朝のお散歩で
ご近所のお宅の植え込みに
小さなねこちゃんを見付けました。
オンちゃんはギャンギャン吠えるし
ねこちゃんはシャーって威嚇するし
でも、よく見たら
わかりました。
ねこちゃんは
痩せてて傷だらけでした。
そんな ねこちゃんを
私は置き去りにしました。
噛まれたり
ひっかかれるのが怖かったからです。
猛禽類を手に乗せるような
丈夫な手袋でもあれば連れて帰れたのに、と思いました。
でも
よく考えれば
ネコ缶をあげてから
ねこちゃんを
そっとバスタオルで包んで
オンちゃんのキャリーに入れて
病院に連れて行くべきだったのです。
痛くて不安で孤独で怖かったよね。
そのことに気付いたのは
朝のお散歩を終えてから
ゆっくり朝ごはんを食べて
街で買い物をしてから
お昼ごはんを食べて
午後のデパ地下バイト中でした。
デパートが閉店して
バイトが終わった夜。
走って帰って
ネコ缶を買って
ねこちゃんがいた植え込みに行ったけど
ねこちゃんは、もういない。
人の家だけど
植え込みにネコ缶を置いて帰ってきました。
お家の方、ごめんなさい。
明日の早朝、片づけます。
ネコ缶、食べてくれてると良いなぁ。
ごめんね、ねこちゃん。
