〃      ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070314
  〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060222
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060205

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南から攻め上がる鹿児島ユナイテッド1

2016-03-19 00:01:23 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 最近、当ブログ的に少し注目しているのが、今シーズンからJ3に参戦する鹿児島ユナイテッドというチームです。先日、木村社長も出演していたFOOT×BRAINですが、鹿児島さんの社長の方が主役で、木村社長は脇役でした。まだ、J3クラブですが、番組の内容では未来を感じました。まずはそのFOOT×BRAINに内容です。以下、抜粋して紹介。
   
 前園選手、遠藤(保)選手、大迫選手など多くのJリーガーを排出しながらなぜかJの舞台と無縁だった鹿児島。徳重社長はクラブ経営に携わって5年。過去の経歴は、2003年~2008年で監査法人デロイト トゥシュ トーマツに勤務。2010年に地元鹿児島にプロクラブを作りたいという思いから、FC KAGOSHIMAを設立。すでにヴォルカ鹿児島というクラブがあったが、徳重社長が目指したのは「二つのクラブがあ一つになれば鹿児島を代表するクラブになれる」というキャッチフレーの元でのクラブ統合。そして、2013年に鹿児島ユナイテッド誕生。キャッチフレーズは「鹿児島をスポーツで元気にしたい」。設立当初は2人だったフロントスタッフも今は総勢23名。
【U-23シーズンシートパス】
 23歳以下であれば年間千円でホーム15試合観戦できるパス。
スポーツはお金がかかるというのは特に地方ではタブー視される。それをどう理解してもらうかがフロントの役割。クラブとしては平均観客動員数5,000人が目標。
【鹿児島のスタジアムグルメ】
 黒豚や和牛など特産品のメニューをそろえ、地元鹿児島のPRにも貢献。
【地元へのこだわり】
 戦力強化でも、選手は29人中15人が鹿児島出身かゆかりのある選手という事で、半数以上が地元出身。サッカーどころ鹿児島ならでは取組。まさに地元愛。このゆるぎない気持ちが「鹿児島主義」というアイデンティティ。J1に昇格しても鹿児島にこだわって優勝した方が面白いと思う。
   
 いいですね。山雅さんにどことなしに似ている気がします。地元PRのために特産品メニューをそろえているのがいいですね。相手にちなんだメニューが主役という価値観と正反対で共感(というかそれがスタンダードだと個人的には思います)を覚えます。地元色が満載なのがいいですね。語る会で誰かが口にしていて、どこのカテゴリのどこの事だったか忘れましたが、「県外の興業会社が地元のふりをして営業しているみたい」とは対照的な印象です。そういういい部分をずっと大事にして欲しいですね。
 そして、先日J's GOALを観ていたら、「第1回 ミニタウンミーティング実施のお知らせ」というタイトルの記事がありました。ミニタウンミーティングいいじゃないですか。当ブログの「Jクラブの付加価値」で最近、「ホームタウンミーティング(フォーラム)の開催」という項目を追加していますが、まさにホームタウンミーティングではないかと。ちなみに当ブログで発案した「ホームタウンミーティング」という言葉ですが、bjリーグで少し見かけただけで、サッカー界ではまだありません。もし、今後どこかが使用してきたら、それはパクリです!(笑) その鹿児島さんの記事を抜粋して紹介。

 J3鹿児島は今シーズンより「徳重剛代表を中心とした職員と、県民やサポーターの皆様が直接意見を交換する場」としてミニタウンミーティングを定期的に開催。鹿児島で初めてのプロサッカークラブとして、どのようにすればホームゲームをもっと盛り上げ、さらに鹿児島を元気にすることに役立てるのかというテーマでクラブ職員と鹿児島の人たちが話し合い、アイデアを出し合う場と設定。
 3月23日(水)開催の第1回ミニタウンミーティングを皮切りに、月に1回程度、鹿児島県内各地を回り、地域の人との対話の場を作る予定。なお、県民との対話を価値あるものとするため、県内各地で対話を通したまちづくりを実践してきた一般社団法人 鹿児島天文館総合研究所Ten-Labと、「コミュニティ・サポート協定」を締結。「鹿児島ユナイテッドFCの試合を観たことがない」「サッカーのことはよく分からない」という参加者も大歓迎。

日 時 : 3月23日(水)19:00~20:30
場 所 : ソーホーかごしま (鹿児島市役所みなと大通り別館)
参加者: 徳重代表、登尾GM
定 員 : 20人

 このミニタウンミーティングは県内各地を回り、地域の人と田和するするそうで、まちづくり専門の団体と連携するそうですが、徹底しているところがいいですね。その1つ1つの対話が貴重な財産となり、100年続く財産になっていくでしょう。そいいう地域に根を張る活動を行えば、例え大風が吹いてもびくともしないでしょう。鹿児島さん、これからも注目していきたいです。川崎さんと提携している奈良さんも参考にして欲しいですね。徳重社長、このブログ観てないかな。

J3鹿児島公式HP該当ページ:http://www.kufc.co.jp/information/5407/

 

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欧州リーグの事情10

2016-03-18 00:27:31 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 事例紹介コラムです。
 ここ最近のスポーツニュースで、プレミアリーグの岡崎選手がよく取り上げられます。何でも所属するレスターが、ジャイアントキリングのまま、奇跡の優勝を遂げそうだとか。本当にそんなチームがプレミアリーグで優勝したら快挙だし、今までは金満クラブしか優勝争いできないというイメージが覆りますね。そんな中で、レスターに関して何か情報は無いかと探していたら、AFPBBニュースに「プレミア制覇に近づくレスター、快進撃の影に仏教パワー?」という面白そうな記事がありました。以下、抜粋して紹介。
       
 プレミアリーグで、当初は伏兵とみられていたレスター・シティが快進撃を続けていることについて、専門家の多くは、成功の秘訣が一体何なのか不明だが、あるタイ人の僧侶によれば、少なくとも理由の一つは仏教でいうところの「業(カルマ)」だとか。
 この3年間、6人の僧侶を従えて定期的にレスターの試合に足を運び、ピッチで経を唱えたり、選手に縁起物を渡したりしているそうで、お守りを選手の首にかけたり、レスターのクラブエンブレムの周りに神聖な絵柄が散りばめられれているバナーを渡したりしているとか。
 世界屈指の人気を誇るプレミアリーグで首位を走るレスターは、タイ人実業家の氏がオーナーを務めており、ユニホームの胸には氏の企業名を表示。
 '10年にヴィチャイ氏がチームを買収してから、最初の数年こそ低迷したものの、プレミア昇格を果たし、今や首位を快走しているレスターは、冷静なクラブ運営に加え、選手や監督の人事も的確だと、球団幹部に称賛の声が寄せられているそうです。ヴィチャイ氏は敬虔な仏教徒で、カルマを強く信じており、クラブと選手に吉兆と幸運をもたらすために僧侶を連れていくとしています。
【本拠地にも僧侶の姿】
 仏教文化において縁起物は身近なもので、幸運をもたらすとされるものがあちらこちらに飾られ、人々の胸や車のバックミラーにぶらさがっている事が多いという事で、こうした仏教の慣習について、当初はレスターの選手も違和感を覚えたかもしれないが、現在では、濃い黄色の法衣をまといキング・パワー・スタジアムの通路を静かに歩く僧侶の姿にも慣れた様子。選手達は僧侶の姿を見て喜んで歓迎し、儀式にもきちんと参加するとか。
 現在2位のトッテナムに勝ち点5差をつけるレスターが、残り8試合を逃げ切り、タイトルを獲得できるかに注目が集まっているが、取材した僧侶は、選手が仏教パワーを味方にしながら、「スタミナと強い精神力でプレーし、懸命に戦い続けている。絶対に1番になるでしょう」と断言。
AFPBBニュース該当記事:http://www.afpbb.com/articles/-/3080419
   
 面白いコラムでしたね。プレミア快進撃のレスターは実は仏教パワーに支えられていたという話。よくスター選手が実は変な新興宗教に蝕まれていたというニュースを過去に観た事がありますが、コラムを読む限り敬虔な仏教徒のサポートを受けているようです。といってもそれだけではないでしょうが。
 レスターの先発陣の移籍金総額を掲載されたようですが、意外にも岡崎選手の700万ポンド(約11億3千万円)が最高額で、総額2200万ポンドだそうです。それに対して、マンチェスターCの先発陣の総額はなんと2億3000万ポンド。その金額はレスターの10倍。
 今日、ハリルジャパンの選手発表があり、岡崎選手が順当に選出されていますが、レスターの勢いを受けて、大暴れして欲しいですね。レスターの優勝の可能性が強いそうです。日本でいえば、予算規模でJ2で15位以下のレベルのチームがJ1で首位を走っている状態。これからもっともっと露出が高まっていくことでしょう。
レスターシティ公式HP:http://www.lcfc.com/

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地域に溶け込む川崎フロンターレ63

2016-03-17 00:01:42 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 当ブログでとにかくよく紹介するJクラブの筆頭が川崎さんです。とにかく水のように素晴らしい先進事例が流れてきます。その中の一つが、当ブログの「Jクラブの付加価値」の一つである「サポートショップ(協賛店)制度」です。地域貢献活動を行う契約(皆さんの地元クラブは結んでいますか?)を当初から交わし、その活動の一貫でサポショ(川崎さんのサポートショップのニックネーム)に選手がよく顔を出しました。一番凄い事例が、シーズン前の必勝祈願の帰りに、全選手で手分けしてサポショに挨拶周りに行く事。これはよそのクラブは真似できないでしょう。できない事をやるから川崎さんの評価は高いのでしょう。
 以前から「フロンターレ日記」(毎日更新されるフロントブログ)で「サポショ訪問記」がありますが、この時期にまとめて登場しました。フロン太君やワルン太君がお店を訪問して1店1店紹介する企画です。今年観ていて、その活動内容が進化している事に気づきました。今までは単なるお店PRでしたが、今回は必ずマスコットがPR文に絡むのです。いくつかピックアップして紹介してみましょう。
    

・不動産店: 「ふろん太も物件探しの相談をしていましたよ!」
・自転車店: 「ふろん太もフロンターレカラーのロードバイクを見つけ試乗しようとしていましたよ!」
・ラーメン店: 「ふろん太もエプロンを巻いて、しっかりとお手伝いをさせていただきました」
・整骨院:  「事務所から近いということもあり、もしかしたら昼休み中に、ふろん太が来院しているかも!?」
・スポーツバー: 「ふろん太もボルダリング体験や、カウンターの中に入りお手伝いさせていただきました! 」
・リフォーム店: 「ふろん太もお気に入りの住まいがあったのか、商談をしていましたよ!(笑) 」
・ラーメン店: 「麻生グラウンドから近いということもあり、選手が食べにくるという話を聞きました。もしかしたら選手に会えるかも!? 」
   
 
 J1川崎の説明にはこうあります。サポートショップとは、地域各店舗から年会費をいただき、クラブ応援店舗に加盟してもらうもの。要はお店版のファンクラブみたいなもの。サポートショップは現在756店舗(2015年8月現在)となり、Jクラブでもトップクラスの数字。フロントスタッフがふろん太と一緒にサポートショップ検索サイト「フロンターレシティ」にて紹介している、おすすめ店舗を訪問。紹介ページだけでなく、ファン・サポーターがサポートショップを利用した際に「サポートショップ現地情報」ページでツイートも実施しています。
 サポートショップについては、こちらの記事で全クラブ調査をしています。読者のみなさんの地元クラブはどうでしょうか。昔どこのカテゴリのどこかは忘れましたが、サポートショップ制度を導入しない理由が、「チームで儲けるのはどうか」という価値観があるためという情報を見かけた事があります。もし今も変わらずそういう価値観だったら、そこの地元ファン・サポーターは可哀そうですね。その点、川崎のファン・サポーターは幸せでしょう。いつも口にする言葉ですが、商店や商店街は支援の第4極(他は市民・行政・企業)。商店はクラブの情報発信基地の役割を担ってくれます。昔、「アウトソーシングできない人達」という表現がありましたが、川崎さんはとにかく地域との強い信頼関係を構築できていますね。川崎さんは100年どころか200年続くクラブだと思います。まだまだ紹介したい事例が続々と出ていますが、またの機会に。
J1川崎「フロンターレ日記」サポショ訪問記⑤:http://www.frontale.co.jp/diary/2016/0222.html
       〃                   ④:http://www.frontale.co.jp/diary/2016/0215.html
       〃                   ③:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/1216.html
       〃                   ②:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/1012.html
       〃                   ①:http://www.frontale.co.jp/diary/2015/0806.html
J1川崎関連:6160595857565554535251504948474645444342414039383736353433323130292827262524232221 

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日本代表のこと・・・328

2016-03-16 00:37:39 | サッカー(日本代表、W杯等)

 事例紹介コラムです。
 お待たせしました。今回のなでしこジャパンの検証について、いろいろと情報を集めていましたが、そろそろ出していこうと思います。たくさん情報があるので1回で終わりません。ネット情報を見たら、複数回シリーズのコラムになっているパターンが多いので、情報の違いに注目しながら、順番に出していき、最後に当ブログとしての見解を出したいと思います。まずは地元の山陽新聞の「折れたなでしこ 五輪逃す」というタイトルのコラム記事。以下、抜粋して紹介。
       
【合宿で対外試合組まず(判断ミス)】
 アジア最終予選の敗因と今後の課題。「準備段階で試合が必要だったかな」という佐々木監督のコメント。予選前の合宿のみで対外試合を組まなかった判断ミスが転落へ。なでしこリーグはオフであり、多くの選手は試合勘が不足。それでも「試合をするよりも昨年の反省と修正をしたい」という佐々木監督の周囲に的確な助言をする存在は無し。初戦オーストラリア戦では試合内容と「3点も取られるような手ごたえじゃない」という選手の認識のずれこそ、準備不足の影響。混乱したなでしこジャパンは、次の韓国戦でシステムを実践でほとんど試していない4-5-1に変更し引き分け。中国戦では長いボールを放り込む戦術を選択したが、ポゼッションに向かう選手もいて意思疎通が欠如。苦境をはねつける一体感もなく、全員が勝利に飢えていた時代から変貌。
【ベテラン頼み 薄い選手層(世代交代停滞)】
 ベテラン頼みの陣容は疲弊し、世代交代の停滞が敗退の一因。'08年北京五輪からほぼメンバーを固定して更なる強化を実施。'11年ドイツW杯も'12年のロンドン五輪、昨年のカナダW杯も常連選手を集めて結果を掴んだ。
 '12年以降は国際試合で多くの若手を招集したが、アピールに乏しく、「自分の手元に何か月か預けてくれれば」を歯痒そうに吐露したことも。問題はなでしこリーグのレベルが世界と距離がある事。「守備が甘く、ボールを奪う、奪わせないという厳しさが90分通してどれくらいあるのかという指摘も。国内では世界基準のスピードを味わえないため、代表で定期的に外国の強豪と肌を合わせるベテラン代表選手と、そこに加われない若手代表選手との差が縮まらず。メンバーの硬直化は長期政権の弊害であるが、監督を替えてもすぐに解決できず。昨年に澤選手の引退が惜しまれたほど、選手層が薄いのが現状。
【欠かせない若手の底上げ(新たなチームづくり)】
 世代交代を推し進めながら新たなチームを作り上げる事が必要。まずは若手選手の底上げが必要で、下からの突き上げによるチームの活性化。次に戦術面でポゼッションサッカーは徹底的に研究尽くされているため、相手の出方に対応できるだけの柔軟性や幅を観につける事。世界を驚かせた連係をベースに、戦力の上積みを今後進めなければならないとしています。
 
 ここで出たキーワードは「練習のみで強化試合が無い調整の失敗」と、「ベテラン選手の固定化による弊害」ですね。次に「なでしこ 黄金時代の終焉」というタイトルのスポーツ報知。敗因を検証するという事ですが、以下、抜粋して紹介。

【世代交代失敗の真相】
 「代表に行かなくてもいいですか?」と言う複数の若手代表選手や、「ボールが来ない」と嘆く選手も。ロンドン五輪後、代表チームはいつしか一部にとって「行きたくない」場所に。
 世代交代の失敗が、ボディーブローのように作用。平均年齢で他国の平均が24歳前後に対し、日本は27.1歳という出場6チームの中で最年長チーム。過密日程の中、初戦からフル稼働を強いられたベテランの運動量は低下。佐々木監督が「経験値を生かしてもらう」という選考理由が裏目に作用。
 20人中14人が’11年W杯組で、新たに入ったのは6人。'12年のヤングなでしこのメンバーもいたが4年半育たなかった背景にはドイツ組の強すぎる結束が挙げられ、その中で若手は戦術の他に疎外感を感じ、持ち味を出せないまま評価されず、代表活動後に精神的なスランプに陥る選手もいたとか。同じ顔ぶれのまま相手に研究され、年齢と勤続疲労を重ねた結果、予選敗退。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160308-OHT1T50001.html
【実戦不足「練習で何やってたのか」】
 オーストラリア、中国は連戦、連戦で試合をやってきた中、佐々木監督は初めて調整段階での誤算とコメント。昨年のカナダW杯後に、「もう少し一緒に過ごす時間だったり、試合をこなせていれば」とコメント。だが、若手主体で臨んだ東アジア杯を除き、主力が唯一経験した対外試合は11月のオランダ遠征の1試合のみ。五輪予選の壮行試合も実現せず。
 日本協会が実現させた五輪予選招致で得た地の利が「勝って当然」という重圧の空気が支配。それに加えて想定と異なる戦術で来る他国の日本対策に対応しきれず。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20160309-OHT1T50001.html
【東京五輪へ新世代で新スタイルを】
 復権には、世界における日本の立ち位置を再認識することが必要。'11年ドイツW杯後、各国は日本を「女子版バルサ」と絶賛し、こぞって日本のスタイルを導入したが、世界のトレンドが変わると同時に戦術的な優位性は消え、フィジカルの差が顕著に表面化。それでも日本は進化ではなく、精度を高めることに固執した結果、4年半の間に模倣され、研究され尽くした戦術はアジアでも通用せず。
 日本協会は昨秋刷新した強化、普及指針「なでしこビジョン」で'20年東京五輪、招致を目指す'23年W杯での優勝が目標。今回の厳しい現実だったが、一方で希望もあり、世代交代の遅れが悲観される中で下の世代は国際舞台で好成績という結果。'12年U-20W杯でヤングなでしこがは3位。'14年U-17W杯でリトルなでしこ優勝。五輪予選と同時期にはU-23代表がスペインの国際大会に参戦し、ドイツなど欧州の強豪に3連続完封勝利。
 東京五輪は開催国のため予選は免除。苦い教訓から学び、立ち上がる時間は十分にあり、3年後の'19年フランスW杯や東京五輪に向け、若い世代とともに新たな、なでしこスタイルを確立できれば、世界一に返り咲くことは不可能ではないと締めくくってます。
スポーツ報知該当記事:http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160309-OHT1T50231.html

 まずはこういう内容でした。このスポーツ報知から出てくるキーワードは、「ベテラン偏向による弊害」「ホームの重圧と他国の日本研究」ですか。大会後、なでしこOBによるチームの抜本的刷新、ベテラン選手をごっそり入れ替え論が報道で流れました。最初はそんな極端な・・・と思いましたが、これらの論調を観ると、今の状況を打ち破るためにはそれくらいやらなければならないのかなと思いました。佐々木監督が就任時に教え子達を引っ張ってきたように、高倉新監督が'14年のU-17W杯優勝メンバーから新しいなでしこ戦士を養成していってもらえたらと思います。その時に宮間選手がどういう位置にいるのかは知りませんが、未来の女子サッカーのために頑張ってもらいたいと思います。この特集はこれで終わりません。また、紹介させていただきます。

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ボランティアの力212

2016-03-15 00:01:05 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム京都戦に、ボランティア参加してきました。この日はサッカーボランティアの今シーズン開幕日という事で、千葉戦の時とはまた違った気持ちで試合に臨みました。この日もシマカズ氏とろんぱ氏に写真でお世話になりました。
 控室でミーティングですが、オヤGK氏の顔はありましたが、篤氏がいない。去年とか皆勤の様子だったのに。何か少ないと思ったら学生さんが少ししかいない。ここ最近は学生さんが貴重な戦力だったのですが、3月はやはり何かと忙しいのか。新入メンバーさんがある程度加入されたと思いますが、ちょっとこの日は様子がわからず。今シーズン初参加ですが、フロントスタッフの雰囲気ですが、何となくポジティブな空気が増していた気がします(決して去年までネガティブな空気だったという意味ではありませんので)。ポジティブがいいですね~
   
 今回の担当はスタジアム前広場の総合案内です。リーダーは古参のサカボラメンバーである橋(旧:LARK氏)氏。この部署はFCやシーズンパス、西口駐車場サービス券や前売り券を販売する部署で、他にもエスコートキッズに参加された方へ記念写真をお渡ししたりする部署でもあります。橋氏はフロント社員の方から「何でも知っているベテランメンバー」と言われていた頼もしい存在なのかな。
 横ではJRのブースがあり、「ICOCA」でボンフィンチャームをプレゼントという内容ですが、詳しく聞くとICOCAで乗車記録を専用機で確認できれば、ストラップのようなグッズがもらえるとの事。よく考えたら観戦日には電車で来るのでもらえるではないかと。今度申請するとしよう。
 反対側では、お誘いプロジェクトという事で、ファンクラブ会員かパスを持った人が当日券持参と一緒にブースに来たら、ピンバッジをもらえるとか。浅口の面々が登場しましたが、皆さん入場券だけなのでもらえず・・・ 残念でした。恨めしそうな表情で中健隊長の視線が来ました(笑)。今回は岩政選手で、次節は矢島選手だとか。
   
 他のイベント情報です。この日はテレビせとうちにて生中継があり、解説で来られた名良橋氏と実況でスポーツコメンテーターの西岡氏が試合前にファジステージでトークショーが行われました。総合案内からは観えず。名良橋さんは岩政選手と前の日にどこか行ったのかな。あと、ファジステージでは、子ども・親子限定で「選手と記念撮影会」を実施。今シーズンは選手とファン・サポーターとの距離を縮める取組みを行う一環として実施されるようですが、いい事です。今までどおりサイン会も行われます。
   
 そして、スタジアム前広場(人見絹江像横)のブースで、「フラッグ寄せ書き」と「Jリーグ TEAM AS ONE ~5年目の、AS ONE 募金。~」が行われていました。残念ながら、総合受付からは全く見えず。観戦日だったら駆けつけようと思っていたのですが。シマカズ氏によると、選手が4人組と5人組で交代で来て、募金箱を手にしていて、木村社長も立っていたとか。
 シマカズ氏が2Fコンコースに行ってみると、総合受付にやはりこの日もちゃんと普段のTEAM AS ONE募金箱君が小さく置いてあったとか。この日は募金額少なかった事でしょう。
 そしてこの日、思わぬ方から声をかけてもらいました。まだ中国リーグに昇格したばかりの2005年の頃にチームを指導していた酒井元コーチです。「故郷の宮崎にこの春帰るんです」と。そういえば、当ブログでも一度「友情寄稿」で記事を書いていただきました。九州でも頑張って欲しいです。
   
 試合の方ですが、観ていないので客席からの歓声と、スタッフ間でつぶやく情報しかなかったです。前半は0-0で折り返しても、後半5分に先制されて、これはまずいなぁと思っていたら、後半21分に伊藤選手が同点弾。後半33分に交代して入った豊川選手が、矢島選手の縦パスから逆転弾。これで勝ちきれるかなと思っていましたが、最後に追いつかれました。この日は主審にも恵まれなかったのか、京都さんで退場者は出るわ、イエローばっかり出ていたようですね。
 豊川選手のゴールで岡山はJ2通算300得点を達成しましたが手痛いドローとなりました。ちなみに相手GKは、当ブログでよく登場した某黄色いチームのスゲこと菅野選手でしたね。チラッと見えましたが、元気そうでしたね。ここでお会いするとは思っていなかったです。今度は観戦日にじっくり見たいです。
   
 今朝の山陽新聞朝刊には「ファジ痛恨 ドロー」というタイトルの記事が載っていました。岡山の2点目はJリーグ通算300得点目。長澤監督は逆転した後は守備的な選手を投入して逃げ切りを図ったが、京都さんの大きなサイドチェンジから、相手への寄せが遅れ、簡単にゴール前に折り返される。守備陣が体を張って防ごうとしたが、シュートコースを消し切れず、混戦からのシュートを一度は中林選手がはじいたが、こぼれ球を入れられました。
 チームは今シーズン、リスクを冒して得点を狙う攻撃的なスタイルを志向し、開幕3試合で5得点と結果を出しているが、反面に失点も止まらず。本来、チームの強みである強固な守備力を見せられず、不安定な戦いが続いているとしています。
 U-23ポルトガル遠征メンバーが選出され、岡山からは豊川選手が選ばれています。あれっ、岡山の10番矢島選手は??と思ったら今朝のニュースで、手倉森監督から矢島選手に電話があったとか。今回は強化試合だから戦力探しの色もあったのかもしれません。あと、初召集のオランダ2部チームから選ばれたファン・ウェルメスケルケン・際選手が話題になっていますね。手倉森監督は、「本大会まで選手たちの競争意識を高めながら、18人に絞り込んでいく意向を示した」とありましたが、もう本番はこの中からに確定したのでしょうか。っ
 
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 豊川選手  2位: 伊藤選手    
江氏: 篠原選手。ピンチの際に素晴らしいブロックが光りました。
oketsu氏: 豊川選手。チームを攻めのムードにシフトチェンジさせ、自らも芸術的な逆転ゴールを決めたから。
issan: 豊川選手。見事なループシュートで、技術の確かさを示しました。
雉人・F原氏: 豊川選手。期待どおり。
シマカズ氏: 伊藤選手。重苦しい空気を同点ゴールで壊したことと、前へ前へという気持ちが強く伝わった。
山やん君: 伊藤選手。前線で動き回り、相手の嫌がるプレーを続けました。
雉楽・シンジ氏: 豊川選手。あの得点シーンに痺れました

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カリスマの存在201

2016-03-14 00:05:03 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 昨日夜に復興支援関係の記事を打っている時に、そのニュースは飛び込んできました。J1柏の今シーズンからの新監督、メンデス監督の退任がクラブから発表されたのです。最初は監督交代という言い方だったので、何が起こったのかよくわからなかったです。まずは昨日のクラブの発表から。
「本日、ミルトン メンデス監督に代わり、下平 隆宏ヘッドコーチが監督に就任することが決定しましたので、お知らせいたします」
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2016/014451.html
   
 そして、フロントブログである「広報日記」にメンデス監督の退任コメントが出ました。以下。抜粋して紹介。

「昨日、強化部と協議の場を設け、私の家族の健康上の問題があって、本日がチームを指揮する最後のゲームとなった。思うような結果が残せず非常に申し訳ない、心苦しい気持ちではあるが、間違いなく今後レイソルは順位を上げていってくれると思う。そのことに関してもこの場で皆さんにお詫びを申し上げる」
J1柏「広報日記」該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_2135.php

 11日に強化部と会談の場を設け、家族の健康上現在の職務を続けられないとして辞任を申し出たという事で、現段階で下平新監督以外のスタッフに変更はなく、クラブ社長の話によれば、成績は今回の辞任に無関係と説明されましたが、日刊スポーツには「今季はリーグ戦で13年ぶり(2004年は初めてJ2入れ替え戦に出場した年)となる開幕2連敗で、開幕ダッシュに完全失敗しており、まだ開幕から3節だが、瀧川社長は、成績不振による解任を否定したが、事実上の解任」とありました。もし、単なる家族の都合であれば、ここまで日刊スポーツが断定しないと思うので、やはり。解任の色合いが強いと思います。個人的には、2005年や2009年のように手を打つのが遅くなって、J2降格を迎えてしまうよりはいいと思っています。メンデス監督の監督の経歴を見たら、どのチームも就任期間が1年以内と首を傾げざるを得ない実績でした。やはり、J1での実績がある指導者がいいですね。
 あと、その後の広報日記には「下平レイソルの本格始動は、オフ明けの3月15日から。練習見学エリア、ファンサービスエリアの運用につきましては、今季これまでのものと変更はありません」とあり、今回のニュースで一番懸念していた、ファンサービス面での低下はなさそうです。たぶん下平新監督もクラブと同じ方針だと思われます。そこ、大事なところですね。
J1柏「広報日記」該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_2136.php

   

 新潟に行った吉田監督も今シーズンは苦戦しているようですね。下平新監督も監督就任の抱負の中で「今までアカデミーでやってきた事をやる」と口にしていますが、くれぐれも吉田レイソルの再現だけは簡便して欲しいです。J1監督経験の無い人材というのは正直ばくちだと思います。J1広島の森保監督の成功例は特別だと思います。とにかく、やってみない事にはわかりませんので、また数ヶ月やって降格圏をウロウロしていたら、再び新監督招聘というのもいいかもしれません。その時は経験豊富なブラジル人監督がいいですね。その下平新監督のプロフィールを紹介します。

【下平 新監督 プロフィール】
■生年月日: 1971年12月18日(44歳)
■出身地: 青森県
■選手歴:
 青森県立五戸高、日立製作所、柏レイソル、ユベントスFCプリマベーラ(イタリア)、FC東京、柏レイソル
■指導歴・経歴:
 柏レイソル スカウト、柏レイソルU-18 コーチ、柏レイソルU-18 監督、柏レイソルトップチーム ヘッドコーチ
■代表歴:1997年に日本代表(加茂ジャパン)にも選出

 これが第二次黄金時代につながる「生みの苦しみ」であればいいのですが。ネット情報を集めていて、ちょっと引っかかったのが、○人なんとかという情報。うーむ、何とも言えない情報ですが、新監督なので頑張ってもらうしかないです。吉田前監督時代に、フロント内で意見対立的な事もあったようですが、クラブとして一つにならないといい事にならないと思います。2つの派閥が常態化して、元々名門なのに下のカテゴリでずっとくすぶっているところがあるようですが、そうならないようにお願いしたいものです。
下平新監督公式ブログ:http://blog.reysol.co.jp/shimotaira/

 話は変わり、今日Cスタで開催されたファジの、ホーム京都戦に行ってきました。その模様は明日。

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選手等による復興支援活動

2016-03-13 00:00:02 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 事例紹介コラムです。
 ここ最近の報道ではこの1週間くらい東日本大震災復興で埋まっています。TVを観てもそうです。今朝のウェークアップで辛坊さんが言っていましたが、「今は被災地にマスコミが多く来ていますが、来週になったらみんないなくなってしまう」と。また、J1川崎では「支援はブームではない」というのがキャッチフレーズ。当ブログでも全く同じ思いです。「節目」、復興支援では余り好きな言葉ではありません。節目だから今年やるのではなく、常時やるべきだし、これからも変わらずやるべきです。大体何で5年でくくろうとするのかよくわかりません。年が明けたらあとの4年間は何もやらないのかと、首をかしげます。そういう面で、この5年間ずっと変わらず、継続事業としてされてきたJクラブは100年残るし、こう言ってはなんですが適当にやってきたところは難しいのではないかと思います。どこかで聞いたセリフで、当ブログで何度も口にした言葉「人はモノでは動かない。人は心で動くもの」が当てはまると思います。商業主義では一時的に動いても、長続きしませんよ。
 当ブログの左カテゴリの下の方に「災害復興支援(東日本震災等)」があり、この5年間の記録があります。また、ブックマークには「Jリーグ・震災関連各クラブ情報」(リンク先が消えています)と「JFA:震災関連情報共有サイト」があります。今回、「災害復興支援(東日本震災等)」を最初から観ながら、読者の方に観て欲しい部分をピックアップして紹介したいと思います。

【当ブログ記事(サッカー)にみる東日本大震災の記録】
 発生(当日の記事)を受けて、まず翌3月12日(土)と13日(日)のJリーグ、JFLの開催中止を決定。その後、J1仙台とJ2山形の公式HPが閲覧できない状態になりました。J1大宮、J1鹿島、J2水戸の各ホームスタジアムが被災。その後すぐに、日本協会が予定していたACL、代表戦の中止を決定。なでしこのマリーゼ(当時)は宮崎合宿中で、被災せず。一番最初に募金活動を表明したのはJ1磐田とJ1神戸。岡山県で最初に募金活動を始めたのは湯郷ベル。
 続いてJリーグは3月開催分の試合の中止を発表。15日はJ1仙台で被災のため、事務所営業およびチーム活動などができない状態でした。J2岡山ではクラブはすぐには特に動きは無かったですが、サポーター有志ではすぐに「被災地激励のためのコール練習と、募金活動」が、Cスタ近辺で開催されました。
   
 15日には他のJクラブ(中四国では愛媛さんが最初)が続々と募金活動を表明。16日にJ2岡山も岡山駅東口で募金活動を実施し、義援金箱を設置。17日に、J2山形でトップチームの活動を一時休止し、選手は待機に入る。18日にJ1神戸が8日間にかけて神戸市内各所で、全選手による募金活動の実施を発表。19日の時点で募金活動を2回から3回実施するクラブがいくつも表明。
 19日には当ブログで、神戸さんと鳥取さんのチャリティーTMを観に行っています。試合後神戸さんの選手達による募金活動が市内各所で実施され、募金してきました。
   
 
22日夕方(24日の記事
に表町商店街、奉還町商店街、岡山駅東口、西口で、県内7クラブ(呼びかけは湯郷ベルと記憶しています)合同の募金活動が実施されました。24日にはJ2水戸で、サッカーではなく、被災市民と一緒になって、災害支援物資の搬入・搬出の手伝いを実施されています。J1仙台では、サポーターと協力して、支援物資を全国から集めてサポーターと共に避難所に届ける活動を開始。この頃、中断を決定したJリーグの再開日時が発表になっていますが、東北地方のJクラブは練習もできず、地元の方々と復興支援作業を実施されている状態でした。4月に入って、1日頃にユアスタに大宮、浦和、名古屋、横浜Mのサポーターらが救援物資を届ける第1便が走っています。
   
 そして、驚くべき事例です。6日の記事で、練習着姿のJリーガーが被災地でスコップを振るっている写真を目の当たりにしました。当時、「このページを見てください。すごいです」と書いています。それくらい、ものすごいシーンでした。この写真は5年経っても、当ブログの記憶の中では全く色あせていません。7日の記事には「スタジアムグルメ、被災地へ行く」という、スタグルが被災地に駆けつけて無償提供するという「湘南ベルマーレ復興支援出張フードパーク」を実施されています。どこのスタグルがどうと耳にしますが、湘南さんのこの時の行動を見れば、根本的な部分でどうなんだろと改めて実感しますね。

 そして13日の記事で、J1川崎で独自継続事業として「東日本大震災復興支援活動 『Mind-1ニッポンプロジェクト』」を立ち上げています。5年間全く色あせていません。いかに川崎さんが付加価値の高いクラブかよくわかります。20日の記事では、Jサポーターによる復興支援ボランティアの弾丸バスツアーが開催されています。Jリーグサポーターは素晴らしいと思うし、サポーター不在で強行した、2ステージ制などのJリーグの愚行は何なのかと思いました。
 このカテゴリでの記事はそんなところです。この時期、各クラブでチャリティーTシャツを作って販売しているのをあちこちで見かけました。どのカテゴリのどのクラブだったか忘れましたが、若手スタッフからチャリティーTシャツの提案があったのに、幹部の意見で実現せず、結局チャリティーグッズを何も作らなかった事例が確かあったように記憶しています。そういうところが本当にあって、今もその価値観が存在していたら、地域の宝になれるはずもなく、今後もしんどいですね。と思ったら、チャリティーグッズ関係の記事が出てきました。
   
 2011年4月23日にJリーグが再開しています。今日、NHKでJリーグ中継(仙台対鹿島)がありましたが、その中で当時の模様が流れていました。赤嶺選手の姿がありましたね。5年経った今日のユアスタでは鹿島さんと仙台さんの選手が並んで募金活動していました。いいですね。そして最後は東日本大震災復興支援Jリーグスペシャルマッチです。2012年7月21日(土)この頃はJリーグオールスター戦がまだ行われていた時期で、この年に復興SPマッチとなりました。なぜJリーグもJPFAもこういう試合(オールスター戦も含めて)をやらなくなったのでしょうか。どなたか教えてください。
 この当時、「鳥取さんが中四国№1だと思いますが、愛媛さんは№2かな」と書いています。鳥取さんはともかく、愛媛さんは今回「東日本大震災復興支援映画の完成試写会」を開催されます。復興支援クラブとしては、中四国№1かもしれませんね。さて、明日が来ます。

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選手等による復興支援活動

2016-03-12 00:20:52 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)
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