咲 -Saki- 感想

第135局　攻戦


本編

　残り7300点のユキに「決闘デュエル」を仕掛けたダヴァン。
　ダヴァンの手は11600点のため、ユキが放銃すればその瞬間に準決勝終了。



　しかし、３歩進んで振り向いたユキは、銃を手放して脱衣。



　ダヴァンの当たり牌を掴まされたものの、それを止めて聴牌を崩していた。
　はその形から俗に「拳銃ピストル」と呼ばれたりもするが、ユキはその「拳銃」を河に放たなかった事で放銃回避。
　「決闘デュエル」って、仮に仕掛けられても、オリる事は出来るんだね。


　ユキがこの手をダマにし、を止められた背景には、爽のアドバイスがあったらしい。
　有珠山は２回戦でも臨海と戦っているだけあって、ダヴァンの能力についても目星は付いている様だ。



　ふぅ～む、なるほどなるほどなるほどー。
　「決闘デュエル」というのは、発動の３巡後以降に決闘相手に当たり牌を掴ませる能力なのかな？


　ただ、能力を推理して対策を練る事が出来ても、



　ダヴァンの言う通り、結局打牌を制限されて不利な事には変わりないんだよなぁ。
　能力に何かしらの弱点でも見付けられれば、また別なんだけど……。

　ところで、黙って能力を発動して一方的に出和了るだけでは、「決闘」というより「闇討ち」だよね。
　「決闘」と名が付いているからには、何かしら一方的にならない制約があるんだろうか？




　東１局３本場　　親：Megan Davin　　ドラ：

　東１局０本場に続いて、この局のどっちが２回目のリーチを掛けた。
　すかさず、ダヴァンは鳴いて聴牌を取り、「決闘デュエル」を仕掛けようとしたが、



　聴牌と同時に切ったがリーチに刺さり、12900点の放銃。

　平然とハネ満を和了るのどっち可愛い。
　これで、０本場で失点した13000点は、ほぼそっくりそのまま取り返した形。



　この放銃をキッカケに、ダヴァンはのどっちが透華を倒してここにいる事を意識する。
　そんなダヴァンは、去年のＩＨで自分を怯ませた龍門渕透華に勝って長野県副将戦で区間トップだった東横桃子と戦えない代わりに長野県代表として準決勝までやって来た原村和に収支で勝つ事で、なんとなく過去の自分をごまかすのだと、何処ぞのテンプレみたいな事を言い出した。

　ダヴァン、ここまでは強者の風格を纏っていたのに、徐々に駄ヴァン化の兆候が……。
　あと、透華もモモも東京に来ているから、今なら戦おうと思えば戦えると教えてあげたい。




　場面は変わって、阿知賀女子。



　うお、宥姉の口から「ちょっと暑い」なんて言葉が。
　８月なのに、長袖にマフラー着用で日光浴したくらいで暑いだなんて、大丈夫なのか？


　宥姉が戻った時、憧が「板のようなモノ」で見ていたのはのどっちの牌譜だった。
　今迄は持っていなかったハズだが、決勝進出を機に買ったのか、それとも千里山から借りたのか？



　憧が注目したのは、団体戦ではなく個人戦、それも決勝ではなく予選の牌譜。
　単純収支で競う団体戦や平均順位やラス回避重視のネットとは違い、個人戦はトップ率重視。
　個人戦でののどっちは、そのルールにアジャストしており、押せ押せで攻撃的なのだとか。



　そして、その押し強めなスタイルこそ、憧の理想に近いのだそうだ。
　準決勝での「和なら～」といい、憧は結構雀士としてののどっちを意識してるよね。


　有珠山が放銃するくらいなら、自分が放銃してしまった方がマシという今の状況下。
　自然、のどっちのスタイルも、憧が理想とする押せ押せで攻撃的なモノになるのだろうか？




　東２局も、のどっちがダヴァンから3900点を和了。



　これで点数状況は、臨海：163600点、姫松：126300点、清澄：103800点、有珠山：6300点。
　ダヴァンの連荘で始まった準決勝だけど、２回の放銃でほぼ振り出しに戻った形。
　果たして、試合はここからどう動くのか？


　ところで、個人戦と国民麻雀大会コクマは留学生出場不可なんだ。
　それと、「今年の準決勝は２校抜け」というセリフからすると、去年は違う形式だったのかな？


　次号は休載で、次回掲載は１月５日発売号。






咲らじ！咲なま！スペシャル

　先日放送された『咲らじ！咲なま！スペシャル』。
　それによると、PSVitaで『咲-Saki-全国編』のゲームが出るらしい。



　発売時期は、来年の夏以降。
　僕は本体を持っていないので、それまでには用意しておこう。
　PSVitaって、他にはどんなゲームがあるんだろう？



　番組内で公開された、『咲日和OAD』設定資料。



　小さいのどっちも可愛い。