アキヤマ香さんのコミック、
「長閑の庭」(全7巻)を読んだ。
なかなか7巻が見つからず、
やっとのことで入手し、読み終えた。
独語で黒を意味する“シュバルツ”さんと
呼ばれる大学院生の朝比奈元子(23歳)。
ドイツ文学教授の榊郁夫(64歳)。
ひと言でいえば、この41歳差のふたりの
恋愛物語。
非現実的ではあるが、とても温かい話。
本作を読むきっかけは、
NHKの同名ドラマ(2019年6月・全4回)。
元子役は橋本愛さん、教授役は田中泯さん。
父と娘または祖父と娘と見間違ってしまう。
ドラマもよかったし、コミックもよかった。
いくら年齢差があろうとも、
本人たちが幸せならよいのではと思う。
ただ、年齢的には教授が先に亡くなるもの。
その後の元子がどのように生きていくのかが
心配なところである。
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嫉妬などなくせはしない。
まっさらな美しい心だけを持つなど理想
だけ詰めこんだロボットと一緒だ。
嫉妬心を常に抱えながら生きていくのが
人間ではないのかね。
そして嫉妬心があるからこそ人間は向上
していく。嫉妬心を向上心に変えられない
のは醜いことだが向上心に変えられる
人間は美しいと思う。
一面だけを見てその人間を決めつけては
いけない。
長所と短所は表裏一体だから厄介なのだ。
代々受け継いだ性格と幼い頃からの環境
で培ったものはそうそう変わらない。
それが短所として働こうとする時、それを
自分の中でうまく回避するには周りと関わ
った経験がとても重要だと思う。
自信がないなら努力すればいいだけ。
では、今回のおまけ。
ふかふか布団で埋もれて眠るたぁたん。
たぁたんはふかふかが好きなんだよね。
だんだんと深い眠りに。
すぴ~すぴ~。
近づいても気づかない。
よ~く寝て疲れをとってね。
おしまい。