かとう整骨院では、剣道をされている方が多く来院していただいております。大人の方はもちろん、小学生や中学生といった成長期の子供たちも来院されます。学童期のケガはスポーツ障害に繋がることが多々あります。そのような事にならない為にも、子供たちにとってもっとも身近な存在である保護者の皆様に、お子様が剣道でケガをされた時の対処法などを知っておいていただければと思います。
・学童期の身体的特徴
学童期(主に小学生)の身体は大人に比べて柔軟性に富んでいるというのが特徴です。当然ですが、組織も若いので回復力にも優れています。こういった面から学童期では、大人のように疲労の蓄積で身体が硬くなり・・・といった可能性は低いといえます。ですが、こういった状況が全くないという訳ではありません。例えば、学校行事が立て込んでいるときや、他の習い事との兼ね合いで疲労が蓄積していくことは充分に考えられます。また、お子さんの中には“疲れがたまっている”という状況をうまく説明できない子もいます。必要以上に稽古を嫌がっている場合などはこのようなケースが考えられます。もちろん、単に気が乗らないといった場合もあるでしょうが、先に述べた様な状況も考慮していただければと思います。
・“痛み”をコントロールできる??
これは学童期に限った話ではないのですが“痛み”というのは自分の意志である程度コントロールできるのです。“痛み”というのは“感覚”です。感覚は脳で感じるものです。ですので、自分のおかれた状況次第である程度はコントロールできるのです。たとえば、何か嫌なことや不安な事がある時は誰でも気分が沈みがちになるものです。このような状況下では痛みを増幅させてしまうことがあります。また、逆のパターンも存在します。これは、周囲の期待に応えようとするあまり無理をしてしまうパターンです。いずれにせよ、コミュニケーションが重要になるのは言うまでもありません。
・ケガを見極める方法
学童期の痛みはケガ以外にも、精神的な部分が大きく作用する場合がありますので鑑別が困難な場合があります。ケガであるかを判断するには①痛い場所がはっきりしている②動かすと痛みがでるなどの症状が比較的解りやすいかと思います。腫れに関しては、判断が難しいですが患部に熱があるかどうかが判断材料になります。いずれにせよ、早急に医療機関で受診しましょう。
・ケガをしてしまったら。
実際にケガをしてしまい、すぐに医療機関を受診できない時はRICE処置をオススメいたします。RICE処置とはRest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の事です。このうち、もっとも重要なのが安静です。冷却は10分程度を2~3回繰り返していただくとよいです。圧迫は専門機関に任せましょう。この処置は、原因があきらかな場合(捻じった、ぶつけたなど)のみに有効な手段です。
・まとめ
学童期のケガで一番重要なのはそこから大きな障害に繋げない事です。中~高校生に多くみられるスポーツ障害(ジャンプ膝、オスグットなど)は練習のし過ぎ(over use)が主な原因になりますが、学童期からのケガが原因になる場合も多くみられます。学童期に痛い所があっても無理に稽古を続けた結果、変なクセ(動作)がついてしまいそれが障害に繋がってしまうのです。このような悲劇を起こさない為にも、“痛み”を訴えた場合には自己判断をせずに専門機関(病院、整骨院など)を受診するようにしましょう。
きっちり治療することも稽古のうちですよ!!
〒572-0087 寝屋川市木屋町2-1-108
かとう整骨院HPはこちらから
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連絡先 072-812-3631(予約優先)
・学童期の身体的特徴
学童期(主に小学生)の身体は大人に比べて柔軟性に富んでいるというのが特徴です。当然ですが、組織も若いので回復力にも優れています。こういった面から学童期では、大人のように疲労の蓄積で身体が硬くなり・・・といった可能性は低いといえます。ですが、こういった状況が全くないという訳ではありません。例えば、学校行事が立て込んでいるときや、他の習い事との兼ね合いで疲労が蓄積していくことは充分に考えられます。また、お子さんの中には“疲れがたまっている”という状況をうまく説明できない子もいます。必要以上に稽古を嫌がっている場合などはこのようなケースが考えられます。もちろん、単に気が乗らないといった場合もあるでしょうが、先に述べた様な状況も考慮していただければと思います。
・“痛み”をコントロールできる??
これは学童期に限った話ではないのですが“痛み”というのは自分の意志である程度コントロールできるのです。“痛み”というのは“感覚”です。感覚は脳で感じるものです。ですので、自分のおかれた状況次第である程度はコントロールできるのです。たとえば、何か嫌なことや不安な事がある時は誰でも気分が沈みがちになるものです。このような状況下では痛みを増幅させてしまうことがあります。また、逆のパターンも存在します。これは、周囲の期待に応えようとするあまり無理をしてしまうパターンです。いずれにせよ、コミュニケーションが重要になるのは言うまでもありません。
・ケガを見極める方法
学童期の痛みはケガ以外にも、精神的な部分が大きく作用する場合がありますので鑑別が困難な場合があります。ケガであるかを判断するには①痛い場所がはっきりしている②動かすと痛みがでるなどの症状が比較的解りやすいかと思います。腫れに関しては、判断が難しいですが患部に熱があるかどうかが判断材料になります。いずれにせよ、早急に医療機関で受診しましょう。
・ケガをしてしまったら。
実際にケガをしてしまい、すぐに医療機関を受診できない時はRICE処置をオススメいたします。RICE処置とはRest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の事です。このうち、もっとも重要なのが安静です。冷却は10分程度を2~3回繰り返していただくとよいです。圧迫は専門機関に任せましょう。この処置は、原因があきらかな場合(捻じった、ぶつけたなど)のみに有効な手段です。
・まとめ
学童期のケガで一番重要なのはそこから大きな障害に繋げない事です。中~高校生に多くみられるスポーツ障害(ジャンプ膝、オスグットなど)は練習のし過ぎ(over use)が主な原因になりますが、学童期からのケガが原因になる場合も多くみられます。学童期に痛い所があっても無理に稽古を続けた結果、変なクセ(動作)がついてしまいそれが障害に繋がってしまうのです。このような悲劇を起こさない為にも、“痛み”を訴えた場合には自己判断をせずに専門機関(病院、整骨院など)を受診するようにしましょう。
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