賭博覇王伝 零 ギャン鬼編 感想

賭博覇王伝 零　ギャン鬼編　第３話　戦略


　京介の１打目は、フェアウェイが氷っていたため、難しい位置に転がってしまった。
　一方、零の１打目は、崖下にOBしたため、前進３打プレイング３でグリーン手前の特設ティーからリスタート。


　‥‥てっきり、１打目からイカサマ炸裂するものだと思っていたのに、フツーにゴルフやっているな。
　氷ったフェアウェイは零の仕込みだったのかも知れないが、これでは相手のミス頼み過ぎないか？

　前回も書いたけど、京介は勝負前にグリーンやフェアウェイの状態を確認しちゃいけなかったのかね？
　前進３打について確認せず、特設ティーの場所を知らなかったというのも、ちょっとご都合主義という感が。
　だって、前日に回ったんでしょ？　下手くそなスポンサーのジジババたちと一緒に、このコースを。


　それと、零が、京介は７番ホールを選ぶと読んでいたというのも、予想の一つではあるが微妙かな。
　３番と７番しか選択肢がないのだから、単純に両方とも仕掛けを打っておいたという方が良かった気が。

　零は、７番ホールでの勝負になると確信出来るほど、京介の性格について調べたという事なのかね？
　全てのゴルファーが、ド素人相手に凄んででも、必ず自分が勝てるコースを選ぶってもんでもないと思うし。
　そもそも、ド素人に負ける可能性を考えるくらい慎重な人は、こんな勝負自体を受けないよな‥‥。


　あと、京介がこのコースを物ともせず、パー以下で上がっちゃう可能性は、ちゃんと潰してあるのだろうか？
　いや、それ以前に、徹夜で練習したからって、そんなすぐにパットが上達するものなの？
　第１打を空振りせず、崖下へOBする練習とは、訳が違うと思うんだけど。
　やっぱり、パターの練習跡が溝になっているとかで、打てば必ずカップに入るのかね？

　ところで、零がパターを取り出しているけど、次は京介の打つ番なんじゃないの？
　詳しくは知らないけど、確かルールでは、カップから遠い者が先に打つ事になっていた気が。