会社の皆で
さっきまでとても楽しく飲んでたはずなのだけど
気がついたら
次長と社長が立ち上がって
お互いにつかみ掛かろうとしていて
慌ててお店を出たのだけど
お店の外でも治まらず。
気付いたら、私は
次長に正面から思い切りしがみついていて
次長と社長に挟まれていました。
聞こえてくるのは
先輩の
かとうさんにだけはケガさせないで下さい!という声と
次長と社長の
邪魔だ!どけ!という声。
そして
久しぶりに感じる
人肌の温もり。
私もかなりの酔っ払いで
ケンカの理由も
その後のことも全く覚えていないのだけど
翌朝、先輩から聞いた話では、
社長と次長は抱き合って和解したということと、
私が小猿のように張り付いていたということ。
そして、
私の左の小指の爪の先がなくなっていて
次長に
背中に私の小指の爪が食い込んでませんか?
って聞いたけど、次長も全く覚えていないのでした。
私がとっさに間に入ったのは
おんちゃんだったら
2人の間に入るだろうな、って
思ったからってことは
社長と次長には内緒。
しかし、犬を見倣う43歳って。
それに社長も次長も良い人だって
わかってるからで、
どさくさで次長に抱きついてしまったけど
これが男女逆だったら犯罪だろうなーと思うのでした。
女で良かった。