Goodbye Hometeachers! 

1994年の4月にHTになり30年。
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ホームティーチャーって

2009年10月24日 20時48分54秒 | ホームティーチャー
昨日、センターから電話がありました。

今度は学区に近い幼稚園に正課と課外に会社の幼児教育推進の教室ができるそうです。

何でも作ってくださいね、と嫌味じゃなく本心からお答えしておきました。

私は、会社の教材や教え方に共感できなくなってきています。
そんな私が教えるより、マニュアルHTが教えたほうが生徒は伸びるのかもしれないし。

そうそう、前に、電話のあった家の近くにできる予定の教室はキャンセルになったそうです。
理由は、「収入にならないから」

HT一本で生計を立てようと思った方みたい。

センターも現実をきちんと話してくれるようになったようで安心です。

昨日のボランティア教室には、実は私の先輩に当たるHTがいらっしゃいます。
彼女から
「同じ学区で家からとても近いところに教室を作るって電話があったから、そんなものを作ってもお互いに共倒れになるから、私はやめる時期を早めますよ!って言っておいたわ」
と聞きました。

小学校の生徒に対するシェアの数字だけじゃなく、その学区にどれくらいの規模の英会話教室があるか、塾が英語を含んだ講座を持っているかも調べる必要があるのではないかしら?

うちだけが英語を教えているわけなら、そのままの数字でいいけどライバルも多い。
そんな中で頑張っているHTを応援する、サポートするのがセンターや会社の仕事じゃないのかしら?

HTの質が落ちているとうわさになっています。
「英語ができる」のと「英語を教える」のは全然違う話。
筆記試験と面接ではわからないHTの仕事。

3人の副講師とかかわってきた私なので、「英語力=指導力」とは全然思いません。
「子どもが好き」だけでも務まりません。

「生徒達のためにどれだけ、自分の時間を提供できますか?」という世界です。

100円ショップの時給が「パートは900円から」というのを見ると、
マンツーマンクラスだったら時給は3分の2のHT
なのに授業準備にかかる時間や書類作業もろもろの時間を考えると、倍以上の時間を費やさなくてはならりません。
HTは馬鹿らしい職業に思えてしまいます。

でも・・・

お金じゃなくて、「子どもたちの笑顔が見たい」という気持ちで遣う時間は気にならない。
せっせと時間をかけて教材を手作りする私たち。

会社はそういうことを知ってくれているのかしら?
評価してくれているのかしら?

教室の人数じゃなくて、笑顔度、保護者の信頼度、継続率をもっと重要視して欲しいですね。
たくさん入学してたくさんやめていくなら教室も伸びないし、世間の評価も下がるはず。

少人数教室でも、ずっと続けてくれる生徒がいる教室の良さをもっと掘り下げて考えてみて欲しい。

今回の運営研修は11月21日(土)に行きます。
でも、きっとWeeekly Reportのはがきにせっせと名前を書いたりして、内職をしているかも。
意見は言うと注意されるから、研修という名の長い長い「伝達」の時間

研修は「研修」をしてほしいです。
今なら、帳簿のつけ方の復習でもいいのじゃないかしら?