麦草峠周辺

前日(11月2日)上山田温泉へ宿泊先を決め向かうが、時間的余裕があるので、麦草峠付近を歩くため、国道２９９－メルヘン街道を茅野市側から入る。

ところで、なんで？どこが？メルヘン？

２０代前半に２度ほど駆け抜けた道で、かなり久しぶりの走りとなる。
麦草峠激走！再び！！か？


時々停まっては写真を撮り、走っては前走車に付いていくのみ。の～んびりした気分で峠に到着。無料公共駐車場の隅っこにＡＸ－１を停め、白駒池までのルートを歩き出す。



歩き出してすぐはクマザサの道。じきに麦草ヒュッテのある開けたところへ出る。

昔、友人Ｓと猪苗代までのツーリングの帰り、暗くなってから飛び込みで泊めてもらった思い出の場所。何十畳かある部屋？に客３人。夕食はカレーなら出来ると用意してもらった。

見えた！これが白駒池だ。

ここまで木道、砂利道もあるが、段差のある林の中の道も多く、それでもサッサカ歩いたためか、ガイドブックで４５分の道のりを２７分でたどり着いた。


池の畔に建つ白駒荘。軽食、みやげ物、貸しボートもあり、客もそこそこいる。平日は暇だろうけど。


避けなければすれ違いもしづらい、しかし歩きにくくはない木道で池を一周。
「もののけ姫」の舞台の一部のような、しっとり落ち着いたコケの庭園とでもいえるような場所で、気持ちを高揚させつつ来た道へと戻る。


ここから先は国道１４１-佐久穂の町へ出るまで、見通しの悪くない気持ちの良い下りがずっと続く。

旅の宿 はるさめ 三重県熊野市

あくまでも自分のツーリングスタイルに合った宿ということで、ここをあげたい。

三重県熊野市にある『旅の宿　はるさめ』　ツインベッドの洋室　４５００円


室内に２９インチＴＶ、ＶＴＲ、エアコン、冷蔵庫、レンジトースター、電気ポット、加湿器、クローゼット、金庫、テーブル、椅子、ハブラシセット、ティッシュペーパ、浴衣、タオルセット、ＬＡＮ等があり、ベッドスペースとくつろぐスペースが、各７．５畳ほど。それとは別に３畳ほどの風呂場、トイレ、洗面所が独立してある。


ゆとりのある敷地内に建つ部屋は、それぞれが離れた一戸建てになっている。
駐車スペースは、車が１台分ずつ入れられる、屋根・壁のあるもの。それがバイクツーリングで、どんなに都合のいいものか。

外には自動販売機、無料で使える全自動洗濯機、物干しもある。


まわりは一見なにもなさそうだが、居酒屋、そば・うどん、焼肉、中華の店や、少し離れた国道沿いに２４時間営業のスーパーマーケットもあるので、宿は素泊まり専門だが、食事に困ることはない。

宿のおばちゃんは話し好きのようで、こっちが一人だからか、受付で５分、案内された部屋の中では５分以上会話をした。ソロツーリングでは、そんなことが貴重な体験になる。
ワンッタッチで脱着できるＧＩＶＩのトップケースを見て、面白がってもくれた。

素泊まりでもっと安い宿はあるが、２００５年に泊まった中では、いちばん気に入った。今年１２月にも利用するかもしれない。