リスペクトコラムです。
昨日の記事で、選手による復興支援活動の頂点は、仙台さん(水戸さんも)の被災地支援活動と書きましたが、何と愛媛さんもされたそうです。なかなかできるものではありません。よくあるのは、募金活動や物資を届けたというもの。駅や市役所ではなく、「現地」ですから根本的に違います。何がベストな活動なのかは簡単に言えるものではありませんが、少なくとも愛媛さんのこの活動は付加価値が高いと思います。
【愛媛FC選手会の豪雨被災地支援活動】
「愛媛FC選手会は、この度の平成30年7月西日本豪雨で被災した地域の皆さまに少しでもお役に立ちたいとの思いから、下記の通り被災地での支援活動を実施いたしますのでお知らせいたします。
【実施日時】2018年7月10日(火)
【対象地域】西予市野村町 乙亥会館・商店街周辺
【参加者】
愛媛FC選手会を中心に全選手および監督、コーチ陣、事務局フロントスタッフ(合計約40名程度)
【スケジュール】
・ 8:00 愛フィールド梅津寺出発
・10:00 現地着⇒作業開始
・15:00 終了予定
・17:00 愛フィールド梅津寺戻り
【活動内容】
対象地域内にて困っている方々への人的支援(土のう作り、土砂かき出し作業など)および、支援物資のお届け」
いやぁ、愛媛さん素晴らしい。山口さんと中四国で争うくらいに付加価値の高いクラブです。数字はどうなの?と横やりを言うところもあるかもしれませんが、少なくともこれらの写真で、ジャージにいっぱい付いた泥を見ると、愛媛さんを応援したくなりました。感動の密度が高く、心を揺り動かされました。今後は、こういう記事で必ず紹介する1枚の写真で、仙台さんや水戸さんに続いて愛媛さんも加わる事になりました。当ブログでも現場に行かないとね。倉敷市も災害ボランティアセンターが発足された事だし。
あと、災害ボランティア情報ページを特別に設けました。興味がある方、ご覧ください。まだ内容は貧弱ですが、随時ビルドアップしていきます。
J2愛媛公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?stpId=105382
〃 FBページ該当ページ:https://www.facebook.com/ehimefc.efc/posts/2008523942551335
J2愛媛関連:21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
リスペクトコラムです。
J2岡山で今回の「平成30年7月豪雨災害」に対するチャリティー運動が、選手を中心に実施されたそうです。早かったですね。史上最速ではないでしょうか。まぁ、地元の災害ですから、よその方が早いというのはまずいでしょう。本当は「岡山市内全小学校への全選手一斉訪問」の紹介記事を上げたかったのですが、なかなかタイミングが合いません。そのうち・・・ 今回、役員DY氏のFBに写真(下左)が載っていたので、貼らせてもらいました。以下、クラブ公式HPの記事から。
【大雨被害における被災者支援への募金活動実施のお知らせ】
「ファジアーノ岡山では、被害に遭われた皆さまが一日も早く日常を取り戻すことができますよう、クラブとしてできることに一つひとつ取り組んでまいります。その最初の活動として、本日(7月9日)、岡山駅で選手・スタッフによる街頭募金活動を実施いたします。お寄せいただいたご寄付は、全額、行政や支援団体などを通じて、被災された方々の支援に役立てられます。寄付送付先は、決定次第、幣クラブ公式ホームページでご報告いたします。なお、今後の支援活動につきましては、決定次第、随時お知らせいたします。
【被災者支援を目的とした街頭募金活動 概要】
■日時:2018年7月9日(月)14:00~14:45
■場所:JR岡山駅 東西連絡通路(運動公園口側)
■参加予定:ファジアーノ岡山選手、スタッフ
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/p1473054022.html
【被災地に元気を ファジ選手 岡山駅で募金】
選手22人や長沢監督ら約40人が同駅2階の東西連絡通路に募金箱を持って立ち、市民らに呼びかけた。寄せられた浄財は送り先を検討し、被災地に届ける。
引用:山陽新聞
声明発表から、募金活動と来ました。まぁ、早いですが、東日本大震災でもやっている活動で、どこのクラブでも見られる風景です。熊本地震の時は確か、岡山の他のスポーツクラブと合同で募金活動していましたね。さて、次は今度のホーム松本戦でどうされるかですね。一時的な募金活動になるのか、それとも復興するまで継続事業として行う活動なのか。上のクラブの記事に「今後の支援活動につきましては、決定次第、随時お知らせいたします」とあります。どんな内容になるのか楽しみです。当時の経営陣の価値観なのか、2011年の頃はここまでのアクションは見られなかったです。鈴木GMを初めとする今の経営陣の行動力を期待しています。
過去にはこういう記事もありますが、実はJ2岡山は14年の歴史の中で、オリジナルチャリティーグッズを企画販売した事がありません。東日本大震災でもそうでした。熊本地震でも他のクラブに追従されませんでした。岡山の3つの女子スポーツクラブが合同チャリティーTシャツを企画販売した時も名前はありませんでした。まさか、「チャリティーグッズは利益出ないから作らない」という価値観でも無いでしょうが、ぜひ今度はチャリティーグッズを企画販売して欲しいと、個人的に思っています。地元の災害なので。アイディアはいくつも出ます。岡山のスポーツクラブでコラボしてもいいし、岡山に本部のあるNGOのAMDAとコラボするのも素晴らしいと思います。
当ブログで考える、Jクラブの究極の復興支援活動は、東日本大震災の仙台さんと水戸さんの活動です。特に仙台さんのジャージ姿でスコップを手にした写真は未だに脳裏に焼き付いています。東日本大震災の時、ジャージ姿でスコップを手にした仙台さんの選手達の写真。あの時は仙台さんや水戸さんなど社長やフロントの方々が復興支援作業に加わっています。もちろん、サッカーを通した子ども達との交流活動もありましたが、普通にボランティアの一員として参加されていました。どちらの行動がどうという事は言えないし、どちらの考え方も正解だとは思いますが、「サッカー以外の行動でも被災地に元気を与えられる」と思ってスコップを手にした仙台さんの選手達も大きく賞賛されるべきだと思います。岡山ではそこまでの事は難しいでしょうが、ほんの一歩でも二歩でも近づいて欲しいですね。今日の募金活動について、他にも情報が出てきたら後で追加掲載していきます。
ちなみに、熊氏から今度の3連休にどこかでボランティア参加したいとメールが来ました。さすがボランティアメンバー。倉敷でボランティア募集が出ないので、総社市に聞いてみると、現時点では総社市民のみが対象だとか・・・ 広島の時は「県民」だったのに、何で「市民」なんだと。世の中難しいです。
PV観戦レポです。
昨日、№12EVERで開催された、ファジのアウェー東京V戦のPVに参加してきました。昨日は豪雨災害の影響か、参加キャンセルが相次ぎ、結局個別参加となり、EVERさんに向かう。来店すると、マスターがカウンターのいい席に座らせていただきました。カウンターは皆さん、個別参加の様子でしたが、試合が盛り上がるうちに一体感が出てきました。出るのは豪雨災害の話。倉敷市民である当方にも温かい言葉をかけていただきました。
あとは、W杯や西野ジャパンの話。当方は日本人監督は反対ですが、マスターは森保監督とかいいのではないかと。あとは地元岡山の話。開幕当初は一瞬夢を見させてもらったが、当初の予想どおりの順位になってきたとマスター。まぁ、当ブログも今季の戦力ではこんなものかと。前半終了時の順位が年間順位に近いので、目安になると思っていますが、2ケタか1ケタかと予想していたので、こんなところかと。
試合ですが、ヴェルディさんは先週の再試合とは全然違う試合運びでした。かなりボールをつなげていましたね。ロティーナ監督になって、ポゼッションのボリュームを下げたと聞いていましたが、昨日の試合は往年の伝統のヴェルディさんのポゼッションサッカーに見えました。でも、勝ったのは岡山。足元はヴェルディさんのが上手いが、球際も含めて全体的には岡山の方が上だった印象。
後半からヴェルディさんは2人の外国人選手を投入してきて、ヒヤッとしましたが何とかしのげました。ただ、最近入団したという、モンちゃん(柏時代のニックネーム)こと、レアンドロ選手が出ていればどうなっていたか、わかりません。あと、審判は僧侶で「岡坊主」と呼ばれている岡主審。いつも荒れる試合になるとの事ですが、昨日は極めていいジャッジでした。ロスタイムにイエローが続けて出て、「やはり」と言われていましたが、余り試合が荒れなくて良かったです。
岡山側の応援席では「来れないやつらの分まで」という横断幕が掲げられました。これは、今回の豪雨災害のために「来れない」という意味でしょうか。当方もここまで来る時に、「新幹線の側道」と呼ばれているいう道路を通りましたが、渋滞の中で途中左右が沼状態になっている様を目の当たりにし、途中冠水した道路に出くわしてしまい、少し実体験をしてしまいました。すごい景色でした。改めてお見舞い申し上げます。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「東京Vはボールを保持するも、『持たされる』展開となってしまう。球際への厳しいプレスと、無理をしないブロックの構築を使い分ける岡山の守備に手を焼き、ペースを握れない。後半は早い段階でドウグラスヴィエイラとアランピニェイロを投入して攻撃への圧力を強めたが、最後までゴールを奪えなかった。一方、少ないチャンスをゴールに結び付けた岡山。終盤に相手の猛攻に遭ったが、大雨の被害で『来れないやつらの分まで。』必死に戦い、7試合ぶりの勝利をもぎ取った。」引用:スポーツナビ
【J2採点】
チーム:6、【MAN OF THE MATCH】:仲間
金山6.5、後藤圭太:6.5、濱田:6、喜山:6、椋原:6.5、塚川:6、上田:5.5、三村:6、伊藤:5.5、齊藤:6、仲間:6.5
末吉:5.5、赤嶺:5.5、長澤監督:6
【山陽新聞選定MVP】
仲間選手: 値千金の決勝点を奪った勝利の立役者。右から来たクロスボールに走り込みながら頭で合わせ、ネットに突き刺した。
今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ7戦ぶりの白星」というタイトルの記事の戦評です。
岡山が相手のボール回しに粘り強く応戦する状況で迎えた後半14分だ。クロスを仲間選手が走り込みながら頭で合わせた決勝点。得点の場面は塚川選手が右サイドに大きくボールを展開すると同時に全体のギアが一気に上がった。4戦ぶりの無失点に導いたのは金山選手。2015年から7試合勝てていなかった東京Vを撃破する立役者の1人。岡山のハードワークが7戦ぶりの白星をっもたらした。ボールを保持されても、献身的な走りと球際の激しさで決定機を与えず。素早い寄せとシュートブロックで終盤のピンチもしのぎ、3ケ月ぶりの無失点勝利。攻守に堅実で、しぶとい勝ちっぷり。
これで岡山は少し順位を上げて8位浮上。プレーオフ圏内の6位までは勝ち点2点差と近づきました。次節勝てば最良で5位浮上。負ければ最悪で11位まで下降。そして、次節の相手は首位の山雅さん。相性は悪くありませんが、今節で新潟さんに2-0で快勝し、乗っている相手です。
昨日、クラブからのLINEメッセージで2回、今回の災害のお見舞いメッセージが入っていました。過去のクラブの動きをずっと見てきた中で、一番早い対応でした。災害地が地元である点、GMが代わった点を差し引いても、早くていい対応だと思います。また、LINEはいいけど、公式HPはどうなのと思っていたら、先ほど「大雨により被害に遭われた皆さまへ」というタイトルで、お見舞いのメッセージ記事がアップされました。クラブと並んで選手会のメッセージも載っていました。いい行動だと思います。
さて、お見舞いは発信されました。今度はどう行動するかでしょうか。当ブログとしては、今までこちらのカテゴリーにまとめているとおり、様々なJクラブの復興支援活動を見つめてきました。申し訳ないですが、地元岡山は前向きに取り組んできた印象はよそと比べて薄かったです(このカテゴリーの昔の記事を読み通してみては)。今度は地元です。ホームタウンの一つである倉敷市(真備町)が全国ニュースで何度も出ました。支援はヒト、モノ、カネです。「支援はブームではない」と口にしている川崎さんは、8年間変わらず東日本大震災の復興支援活動を継続されています。他にもそういうクラブはいくつもあります。地元岡山はどう動かれるか、しっかり見させていただきます。
ちなみに当ブログも少し動いています。広島の土砂崩れ災害の時に、OSS委員会(当時)でボランティア参加しようと準備していましたが、広島県民のみ受付という時期が続き、結局県外ボランティアが参加できないまま終了した経緯があります。今回は地元です。倉敷市民、一番大きな被災地である倉敷市真備町の復興支援活動に、できれば仲間とともに登録参加したいと思っています。OSS委員会は現在活動が「極めて縮小」しているので、今回は「語る会」「フットサルを体験してみる会」等の合同メンバーでと思っています。
あと、「自分も何か役に立ちたい」という読者の方々のために、当ブログの記事上で、できる範囲で復興支援情報を随時提供していきたいと思っています。倉敷市真備町はまだ水が残っている状況で、「この大雨による被害状況の情報収集を行い、支援の準備をすすめておりますが、当市では未だ危険な状態が続いており、人命救助が優先される状況です。今後、ボランティアの受け入れ準備が整い次第、情報提供する予定」とありました。なので、水が引いてから本格的に復興支援活動が始まるのではないかと思っています。これらの活動に興味がある方は、当ブログ宛アドレス(左コンテンツのプロフィール欄にあります)こちらへご一報ください。
この度の豪雨災害で被害を受けた方々(特に真備地区)、謹んでお見舞い申し上げます。
リスペクトコラムです。
西野ジャパンお疲れ様でした。当ブログでは、「運と博打のど突き合いサッカーで、10人のコロンビアに勝って、勢いに乗っただけ」と辛口のコメントをずっと口にしていました。ポーランド戦からベルギー戦にかけて、日本の大躍進として西野監督礼賛の声が日本中から上がり、こういう辛口意見は、セルジオさんや、岩政選手、釜本氏などごく少数で、またそれに対するファン・サポーターの反応もあったようです。ただ、今回の代表監督選考で流れてくる情報では、強化委員会も、西野監督の評価もしくは日本人監督の評価がそれほど高くない事がわかり、当ブログの個人的評価もまんざらでも無かったと認識してます。今回具体的に西野ジャパンの総括検証を個人的に行いたいと思います。
【西野ジャパンのポジティブな面】
〔海外組選手の成長〕
今回のチームで一番良かった点、強さの要因は海外組選手の落ち着き払った表情だったかなと。前評判の高いどんな相手に対しても、物怖じせずにやってやるぞという気迫の強さを感じました。これは良かった。過去の大会では相手サポーターの大歓声にビビり、有名選手にビビり、プレーのレベルの差にビビっていましたが、今回は最後まで互角に向かい合えたと思います。普段、欧州主要リーグでもまれている相手ばかりなので、特に緊張も無かったのでしょう。結果論になりますが、海外組ばかりの顔ぶれが結果的に好結果をもたらしたのかと。これが国内組ばかりだったら、過去と同じだったのか。そういう海外組選手達の能力を引き出せたのは、西野監督のコミュニケーション能力の高さか。通常は世界を知らない日本人監督に対して、海外組選手が上から目線になって、衝突が起こるところですが、本田選手とちょっとあった以外は聞いていないので、上手くできたのでしょう。個人的には、大迫、乾、原口3選手の評価が高いです。カタールの時も引っ張って行って欲しいですと書いたが、3人とも微妙な年齢か。
〔まとまり、コミュニケーションの良さ〕
ハリル監督の更迭の原因の一つが、いわゆる「パワハラ」的なものだったそうですが、西野監督は「俺は世界を知らない。教えて欲しい」と膝を崩して選手一人一人と接していったのが良かったですね。日本人監督なので、言葉の障害もゼロ。ポゼッションではなく縦に入れるハリル監督の戦術に対して、ボールをつないで前向きに攻めるという西野監督の戦術は、選手のニーズにも合致し、チームが一つになれたようです。
あと、過去の大会では派閥ができた事もありました。ドイツ大会ではレギュラーの中田派と、控えの小野派に分かれていたと聞いています。今大会では一つになっていて良かったです。
〔コンディション調整の成功〕
この点は今回どこも取り上げていないようですが、当ブログはチェックしていました。過去のドイツ大会、ブラジル大会でコンディションの調整に失敗し、100%でないコンディションのまま試合に臨み、能力を発揮できないまま惨敗しています。共通するのは外国人監督による試合前のハードな練習とインターバルとのバランスが取れなかった事。外国人監督はとにかく高いレベルを求め、それを克服するためにハードな練習で選手を追い込むかもしれません。キャンプ地と試合会場の気候の格差をリスペクトできなかった面も一因と聞いています。
前回大会で遠藤選手が「ドイツの時と似てきた」というコメントを聞き逃さなかったのですが、結果的に同じような結果になりました。今回はそういうのは一切無かったため、選手の声を十分に取り入れたコンディションの調整ができたのでしょう。
あと、強化試合では移動の疲れが出て、海外組は能力を発揮しきれないまま終了するというパターンでしたが、本大会では練習・待機期間がゆっくり取れたため、十分に休養も取れ、100%のコンディションになり、ベストプレーを出せたのでしょう。
【西野ジャパンのネガティブな面】
〔幸運〕
まずは組み分け。グループHは死のグループならぬ、楽なグループになりました。唯一、W杯過去優勝国が入っていません。最初から運がありました。開始3分のPK獲得&相手退場シーンがほとんどすべてだったと思っています。解説では日本の技術と攻めの姿勢があのシーンをもたらしたと言っていますが、それも運も作用したから日本にとって理想的な展開になったと認識しています。C・サンチェス選手はPK献上ファウルの常習的な面もあり、そこにボールが行ったのが一つ目、イエローではなくレッドが出たのが2つ目、「運」の面が大きいPKを蹴るシーンをさほど見た事がない香川選手が成功したのが3つ目、10人になっても影響なく勝つチームもある中で、この日のコロンビアは動きを止めてしまい、本来のチームでなくなったのが4つ目。一番大事な初戦で貴重な1勝を得、勢いに乗れて、プレッシャー無く能力を出し切れたのが5つ目。これら5つの幸運が今回の西野ジャパンにはあったと認識しています。まぁ、運も実力のうちとはよく言われますが。ポストを叩くなどシュートが入る・入らない、オフサイドにかかる・かからない、ファウルを取られる・取られないという試合中の細かいシーンも「運」が散りばめられています。そういう数々の運の多くが今回は日本に来たのかなと。
〔博打〕
西野監督はギャンブラーというイメージがあります。守備的ではなくどんな相手にも攻撃的に行くという時点で博打です。若手有望選手を切り、おじさんジャパンと言われた平均年齢が高く、岡崎選手などケガ持ちの選手も優先して選出して編成したのも博打。4年後を意識せず、この大会のみに注力して編成した訳です。これがこれからの4年間でどういう影響を及ぼすのかが気になります。
セネガル戦。決勝トーナメントを照準に主力を休ませ、先発6人を替えてベストではないメンバーで臨んだのも博打。相手はFIFAランク8位の強豪。61位の日本は一歩間違えば大惨敗で恥をかく可能性がありました。一番の博打はポーランド戦の最後の10分くらいの時間稼ぎ(詳しくは後日記事で)です。ポーランドの同調も運がありました。いろいろ読みもあったようですが、セネガルが追いついていれば、大いに叩かれていた事でしょう。それらの博打にすべて勝ったため、今回の成績があったと認識しています。前に16強に進出した岡田ジャパンも博打でした。寸前までダメで、協会に進退伺いを出すまで失墜していましたが、戦術を堅守からのカウンター、本田ワントップに直前に切り替えて結果が出ました。よく似た感じです。つまり、日本代表の16強はいずれも博打に勝ったという面が強いと思っています。世界での経験が豊富で、全幅の信頼厚いカリスマ監督による、優れた戦術で正々堂々に戦った結果ではないと。
〔ど突き合いサッカー〕
この人はガンバ時代からそうでした。そもそもはアトランタ五輪で受けた批判から、「なら、攻めるサッカーを貫いてやる」と、その後のJリーグでの試合はとにかく攻撃的な戦術を貫きました。ガンバ時代に何度も対戦し、某黄色いチームで何度も辛酸をなめさせられました。例えば2009年の天皇杯決勝。ACL決勝帰りで疲れていた選手を引っ込める事なく、前向きに来てやられました。ガンバ大阪というチームと相性も良かったのでしょう。この時代、3点取られても5点取り返して勝つというような戦い方のイメージで、大味のスコアが多かったです。
引いたコロンビア、セネガル、手負いのポーランドには通用しましたが、本気になったベルギーには通用しませんでした。ベルギー戦も2点リードした時点で堅守に切り替えていたら勝っていたかもしれません。愚直に前がかりをキープしていましたね。個人的なイメージは、例えばボクシングでいくらど付き合いが得意でも、リーチに差があれば結果的にはやられる。リーチの差をリスペクトして戦い方を使い分ければ勝つチャンスもあるというもの。
〔世界を知らない〕
西野監督は正直な方です。「あの30分間で判断できるスピード感が、自分には全くなかった」と吐露されています。これは世界の舞台での経験が無い事からくるセリフです。これはしょうがないです。日本人監督には経験がなく、外国人の経験者監督にはそれがあるという事。今朝のサンモニでは「引き出しの違い(特にベルギー)」と語られています。
結果的には南アフリカ大会と同じ16強止まり。戦績も1勝1分け1敗でギリギリ突破。内容はともかく、2勝1敗だった岡田ジャパン(オシム監督後のピンチヒッター)よりも低い成績でした。日本人監督はやはりここが限界だと思います。それ以上の高みを目指すなら、ピンチヒッター的な日本人監督ではなく、世界での戦い方を知る経験豊富な外国人か、しっかり育成された日本人監督の海外組かと。あと任期は2年がいいですね。欧州のように2年で一度チェックが入るのがいいと思います。
【今後の日本代表(日本協会)のポジティブな面】
〔ドイツに目を向けている点〕
一時期、Jリーグの前常務理事の影響もあったのか、MLSのアメリカに目が行っていた時代がありました。それまではJリーグ百年構想のモデルはドイツ。その当時どうして商業主義のアメリカなんだ、スポーツシューレのドイツだろと嘆いていました。時代は変わり、村井チェアマンの時代でアメリカから距離を置き、リーグでの社会貢献活動など、本来のJリーグが目指す方向性に回帰したと認識しています。田嶋会長は現役引退後、指導者を目指してドイツの大学に留学するなど、ドイツ贔屓で知られており、外国人に代表監督を任せる場合、ドイツ人が適任というのが持論。その辺は期しくも結果オーライでしょうか。
〔強化委員会がある程度正しく機能できている点〕
てっきり田嶋会長主導で西野監督なり、森保兼任監督という日本人監督就任があっという間に決まっていくと思っていました。実際は、強化委員会から、1勝1分け1敗で10人のコロンビアにしか勝てていないという評価で、西野監督続投には否定的だったと聞きました。いい価値観だと思いました。ワンマン化した人物のトップダウンではなく、ちゃんと機関決定が機能しているんだとちょっと安心しました。
【今後の日本代表(日本協会)のネガティブな面】
〔田嶋体制の継続〕
報道を見ていると、日本協会の対応は一貫性やタイミング性を欠き、混乱を広げた責任はW杯16強で帳消しにはならない、協会の体質改善は必要という評価が残っています。またスポンサーへの露骨な気配りが、今の体制で大きく目立ち、ハリルジャパンと西野ジャパンでの選手選考の大きな違いを際立てている印象があります。イメージ良くないです。当ブログでは田嶋会長の退任、新会長による新体制が早く発足する事を希望しております。ハリルジャパン解任の総括や検証もなく、西野監督と口を揃えて秋春制を提唱しています。Jリーグでは何度も却下されています。反対派だった原氏を副チェアマンに、霜田氏はJ2山口の監督に就任し、見えない対立構造が継続しています。これは好ましくありません。2年の任期で今年春に再任されています。次の会長選挙は再来年か。
〔世代交代時期の逸失〕
今回の23人のうち、4年後30代になっているのは実に18人。まさに「おっさんジャパン」。今大会では、植田、遠藤、中村、大島4選手が出場できませんでした。いずれもリオ五輪世代。おっさんジャパンとして、若い世代からの突き上げが足りなかったという解説もありますが、果たしてそうでしょうか。西野監督は初めからリオ世代を使う気が無かったのでしょう。過去6度のW杯で直近の五輪世代が出場しなかったのは史上初。同世代で本大会出場に大きく貢献した浅野、久保2選手らは選出もされず。伸び盛りの20代がW杯本番を体感できなかったのは今大会の負の側面と言われています。目先の成績をたまたま達成できても、これからの4年を考えると、そのツケは予想以上に大きいと思います。
〔スポンサー依存体質の増長〕
以前には「忖度ジャパン」と叩かれ、ハリル監督の解任は、報道ではスポンサーの意向も強かったのではないかと言われています。確かにスポーツ店に行き、主要メーカー売り場を見ると、人気選手のグッズばかり並んでいました(中には売れ残りではないかという声も)。結果的には、そのメーカーにとっての看板選手が、W杯に行けなかったら困るというメーカーの声が反映された格好になりました。当ブログではよく「どっちを向いてやっているのか」というコメントを書きますが、良くない流れです。本大会だけでなく、強化試合でもスポンサーのご機嫌取りの印象が強い、弱い相手ばかり招聘していました。昨日のFOOT×BRAINでもセルジオさんが、もっと強い国とのマッチメイクが必要と言われていましたが、何とかそういう構造的欠陥を矯正しない限り、この4年間も全く同じ。失われた4年になります。
〔選手に発言力の増加〕
ハリルジャパンに選出されなかった選手を中心に、日本協会に対して監督批判を行い、ハリル監督の更迭が実施されたのではないかと聞いています。同様にアルゼンチン代表も今大会ではチームがバラバラ感があります。果たしてそういうスタイルがまかり通っていいのかと。今回はハリル監督のパワハラめいた事があったようですが、本来はこういう形があってはいけないと思います。選出されない選手が密告して監督の首を挿げ替えようとする思惑、これはフェアプレーでしょうか。選出されたかったら、密告では無く自分を磨けばいい。だから、密告したと言われている選手は極めてネガティブに映っています。しかも、それに一部の選手にはスポンサーの影響も加わっているという噂がある最悪な構造。今回一定の結果を出して、当人たちはやはりこの流れで良かったと思っているのではないでしょうか。それが「日本らしい」のかと。海外組の台頭とともに発生してきた悪い傾向の一つだと思います。
〔西野ジャパンの日本人スタッフ〕
西野監督の退任と、外国人新監督(今日の段階での予想)の就任により、西野監督についてきた日本人スタッフは一旦退任となるのでしょう。手倉森、森保両コーチ、GK2コーチ、コンディショニング2コーチです。いくらか残るのかな。この約2ケ月間だけのワークでしたが、何だったのか。
以上です。あくまで素人一個人の主観が強い意見なので、気にしないで下さい。そういえば、「日本らしさ」という言葉が最後まで、監督、選手達からほとんど聞けなかったですね。当ブログの最初の予想では、無得点3敗でも「結果は出なかったが、日本らしいサッカーはできた」とコメントすると思っていました。ただ、「日本らしいサッカー」というのは、とうとう監督や選手から聞く事はできなかったです。なぜなのか、日本らしくなかったから恥ずかしくて口に出せなかったのだろうと。では、それはどんなサッカーなのか。それはやはり、正々堂々と持っている物をぶつける形でなく、運に任せた博打サッカーではないかと。
あと、「ごめんなさい」現象、「手のひら返し」という言葉が闊歩しましたが、それは普段は余りサッカーを観ないライト層の、一つの結果だけを見た「イベント」だったのではないでしょうか。単なる「ニワカ」層のブームであり、サッカーに詳しい周りの人でも、「西野監督じゃあねぇ・・・」という人が比較的多く、日本代表はブームではなく、しっかり地に足を着けた見方をすべきと思います。
引用:日刊スポーツ
話は変わり今日、№12EVERで開催された、ファジのアウェー東京V戦のPVに参加してきました。その模様は明日。
リスペクトコラムです。
今季はJ2で奮戦中の大宮さん。最初の時期は下位で苦しんでおられましたが、最近では順位を上げ、暫定ではありますが、今の順位は何と岡山より一つ上の暫定7位。やはり、元J1勢は最後は合してきますねぇ。そんな大宮さんですが、サポカンを数回開催されています。複数回の開催は昔のイエローハウス(J1柏)を思い出します。柏はあの後に黄金時代に入りましたから。大宮さんのは名前もいいですね。「未来を、ともに」とは。
【第3回「未来を、ともに。カフェ」】
「大宮アルディージャの未来について、ファン・サポーターの皆さまとともに意見交換を行う、第3回「未来を、ともに。カフェ」を開催します。詳細は以下の通りです。皆さまのご参加をお待ちしております。
■日時 7月1日(日) 13:00~15:00
■場所 まちラボおおみや 埼玉県さいたま市大宮区宮町一丁目60番地大宮ラクーン8F
■今回のテーマ 地域と未来について
(1)まちづくり(新スタジアム) (2)健康/福祉(総合型スポーツクラブ) (3)地域振興(観光、商業) (4)社会貢献(CSR)
■募集定員 30名
※興味のあるテーマを2つお選びください。当日のグループ分けの参考とさせていただきます。
※募集人数を超えるお申込があった場合は抽選とさせていただきます。先着順ではありません。
※各テーマに対して、意見交換できるファン・サポーターの方が対象です。
■参加クラブスタッフ(予定)
代表取締役社長 森 正志 取締役事業本部長 久保田 剛 取締役管理本部長 小笠原清孝
事業本部副本部長 高須 久典 事業本部ホームタウン推進担当部長 望月大亮 クラブアンバサダー 塚本泰史 ほか
■主な参加者(予定) ファン・サポーター30名 大宮アルディージャ選手OB会副会長 横山 聡
地域の関連団体の皆さま(教育、健康、観光、商業、まちづくりなど)
■参加費 無料」
引用:J2大宮公式HP
「本カフェの内容は後日、クラブ公式サイトにてご報告させていただきます」とありますが、今季過去2回のレポはしっかり情報公開されています。元々はクラブが20周年を迎える事が開催のきっかけになり、ファン・サポーターと幅広く意見交換しようというものでしょうが、内容を観ると本当にオープンに意見交換されているのがよくわかります。
第3回のテーマも素晴らしい。総合型スポーツクラブ、地域振興、社会貢献(CSR)と、こういう事が語れるクラブもあれば、数字ばかりの商業主義的な事しか口にしないため、あくびをされるところもあるでしょう。
どこだったか、1回サポカンをやってみたが、大きい声を出されたのでその時の1回きりで、頑として次の開催をしようといないところも見受けられます。その時も事業報告がメインでしたが、じゃあ、他のシーズンは報告しないのかと思う事になります。後ろ指を指されそうな状態が続いているようです。
いくら普段の興業数値が良くても、スタンダードなこういう大事なところをカバーできなければ、J1も無理だし、100年も続かないだろうと個人的に思わせるものです。公共財としてどれだけ公な行動が取れるか、そこがJクラブとしての付加価値だと思っています。そういう点では大宮さんも、J1にふさわしい優れたクラブですね。
ちなみに第2回のテーマは、ホームゲームについてで、①グッズ / オレンジスクウェア、②チケット / ファンクラブ、③公式サイト / アプリ、④試合運営について、第1回では20周年記念事業について(20周年にともにできること)語られたそうです。
クラブが公共財として地域に根差しているから3回もこういうテーマで、ファン・サポーターと語れるのだと思います。当ブログの評価基準である「Jクラブの付加価値」に、「ホームタウンミーティング」があります。大宮さんのようにホームタウンで、ファン・サポーターとミーティングできないと、Jクラブとしての体を成していないのかもしれません。前にどこかで聞いたフレーズ「地元のふりをしてスポーツ興業を行う、大坂かどこかの都会から来た興業会社」を思い出しました。少なくとも大宮さんは違いますね。
でも大宮さんはまだJ2で8位。プレーオフ圏内に近いですが、前J1クラブとは思えないような低迷ぶりです。1年で復帰しないとずるずるとJ2に引き込まれますよ。頑張って欲しいですね。
引用(第2回):J2大宮公式HP、レポ
引用(第1回):J2大宮公式HP、レポ
J1大宮関連⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171206
〃 ⑰http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171012
〃 ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170222
〃 ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170120
〃 ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160901
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151117
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150808
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20141211
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140903
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140606
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140309
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130603
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121221
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121110
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120302
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120127
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100310
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060407
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060112
リスペクトコラムです。
今日、昼休みの時間で、たまたま立ち寄った某所にて、西野ジャパンの帰国記者会見を少し観ました。ところが、その後の報道で西野監督の退任が正式発表されました。急な大任、お疲れ様でしたと言いたいです。当ブログでも、運と博打のど付き合いサッカーで、たまたま初戦で10人のコロンビアに勝ち、その後流れに乗っただけとネガティブに書きましたが、退任と聞いて何とも言えない感じですが、まぁ良かったのではないかと。
監督を受けた時に、W杯までの任期という話になっており、今回予定どおり任期満了により退任するとの事です。日刊スポーツにあるように、田嶋会長の話によると、ベルギー戦後に、長い話し合いを持った中で、代表監督の職について慰留しなかったそうです。個人的な想像は、「引き続き、ぜひやって欲しい」「最初からW杯までという約束でしょ」「やっぱダメか」というやり取りであったのではと。
最近まで、田嶋ジャパンとイメージがかぶり、秋春制をしたがる田嶋会長の子分というネガティブなイメージがありましたが、最近読んだ新聞記事で、ちょっとイメージが変わりました。「最初の全体ミーティングで『俺は世界を知らない。意見を聞かせてくれ』と選手の考えを引き出した」とあったのです。当ブログの持論で、世界を知らない監督が世界で勝てる訳がないというのがありますが、西野監督はそれを十分自覚し、逆に選手に歩み寄ったという事なのです。いい日本人監督じゃないですかと。当ブログ的には、元々は某黄色いチームの初タイトル獲得の時の監督でもありました。前にも書いたように、ハリル監督の解任からのごたごたは、選手も監督も悪くない。協会体制にネガティブなのです。
西野監督、お疲れ様でした。プレッシャーやストレスも相当なものだった事でしょう。ゆっくり休んでください。日本代表が再び緊急事態に陥ったら、またピンチヒッターで来て下さい。
退任までの流れです。報道をまとめてみました。日本協会は1次リーグを突破した西野監督に続投要請する方向で調整を進めていたが、並行して外国人監督もリストアップ。1勝1分け2敗で、退場者を出した10人のコロンビアにしか勝てなかった事、決勝トーナメントのベルギー戦で2点のリードを守り切れなかったことで疑問視する声があり、風向きが変わったとか。ベルギー戦直後に関塚技術委員長が技術委員宛てに送ったメールの返信にも、1勝1分け2敗の結果を良しとしない旨の内容が多かった模様。森保東京五輪監督のA代表兼任プランも、五輪優先のために見送られた格好。
引用:スポニチ
そして、新監督情報です。今回は余り名前が錯綜しませんね。早い時期からクリンスマン氏の名前が流れていました。そのクリンスマン氏。まずは報道から。まとめてみました。
クリンスマン氏は日本側が提示する年俸200万ユーロ(約2億6,000万円)で、就任に前向きな姿勢を見せているという。元ドイツ代表DFで元浦和監督のギド・ブッフバルト氏が入閣する可能性が浮上。クリンスマン氏と親交が深く、日本サッカーを熟知する同氏にコーチ、もしくはアドバイザー就任を要請する可能性あり。W杯ロシア大会の開幕直前、田嶋会長が既にブッフバルト氏と接触していたことが判明。水面下では新生日本代表でのコーチ、もしくはアドバイザー就任の可能性について話し合われた模様。
クリンスマン氏とブッフバルト氏は、優勝した'90年W杯イタリア大会の西ドイツ代表で互いに攻守の要を務め、シュツットガルトでも長く同僚。ドイツ国内でも大親友。ブッフバルト氏は'10年に日本協会アドバイザーも務めており、日本人の性格、サッカーの特徴は熟知しており、選手、日本協会とのパイプ役としても期待。ただ、インターネット上では「若手重視」との評価もある一方、ハリル前監督氏の「二の舞」をおそれる声もあるとか。
クリンスマン氏はドイツ代表監督として自国開催の'06年W杯で3位。米国代表監督としても'14年ブラジルW杯でベスト16に導いた実績。'06年は「若手重視」の選考で注目。ポドルスキなどの若手を続々と起用し、世代交代を進めた形。ただ、ロシアW杯の北中米カリブ海予選では2連敗とつまずいた結果解任される。
引用:スポニチ
引用:J-CAST
引用:デイリー
クリンスマン氏のプロフィールです。
'64年生まれ、旧西ドイツ・ゲッピンゲン出身の53歳。181cmの長身FWでシュツットガルト時代の'87-88年シーズンにブンデスリーガ得点王。インテル・ミラノ、モナコ、トットナム、Bミュンヘン、サンプドリアでもプレー。西ドイツおよびドイツ代表で'90年W杯優勝など108試合47得点。'03年に現役引退。ドイツ代表監督として'06年W杯3位、米国代表監督では'14年W杯で16強入り。 '16年11月にドイツ代表の名誉キャプテンに選出。
エピソードとしては、アメリカ(カリフォルニア)に在住。ドイツ監督時代もカリフォルニアから試合や合宿のたびにやってくる生活だったため、しばしば批判の対象とされていたとか。日本代表監督の外国人監督は日本在住の必要はありませんが、早く日本に馴染んで欲しいですね。
ハリル監督解任からここまでいろいろありました。でも、結果オーライなのでは。誰もが何となく納得できる結果となりました。2年契約がいいですね。クリンスマン監督がふがいない結果になれば、また西野さんが再登場すればいいのです。早く監督の海外組が出てきませんかねぇ。代表引退する長谷部選手はドイツで、指導者よりもGMに興味があるとか。本田選手、ビジネスもいいですが、ぜひ欧州で監督の道を目指して欲しいです。
こんな記事もありますね。やはり「田嶋ジャパン」で、その協会体質は田嶋会長の退任まで続いてしまうのか。あと、忘れておりました。西野ジャパンの検証ですが、この週末でじっくりやりたいと思っています。当ブログには「ごめんなさい」はありません。
リスペクトコラムです。
もはや、日本にとってのロシアW杯は終わった訳で、早くも次期監督人事など賑やかになりつつありますが、当ブログの本音としては、早くJ1が再開されないかなと。今大会の西野ジャパンの検証や、次期監督人事ネタは後日とさせていただく中、日刊スポーツに面白い情報が載っていました。
【30年サッカーW杯、日中韓北朝4カ国共催の可能性】
「米朝会談(12日、シンガポール)で北朝鮮の核廃棄などに合意したことで、北東アジアはそれまでの緊張感から平和ムードへ、少しずつ歩み出している。その雰囲気に乗って、韓国の文大統領がFIFAへ「30年W杯北東アジア4カ国共催」を提案した。」
「韓国の複数メディアの関係者によると、北東アジアの国とは、日本、中国、韓国、北朝鮮を指しているという。文大統領の提案にインファンティノ会長は「今の期間、(政治的に)いろんなことが起きている。今から準備しないといけない。文大統領が呼べば、いつでも韓国に行きます」と話し、さらに「サッカーの底辺拡大のため、W杯共催はいいこと。北東アジア諸国の安保、経済共同体に向けて、スポーツが交流の役割を果たせると考えている」と話した。同会長は「近々、中国を訪問し、習近平国家主席との面談で、(4カ国共催の意向を)聞いてみたい」と伝えた。
ハードルは低くない。FIFAは、W杯開催の基本ルールとして各大陸の公平性を重視している。22年はカタール開催、26年は米国、カナダ、メキシコの共催が決定しているだけに、アジア開催となれば、欧州、南米、アフリカ連盟の理解を得る必要がある。さらに今の平和ムードが30年まで続くかも不透明。まだ日本、中国の意向は反映されてないこともネックだ。
日本サッカー協会は、30年までにもう1度W杯招致を目標にしている。各国の協会レベルで協議すれば、実現する可能性はある。しかしW杯開催は国同士の利害関係が密に絡む。逆に、日中韓朝の4カ国が政治的に合意すれば「4カ国共催」は一気に加速化することも考えられる。平昌冬季五輪が、南北和解ムードの突破口になった実例もあるだけに、平和を望む4国が合意する可能性はある。
30年W杯大会開催地が決まるのは、4年後にカタールで開かれるFIFA総会になるはず。インファンティノ会長は「現実的な障害は当然ある。しかし共催への強い気持ちで努力していくことが重要。文大統領のビジョンは、強烈なメッセージになったはずだ」と、慎重ながらも前向きに話した。」
引用:日刊スポーツ
面白い話です。この記事では触れられていませんが、一つ大事な情報があります。それは出場国の増加。32から48に増え、試合数は64から80に増えます。一応2026年からの話ですが、ひょっとしたら2022年カタール大会から増える可能性もあるそうです。今後は2026年は北米3ケ国で共催の方向だし、今後はもう単独開催は無くなっていくのかもしれません。
普通に聞くと何で4ケ国でやらなきゃならないんだ?日本での開催試合数が減るじゃないかと思いがちですが、80試合ならたぶん25試合くらいは日本開催できるのではと個人的に思い描きます。ただ、それでも現在の単独開催の64試合よりは全然少ない。まあ、どこまで本当の話かは知りませんが、W杯の持つステイタスというか付加価値を損なわないようお願いしたいです。
リスペクトコラムです。
昨日、ベルギー戦が無ければライブで観ていました。FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選の台湾戦です。まさに崖っぷちのAKATSUKI FIVEでしたが、前節のオーストラリア戦で何とか勝って、息をつないでいました。そして昨日、ちょこっと覗いてみたら、既に差をつけたリードだったので、安心して仮眠の寝床に就きました。そして試合結果を聞きました。日本が台湾を108-68の40点差をつけて圧勝。0勝4敗からの2連勝で2次予選進出。試合の内容は観ていないのでわかりません。
12チームによる2次予選は、2グループに統合。同じグループで日本はオーストラリア、フィリピン、イラン、カザフスタン、カタールの6チームでホーム&アウェイ方式で対戦。グループFに入って上位3チームに加え、各4位チームのうち成績上位の計7ーム(開催地の中国を除く)がW杯への出場権を獲得。2次予選は以下のとおり。
【2次予選日程】
9月13日:アウェー・カザフスタン戦、 9月17日:ホーム・イラン戦、 11月30日:ホーム・カタール戦
12月3日:ホーム・カザフスタン(ホーム)、 2月21日:アウェー・イラン、 2月24日:アウェー・カタール戦
男子日本代表の東京五輪の出場枠は12。日本は開催国枠での出場が確約されておらず、五輪の予選を兼ねる'19年W杯(旧世界選手権)で国際バスケットボール連盟(FIBA)にアピールしなければならない。W杯に出場するためには、1次予選を突破し、12チームで争う2次予選で7位以上に入らなければならない。開催国枠の最終判断は来年夏のFIBA中央理事会で決定されるとか。
崖っぷちの日本代表を救ったのは2人のメシア(救世主)です。6月からチームに合流した米ゴンザガ大で活躍する20歳の八村塁選手、今年日本国籍を取得した33歳のファジーカス・ニック選手(B1川崎)で、八村選手は203cmあるとか。ちょっと日本のメシア2人を調べてみました。
【八村 塁選手】
'98年生まれの20歳。富山県出身。父親がベナン人、母親が日本人。富山市の中学校時代にバスケをスタート。明成高(宮城県)で全国高校選抜大会3連覇。ゴンザガ大(米国)で、'16-17年に全米大学選手権準優勝。
【ファジーカス・ニック選手】
’85年米国生まれの33歳。ネバダ大学卒業後、'07年にNBAダラス・マーベリックスに入団。'08年にロサンゼルス・クリッパーズに移籍。その後は、ベルギー、フランスなどでプレー。'12年に来日し、現B1川崎に加入。Bリーグで'16-17年シーズンのMVP、得点王、ベストファイブに選出。
という事で新しい2選手、メシアが日本を救ってくれました。バスケは出場選手が5人と、1人当たりの個人技の影響度が大きく、この2選手が加わってから全く別のチームになりました。本当に日本バスケ界の恩人です。当ブログも今後は特に八村選手を追ってみたいと思います。開催国なのに、東京五輪ではまだ出場を認められていない戦い。まだまだ日本のバスケは熱いです。
AKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180630
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180320
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180226
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180223
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171125
TV生観戦レポです。
読者の皆さんおはようございます。3時です。何とか起きれました。ロシアW杯決勝トーナメント1回戦ベルギー戦です。今日も生書き込み。日本サッカー界の真骨頂の試合。起きねばなりません。FIFAランク61位が3位に挑みます。初の8強なるか。いろいろ言われた西野ジャパン、細かい批評は大会後ゆっくり。今日は純粋に試合を楽しみたいと思います。アザール、ルカク怖いです。先発は初戦と同じ。この試合で3大会全試合出場、長谷部、長友、川島3選手が日本人W杯最多出場記録を更新しました。キックオフ。
観客の歓声から観てベルギーを応援している方が圧倒的に多いようです。やはり、先のポーランド戦の醜い戦術が影響しているのか。いろいろ考えましたが、当ブログとしてはルール改正がいいと思います。ルールに反していないから、フェアプレーでない戦術を行ってしまう。それはしょうがない。ルールで縛ればいいと思います。つまり、VARで試合の流れも判定し、消極的と判定されたらフェアプレーポイントで悪く判定すればいいと。詳しくはまた、書きたいと思います。試合ですが、ややベルギーの方が攻勢ですね。日本も縦パスを駆使していますが、ベルギーは個の能力が高い選手が揃っており、なかなか攻めきれない感じ。ベルギーは日本のゴール前の堅い守備をどう崩すのか興味があります。
ルカクすいごいです。強靭な吉田選手をもってしても対抗できません。日本はゴール前にくぎ付けになるシーンが増えてきました。コンパニー選手も脅威です。ベルギーはセットプレーで威力を発揮してきます。やはり、現実的には日本は延長からPK戦に持ち込むしか勝機は無いか。PKの練習はしていないという強気のようですが、それが最後どう作用するのか。川島選手はベルギーで5季プレーしています。
まあ、初戦のコロンビア戦も本来ならばこういう展開だったのでは。ラッキーな事があって、それがすべてで、申し訳ないが運とばくちで日本はここまで来れたという印象。2分け1敗だったのかもしれないと。日本はセカンドボール取れません。ここで前半終了。何とかしのぎました。
後半スタート。選手交代は無し。後半3分、ベルギーのDFミスから原口選手に柴崎選手からパスが通り、抜けてシュート。日本ゴォール!!! 原口ゴール!★★★ 1ー0。柴崎選手光っています。ベルギーもあのミスでは失点もするわと。ベルギーは前掛かりにきます。ルカク選手のシュートはバーを叩く。そして、後半7分、パスミスからボールを奪い、乾選手から遠目からの無回転シュートが決まる。日本ゴォール!!! 乾ゴール!★★★ 2ー0。個人的には大迫、乾、原口3選手がいいと思っていましたが、やってくれましたね。今大会の日本の強さは海外経験を積めた海外組が、海外の強豪にビビることなく、実力以上の活躍ができている事もあると思いますが、この3選手はまさにそうだと思います。運と博打に加えて、海外組の落ち着いたプレーでしょうか。
あと、日本は大会を通じてパスミスが少ないのが特徴ですね。強化試合では何回も見られて、敗因になったパスミスの少なさが今回の成績にもつながっているのでは。
やってやれ酒井の高速クロスも見えました。ベルギーは髙くて攻撃的な2選手を入れてきました。仕掛けてきた格好。あと、スタミナ管理もいいですね。4年前とドイツ大会ではコンディション管理に失敗しています。今大会の勝因の一つなのでは。後半24分、遠目のヘディングシュートが決まってしまう。日本痛恨の失点・・・ 2-1。後半29分、ゴール前の混戦。頭で合わされる。日本痛恨の失点・・・ 2-2。ベルギーは190cm台が4人います。あれだけ高いと競り負けます。ベルギーと過去3チームの違いは目の色です。ベルギーは2失点しても全く動じていません。そこが違いなのか。
日本はまだ、交代選手を1人も入れていませんが、延長やPK戦を見込んでいるのか。でも今大会から4人目もOKになっています。ここで、柴崎選手に替えて山口選手、原口選手に替えて本田選手投入。ベルギーはこの90分の中で仕留めにかかっています。
ロスタイム・・・カウンターから抜けられて決められる。日本痛恨の失点・・・ 2-3。万事休す。ここでホイッスル。日本よく頑張りました。夢を見させてくれました。今日も2-0になった時に、勝ったと一瞬思わせてくれましたが、これが世界との壁。運や博打では乗り越えられない高さです。今の日本人監督では頑張れてもこれが限界だと思います。お疲れ様でした。
ボランティアレポです。明日はベルギー戦なので、今日アップしますが、ビルドアップ記事です。写真はシマカズ氏、ろんぱ氏にお世話になりました。
今日、Cスタで開催されたファジのホーム金沢戦に、ボランティア参加してきました。微妙に暑い日。ボランティア受付に行くと、応援団・浅口の岡局長の姿がある。FBで参加するとか言っていなかったのに。まぁそういう時もあるでしょう。
ミーティング開始。新人研修で、ロシア帰りの阿部選手と福元選手が参加です。今日の持ち場はコンコースでチケットチェック。有女史と河女史、そしてIPUの1年生君と一緒でした。準備作業でグッズ商品などの運搬作業をしましたが、研修2選手と一緒になりました。みんな作業の合間に一声二声掛けていたようですが、当方も一番感化された選手を聞くと、同じポジションの吉田選手だったようです。2人とも真面目に作業やっていました。
Aゲートだったら、西陽でもう少し暑かったでしょうが、コンコースのゲートはよく風が通り、涼しくて良かったです。アウェーS席よりは知った来場者が多く、面白かったです。
試合の方は観ていないのでよくわかりません。取って取られるいわゆるド突き合いサッカーだったようでしたが、最初のPKが訳が分からないと皆さん言っていました。そして試合終了後に知り合いに聞くと、「審判に負けた」と。今日の試合は昨日の試合で暫定10位となっており、今日の試合で勝たないとそのまま10位となる状況。この日は「オーエムグループ招待デー」という事で、試合開始前にオーエム産業の社長さんが挨拶をされていました。声だけ聞こえました。そういえば、こういうスポンサーデーは久しく余り観なかったですね。
イベント情報です。
まずはお誘いプロジェクト。選手がお手伝いする「選手稼働」で2選手が立ち寄ったとか。「アラウンド・ザ・日本三名園」として金沢市ブースがあり、金沢銘菓が当たるガラポン抽選会があったとか。列も長かったそうです。また、岡山中央、岡山西2警察署による犯罪抑止広報イベント活動として、白バイとパトカーの展示がありました。また、GK3選手が載った啓発下敷き、パトカー・白バイ消しゴム、ワイヤー錠の配布があったとか。
岡山市消防局による熱中症予防啓発活動で、救急車の展示もありました。熱中症予防グッズとして、冷タオルと救急車消しゴムの配布がありました。また、「写真映えフェア」として、写真撮影にぴったりのファジフーズメニューが登場したとか。これは公式Instagramページが無いから「インスタ映えフェア」と言えなかったんでしょうね。「岡山スタイル」がこういう所にも影響しているのかと個人的に思う。いい加減にFBでもやればいいのに。そして、他のJ2・J3全クラブのように、公式FBページでDAZN映像を配信すればいいのにと思うが・・・ あと、歩け歩けウォーキングもあったようですね。そんなところか。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「序盤は両者ともに動きが鈍く、ピッチの随所で安易なパスミスを連発。ロングボール一辺倒の攻撃にほぼ依存し、1-1で折り返す。しかし、後半に入ると、展開が激変。目が覚めたかのように22人の機敏さと連動性が上がり、開始早々に金沢がカウンターから逆転弾を奪う。しかし、岡山もひるむことなく、8分後に塚川のスーパーショットで同点に。その直後には金沢がまたしてもゴールを挙げ、まさしく「殴り合い」の展開に。目まぐるしく攻守が入れ替わる死闘はホイッスルが鳴るまで続いたが、結果は3-3での痛み分けとなった。」引用:スポーツナビ
【J2採点】
チーム:5.5、【MAN OF THE MATCH】:齊藤
一森:5、後藤:5、濱田:5、喜山:5、椋原:6、塚川:6、上田:6、三村:5、伊藤:6、齊藤:6、仲間:6
赤嶺:5、長澤監督:5.5
【山陽新聞選定MVP】
伊藤選手。2-3の後半25分にFW斉藤の右からの折り返しを頭で合わせ、勝ち点1獲得の原動力に。試合序盤から正確なパスさばきで攻撃の起点となった。
今朝の山陽新聞朝刊の「ファジの勝利届かず」というタイトルの記事の戦評です。
派手な打ち合いの末、岡山は3-3のドロー。チーム約1ケ月ぶりの得点を仲間選手が決めて先制したものの、微妙な判定によるPKを皮切りに2度の勝ち越しを許した。2回追いつき、敗戦こそ逃れたが、不用意なミスが失点に直結する自滅のような展開はは反省したい。
6月を未勝利で終えた岡山は金沢との壮絶な打ち合いをものにできず、無念のドロー。心機一転臨んだ7月最初のゲームで勝利には届かず。なかなかリスクを冒せなかったチームは人数をかけて分厚い攻撃を終始展開し、今季最多タイの3得点。6戦ぶりの白星を遠ざけたのは自分たちのミス。要所での不用意なミスが減らないようでは昇格争いに加わることは難しい。ホームでの勝利は2ケ月以上もない。
これでリーグ戦前半戦を終えて勝ち点31.開幕ダッシュに成功しながら、13位でフィニッシュした昨年をわずか1上回るだけ。救いは今季のリーグが混沌としていることだろう。
昨日の試合で10位と、ついに2ケタ転落。甲府さんが1試合少ない暫定順位ですが、順位が更に落ちるかどうかというマイナスな暫定。もし甲府さんが勝っていたら11位という位置です。次節勝てば最良で暫定7位ですが、負ければ最悪で12位まで落ちます。岡山はだいぶ他チームに研究されてきたなという印象。岡山はセットプレーが得意だから、ペナルティエリア内では絶対にファウルをもらうなとか、効き足しか使えない喜山選手がいるから左サイドを狙えとか言われているのではないでしょうか。今季は失速がちょっと早いねとかも言われていたなぁ。
今日の観客数はかろうじて7千人をキープした数字でしたが、相手チームのネームバリューと、先のアウェー讃岐戦での失望感があるのではと心配してしまいます。
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 塚川選手 2位: 該当者無し
oketsu氏: 塚川選手。久々のビューティフルゴールがみれたからです。
issan: 塚川選手。ゴラッソでしたからね。
うろたんK氏: 該当者無し。得点直後の失点、あれが今の勝ちきれなくないファジを象徴しています。
シマカズ氏 塚川選手。同点に追いついた時のシュートが素晴らしかったです。
雉人・F原氏: 該当者無し。久しぶりの得点だが、練習での改善された部分が分からない。次回に期待!
応援団浅口・メグミさん: 後藤選手。お帰りなさい。DFの安定感。
山やん君: 斉藤選手。攻撃の起点として、相手に脅威を与え続けました。