へぶつい (Heavenly Twins)

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うみねこのなく頃に episode3

2008-08-22 20:00:00 | ゲーム
 今回はベアトが「良い魔女」になって殺した者を復活させたり、戦人ばとらの味方をしたりして驚かされたが、最後の最後でベアトはやはりベアトだと知って、安心した。



 さて、謎解きの前に、今回判明した中で重要なポイントを挙げてみる。
 まず、六軒島の森の中には九羽鳥庵という隠し屋敷が実在する
 これで、これまでは根拠がなかった外部犯の可能性が、現実味を帯びてきた。

 なお、ベアトやエヴァ・ベアトのこの六軒島に19人以上の人間は存在しないという発言は、外部犯がいる可能性を否定しない。
 その発言のタイミングからして、ベアトの言う「この六軒島」は「1967年の六軒島」ともとれるし、エヴァ・ベアトの言う「この六軒島」は「15人が死亡した時点での六軒島」ともとれるのだから。
 まぁ、エヴァ・ベアトの発言から、最初の時点で六軒島にいる人間の数は、多くとも33人以下だという事になるが、外部犯が15人もいれば大抵の事は出来るだろう。


 次に、人間以外の生命は一切、このゲームに関係がない
 そして、人間以外の一切の要素は、このゲームに関与しない
 これにより、犯行手段が随分と限定された。



 第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ。

 被害者は、紗音、熊沢、郷田、源次、金蔵、嘉音の6人。
 戦人の言う通り、犯人が6人の中にいて、最後に事故死すれば密室は崩れる。

 それと、金蔵、源次、紗音、嘉音、郷田、熊沢の6人は死亡している!も疑問。
 死亡しているとは言ったが、いつ死亡したかについては触れられていない。
 発見時は死んだ振りをしていて、戦人とベアトのゲームが始まる前に死んだのかもしれない。



 第二の晩に、残されし者は寄り添う二人を引き裂け。

 被害者は、楼座と真里亞。
 殺害現場が屋外だから、ほぼ誰でも犯行可能だな。
 外部犯、アリバイがある者同士の共犯、第一発見者の留弗夫という線もあるか。



 第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ。
 第四の晩に、頭を抉りて殺せ。
 第五の晩に、胸を抉りて殺せ。
 第六の晩に、腹を抉りて殺せ。

 被害者は、留弗夫、霧絵、秀吉。
 アリバイのない人間がいるので、特に推理の必要はない。
 留弗夫の鍵が奪われているから、外部犯でも犯行は可能。



 第七の晩に、膝を抉りて殺せ。
 第八の晩に、足を抉りて殺せ。

 被害者は、蔵臼、夏妃。
 逆密室。彼等がゲストハウスから出た後、どうやって施錠したのか?
 戦人の言う通り、犯人がゲストハウスにいるならば謎でも何でもない。
 まぁ、それ以前に、ゲストハウスが密室だったかどうかも確定していないんだっけ。



 第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない。

 被害者は、譲治、南條、戦人。
 譲治と戦人の死について、特に不審な点があるとは思わない。
 残る南條の死については、エヴァ・ベアトの発言から、外部犯で確定かと。



 という訳で、今回の事件はどれも「人間」の犯行で説明出来る。
 恐らく、一部が絵羽の犯行で、一部が外部犯によるものだと僕は予想する。
 もしかしたら、絵羽と外部犯が協力したモノもあったかもしれない。



 クリア直後の感想なので、勘違いや後から気付いた事があれば、追記したいと思う。
 しかし、何だか密室トリックではなく、叙述トリックになってきた気が。





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