目の前で
若い男性が
電柱に激突しました。
電柱に打った腕を
痛そうにさすりながら立ち上がる男性に
大丈夫ですか?と手をさしのべて良いものか
大丈夫ですって答えてくれれば良いけど
大丈夫じゃないって言われたらどうしよう、と
ただただ見守るだけで
声を掛けることができず
結局、何もしない中年夫婦と仔犬。
そんな昨晩の今朝
通勤電車が急停車し
30年になる通勤通学史上・初
派手に転びました。
満員電車であれば
隣の人々に挟まって転ばずに済むものを
じゃっかん
すいていたので転べました。
すると
目のはしに
さしのべられた
温かそうな大きな手
見知らぬ方のお世話になってはならないと
お礼だけ述べて自力で立ち上がり
その手の主をみると
なんと
大学生と思われる男の子で
何やら難しそうな教科書を読んでいるのでした。
青山一丁目駅で降りたので
青山学院の学生さんだろうか・・・。
さしのべられた手が
どんなに嬉しかったことか。
この世の中、すてたもんじゃないって
勇気と希望まで頂きました。
昨晩、
手どころか声もかけられなかった私は
次回、転んだ人がいたら
声くらいはかけようじゃないかと誓いながらも
男の子が電車を降りるまで
ひたすら顔を伏せるしかないのでした。
若者よ、ありがとう。
私も社会に恥ずかしくない
良い大人にならなきゃなぁ。
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かとう
かとう
かとう
わか
nobutan
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