通勤経路をJRに変えました。
道中、
再開発の進む駅で乗り換えるのですが
この駅が激混みで
改札を入るのに並び
ホームに上がるのに並び
電車に乗るのにも並ばねばなりません。
現在、更に数千戸のマンションを建設中で
この駅の近い将来は、
どれだけの人で溢れちゃうんだろう。
もちろん
電車は超満員で圧死するかと思うほど。
前に立つお姉さんの髪が
顔に刺さってかゆいし
後ろに立つお父さんの
咳払いで私の髪の毛がなびくし
横に立つおっちゃんの
お尻の割れ目の形状が
人肌と共に洋服を超えて伝わります。
時に
朝なのに酒臭い車内は
私の二日酔いに拍車をかけます。
あくまでも出勤であり
デートや飲み会などの
胸躍るお出かけでもないのに
こんな思いをしてまで
電車に揺られるなんて苦しすぎる。
そんななか
駅につき扉が開き
奥にいた女性が弱々しい声で
「気分が悪いので降ろしてください・・・」と
言いました。
扉まではかなりの人垣。
でも
近くにいた人が
大きな声で
「降りる方いまーす!」と言ってくれたので
人垣の面々も
サーって扉までの道を開けるのでした。
満員電車の皆は
ただただ窮屈な人々ではなくて
優しい人の集まりだったんだ。
この場に居合わせたことが
ちょっと嬉しくて
こういうの、いいなぁ。
みんな、頑張ってるんだ。
って、ちょっと元気をもらった瞬間でした。
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かとう
nobutan
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