第38局 結託
南1局 親:衣 ドラ:
開始早々にをチーした池田は、3連続で萬子を引いてこの一向聴。
それに対し、
衣はこの手からを打つ。
池田はこれをポンするが、
切ったのは、何故か。
僕も清一色には自信がないので、確認してみる。
まず、
チー ドラ
を鳴く前の牌姿だと、受け入れはの6種14牌。
一方、をポンすると、下記の形なので、
ポン チー ドラ
切りの受け入れは、の7種15牌。
切りの受け入れは、の8種19牌。
なので、文堂さんの言う通り。
とは言え、池田の気持ちも分からなくはない。
麻雀では、孤立牌を残す方が受け入れが広くなる形って少ないし。
にしても、こういう時こそ、染め手が得意なまこが説明するべきなんじゃないのか?
数巡後、
池田はを切っておけば、前巡のツモで倍満聴牌だったハズだが、これを逃す。
ケチついちゃったかなァ…と言っているコマは可愛かった。
でも、名前が華菜だと思い出した途端、語尾に「かな」と付けている様にも見えて来た。
閑話休題。
付け加えると、上家がを2枚切っている。
なので、衣がを切らなかったなら、池田はこのをツモるか、チーするかして、やはり倍満を聴牌していた可能性が高い。
衣の不自然な打は、ここまで予測したものだったのだろうか?
もしかして、聴牌出来ないから鳴き麻雀に徹するという戦略は、衣に対しては愚策なのか?
何処まで狙ったかは分からないが、池田の倍満手を潰した衣は、
ドラ
ここから、咲のをポンして、打。
3回連続の海底撈月を狙う。
それに対し、
咲は暗槓で海底をズラしつつ、聴牌を入れる。
ああ、一応、咲も衣の海底能力には気付いているんだ。
てっきり、咲だけ気付いていないのかと思っていた。
しかし、
池田がをツモ切り、衣はこれをチー。
再び、海底番は衣に。
なお、衣の手は、
チー ポン ドラ
こんな感じ。
無茶苦茶にも程がある。
だが、ラスト1巡。
形聴になったゆみだが、ここで敢えてを切る。
上手い具合に咲への差し込みが成功。
見事に衣の海底撈月を阻止してみせた。
こうやって、一人に走られない様に、他家同士が協力し合うのが麻雀の醍醐味だよなぁ。
残念ながら、それを上手く描いた麻雀漫画は、非常に少ないけど。
にしても、咲の3連続嶺上開花を阻止したと思ったら、今度は衣の3連続海底撈月を阻止か。
改めて、ゆみには感心させられたが、実は鶴賀の部長はゆみではなく、蒲原なのだそうだ。
ところで、ゆみの打についてだけど、よく読むと、索子と筒子で残っているスジって、ここだけだったんだな。
勿論、悪形待ちは有り得るけど、最終手出し牌がである事も考えても、差し込むならがベストだと思う。
こういうところこだわるよな、この作者。
そこが面白いんだけど。
だが、残念ながら、次号と、更に次々号も休載らしい。
次に掲載されるのは、9/19発売号。
1か月半も待つのか。
咲分が足りなくなりそうだ。
南1局 親:衣 ドラ:
開始早々にをチーした池田は、3連続で萬子を引いてこの一向聴。
それに対し、
衣はこの手からを打つ。
池田はこれをポンするが、
切ったのは、何故か。
僕も清一色には自信がないので、確認してみる。
まず、
チー ドラ
を鳴く前の牌姿だと、受け入れはの6種14牌。
一方、をポンすると、下記の形なので、
ポン チー ドラ
切りの受け入れは、の7種15牌。
切りの受け入れは、の8種19牌。
なので、文堂さんの言う通り。
とは言え、池田の気持ちも分からなくはない。
麻雀では、孤立牌を残す方が受け入れが広くなる形って少ないし。
にしても、こういう時こそ、染め手が得意なまこが説明するべきなんじゃないのか?
数巡後、
池田はを切っておけば、前巡のツモで倍満聴牌だったハズだが、これを逃す。
ケチついちゃったかなァ…と言っているコマは可愛かった。
でも、名前が華菜だと思い出した途端、語尾に「かな」と付けている様にも見えて来た。
閑話休題。
付け加えると、上家がを2枚切っている。
なので、衣がを切らなかったなら、池田はこのをツモるか、チーするかして、やはり倍満を聴牌していた可能性が高い。
衣の不自然な打は、ここまで予測したものだったのだろうか?
もしかして、聴牌出来ないから鳴き麻雀に徹するという戦略は、衣に対しては愚策なのか?
何処まで狙ったかは分からないが、池田の倍満手を潰した衣は、
ドラ
ここから、咲のをポンして、打。
3回連続の海底撈月を狙う。
それに対し、
咲は暗槓で海底をズラしつつ、聴牌を入れる。
ああ、一応、咲も衣の海底能力には気付いているんだ。
てっきり、咲だけ気付いていないのかと思っていた。
しかし、
池田がをツモ切り、衣はこれをチー。
再び、海底番は衣に。
なお、衣の手は、
チー ポン ドラ
こんな感じ。
無茶苦茶にも程がある。
だが、ラスト1巡。
形聴になったゆみだが、ここで敢えてを切る。
上手い具合に咲への差し込みが成功。
見事に衣の海底撈月を阻止してみせた。
こうやって、一人に走られない様に、他家同士が協力し合うのが麻雀の醍醐味だよなぁ。
残念ながら、それを上手く描いた麻雀漫画は、非常に少ないけど。
にしても、咲の3連続嶺上開花を阻止したと思ったら、今度は衣の3連続海底撈月を阻止か。
改めて、ゆみには感心させられたが、実は鶴賀の部長はゆみではなく、蒲原なのだそうだ。
ところで、ゆみの打についてだけど、よく読むと、索子と筒子で残っているスジって、ここだけだったんだな。
勿論、悪形待ちは有り得るけど、最終手出し牌がである事も考えても、差し込むならがベストだと思う。
こういうところこだわるよな、この作者。
そこが面白いんだけど。
だが、残念ながら、次号と、更に次々号も休載らしい。
次に掲載されるのは、9/19発売号。
1か月半も待つのか。
咲分が足りなくなりそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます