知人お勧めの温泉、『もりのいずみ』へ初めて来てみた。
川根町『ふれあいの泉』から、さらに1時間ほど走った寸又峡の手前にある、『もりのくに』と名づけられた中の1施設のよう。
浴室入口の戸にはこんな張り紙が。
左側円形の物が圧注浴・過流浴の浴槽。
手すりにつかまり一歩足を入れると、膝下の深さ。二歩目で股下の深さ。三歩目は・・・同じ間隔で足が付かない。足首を回しつつ、探りを入れるように浴槽の底へ向け足を伸ばしてゆく。思っていたより3段階ほど下に浴底はあった。
立つと肩まで湯があり、並みのプールより遥かに深い。しかも強い水流が作られていて、縁に掴まっていないとクルクル回りながら流されちゃう。
たしかに小さい子供には「大変危険」だわ。まあ、イコール面白いだろうけど。
それに比べて、露天風呂。尻をぺったり底につけた状態で、鳩尾あたりまでの深さしかない。湯温は温めだが、手を伸ばせば届きそうな紅葉と、土の匂いがあたりに漂い森林浴の雰囲気を味わえる。
その他かぶり湯、うたせ湯、寝湯・気泡湯(木の丸みを利用した底部分)、全身浴・部分浴(タイル張りの普通の内湯)、冷水浴、サウナが有る。
両手ですくった湯はわずかに塩素臭を感じるが、水面近くの体には大きめな気泡が付く。 [加温・循環ろ過式]
休憩所には長テーブルが12台あり、飲食物の持ち込みは自由のようで、この時は4~5人が休んでいた。
ビール、発泡酒、清涼飲料の販売機はあるが、無料の自動給湯器のお茶がジャストおいしかった。
休館日/毎週水曜日(8月、11月は無休)
営業時間/午前10時~午後7時 大人700円
帰り道のセンターラインのない部分では数匹の猿が道路に出ていたが、カメラの用意をしてるうちに見えなくなってしまった。この道は両端に警備員がいて、交互通行にしていたが、そんなところで車を停め、降りてなにかしてる初老の夫婦者がいたためか、広くなったところの対向車線はぎっしり渋滞していた。