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大江戸線の落合南長崎の駅の近くに自性院というお寺がある。こちらは自性院という名前よりも、「猫地蔵」という名前の方が有名だ。
由縁としては、室町時代の文明9年(1477年)、江古田・沼袋原の戦いにて道に迷い苦しんでいた太田道灌の前に一匹の黒猫が現れ、同院に招き入れ危機を救ったとする伝承が元になっている。
道灌はこの事に感謝し、この猫の死後に地蔵像を作り奉納したと言われ、これが「猫地蔵」と呼ばれているものだ。
その猫地蔵は普段は秘仏として見ることはできないが、毎年2月3日の節分の日には開帳となり、拝観することができるのだ。
で・・・以前我が家で飼っていた猫のキューちゃんが22歳で亡くなったのが2017年の2月3日のこと。
その後、こちらのお寺のゆかりを知り、きっと我が家にいたキューちゃんは猫地蔵だったんだと思い、毎年のようにお参りをしている次第。
こちらのお寺では節分のお祭りに合わせ、いろいろなイベントもある様子だが、そちらはあえてこだわらず、お参りだけさせていただいた。
実は猫地蔵は二体あり、1477年の作と言われているものと、1767年のものがある。左写真の背の低い方が古い方だ。
太田道灌といえば、江戸城を作った人物として有名だが、室町時代の人物であることは意外に知られていないかも。
ちなみに江古田・沼袋原の戦いの相手は豊島氏で、としまえんのあたりに屋敷を構えていた。
話を戻そう。境内に入る前に猫の像が迎えてくれる。トップ写真のこれだが、たまたま写真に光が差し込み、後光のようになっている・・・こうしたひとつひとつにご縁を感じる。
普段は地蔵堂という建物に安置されている猫地蔵。以前はこちらの上右写真のように地蔵堂で開帳されていたが、コロナ対策なのか、この日は別のお堂に猫地蔵だけを安置していた。
今年も来たよ、キューちゃん・・・そうお祈りしながらそこにいたご住職と話していたら涙が出てきた。
ほんのひとときだが、心がスッキリして帰路についた。
*「我が家の愛猫-拾子(拾われた女の子)は21年の長寿を全う」
こういった猫神社ともいえる場所がありましたのは全く知らず勉強させて頂きました。1983年、舎弟が大学生の時に某公園で「足を骨折し怪我した子猫を拾いバイト代はたいて獣医に掛からせとうとう初の飼い猫」としてその後2004年に21歳の長寿で全うした拾子は忘れられぬ思い出を家族にくれました。これがトリガーとなりその後実に30数匹のお猫様と関わる事となり、今でも一匹オスの「チビ太=かなりデカいが」が居座っております。
*「猫には不思議な能力が確かに在り、恩義も返すがその逆も大変怖い」
これは「猫をひき殺すと必ず人間をひく」と言うのは本当で自分も経験があります。更に上記の拾子はその後拾ってくれた舎弟に素晴らしい恩を返し「某業界人として大成功を収め、一族の出世頭」にしてくれたのは確かに拾子の不思議な力でした。
*「化け猫の話は実録と言われ、小森兵太夫の洋飼い猫が化けたと言われます」
九州地方に多い化け猫 怪描の話はどうも真実の様です。不思議と犬やほかの獣が化けた話はほとんど聞かないが、猫や蛇は多いですね。しかしキューチャン(女の子ですね)は長生きでしたね。おそらくは拾子同様にまず「早くから避妊手術して(手術にも種類があり、単に卵管結ぶだけでは駄目で全てを取り払う事で、子宮蓄膿症等を防ぐ) 更に人間と同じ食べ物を決して与えず、冬を特に暖かくしてあげて、よく遊んであげる事が大切でしたね。しかし驚く事に、自分の仕事先近所の日本手打ち蕎麦店には「タラちゃん=女の子 実に25歳と言う長寿を保ったお猫様」がおられまして、最後に自分が動画撮影をしてあげて大変喜ばれました。やはり「女は執念深い(爆笑!!) と言いますがお猫様も女の子の方が長生きの様子です。もっとキューちゃんの事を知りたいですね。どんな種類で毛並みや色は? うちに集まって来たお猫様たちは全て「野良 フーテン 宿無し」ばかりであり、拾子は「白に灰色雲の混じった完全な尾曲ヘアピンカーブ猫」でした。やはり見た目は「三毛(地方によってはさん毛) 真っ黒、真っ白が格好良いと言うか奇麗ですね。女っぷりは皆美猫ばかりでした。ちなみにタラちゃんはトラ猫でしたね。
*「猫を大切にする人 必ず良い死に方を迎える」
よくスーパーセンターなどに猫餌=キャットフード等を買い出しに行きますと時々「小山の様に猫餌やトイレサンド(砂)を買っていく人」を見かけ、ついつい言葉をかけてしまうのですが、、、、失礼ながら必ず「あなたは偉いですね、必ず良い死に方をなさいますよ」と言ってしまいますが、、、誰一人文句言われた事は無い。お猫様を飼うと言うより共に暮らし人生を共に歩む事とは大変な事なのですね。
特に怪我や病気、避妊去勢手術はお金が掛かり、我が家ではおそらく数百万単位で掛かっていたはずです。しかしその覚悟が無ければ決して飼ってはいけないし共に生活は出来ません。おそらくお師匠様のキューちゃんも22年幸せだったのでしょう。実は昨晩、全く久々に「拾子の夢」を見ました。そうしたら今日お師匠様の投稿を目にし、書かせて頂きました。おそらくお師匠様も良い末期を迎えられると確信いたしております。
*「人間 死ぬ瞬間に良い人世だったか否かが解る」
これはもう周知の事実であり、栄耀栄華極めた者達が、意外にも忌の際で苦しみのたうち絶叫の中で引きずり込まれる事実=因果応報とはまさに此のことであり、そうならぬ為にも「何とか努力して少しでも世の為、お国の為」に頑張らせて頂きたいと切に願っております。どうかキューちゃんの御霊前にくれぐれもよろしくお伝え下さい。今後ともお師匠様の更なるご発展、草葉の陰からキューちゃんと共にお祈りいたします。今回は素敵なお話有難うございました。 敬具
大石さまも、猫には少なからずご縁があった様子。拝見しながらなるほどと。
我が家にいましたキューちゃんは男の子でした。そのご縁もある種なんともなもので、愚娘がハムスターを飼いたくて、塾の帰りに買いに行く予定がその日に限り、時間が伸び予定の店が閉まってしまい、代わりに見たショップで、一目惚れしたのが、キューちゃんの兄弟。
ところが先天的な異常があり、わずか一週間で、亡くなりショップもさすがに…で代わりにくださったのがキューちゃんでした。名前は当時間抜けなイメージがおばけのQ太郎っぽいとショップで呼んでいたものです。
スコティッシュフォールドの真っ白な長毛種で、平均で12歳くらいしか生きない品種なのに、おかけさまで22歳まで生きたという。
今もお骨は我が家にあり、小生が亡くなったときに一緒にお墓に入れてもらおうと思ってます。幸い墓は田舎のことでスペースは広いので、大丈夫かと。
いい最期を迎えられるといいなと。
*「現代社会において、ペットとは人間と同様 此処を解らぬ知らぬ者たちが多すぎる」
自分は以前より「猫、犬」とは決して言いません。つまり「ニャンコ、ワンコ」と呼称しています。更に「オス、メス」と言う言い方も絶対にしませんね。必ず「女の子、男の子」と言います(これは特に人間の新生児=赤ちゃん等に接しても同様です=必ず女の子を先に呼称します) このことは過去の苦い経験からも教えられた事でして「こういう細かい処を大切にするか?否か?」で場合によっては人間関係や仕事商売にまで影響する事さえあったのです。お師匠様も先刻ご理解と信じております。
*「自身の経験則から、ペットを大切にする人たちは、子供さんがいない事が多かった」
此処も非常に大切で神経を使う処ですね。仕事上実にあちこち出向いて行かされますが、ニャンコ&ワンコにはあちこちで初対面=一期一会しますが、自分はほとんどのニャンコ&ワンコには好かれます。まぁ正直人間の女性には本当にご縁が無かったですからね。何となく話の感じから解ったのは、かなりの確率でご夫婦には子供さんがいなかった事=つまり「赤の他人には只の犬猫でも、、、当人にとっては娘息子であり、それこそ他人様の子供以上の存在」なのですね。此処を解らない朴念人や唐変木が多いのは情けない。
*「キューくんでしたか、、、素晴らしい洋猫くんだった様子で幸せだったのでしょう」
きちんとしたペットショップで買われて不幸な中でも先代の身代わりとして22年、人間ならおよそ150歳以上になりますが、男の子としては記録的な長寿でしたね。実は自分も「初代 拾子のお骨遺骨だけは大切に自家保管」してありまして、毎日お水あげています。そういえば長生きするニャンコは「水を良く飲む」と言われますからね。その後約30匹のニャンコと関わりましたが「拾子だけは正規の弔いし焼き場でお骨」にされました。残されている動画映像も非常に多く一番多く残っているのが初代拾子でした。おそらくはキューくんも同じでしょうね。
*「こういった細かい事が、実は上から目線大柄な=一般消費者だの利用者だの、士族の商法に繋がる」
お師匠様も先刻ご承知の通りですが、最近「場末の百姓等の地場野菜販売でも、何故か一般消費者」等と言う上から目線の大柄な売ってやる態度」の物言いが目立ちますが、、、基本「お客様」ですね。
事にマスゴミ屋に出たがる「三文大学の諸先生方等が、一般消費者で沢山だ」等の戯言ほざきますが、やはりこういう輩では決して商売は出来ない。どんなに良い優れた商品製品でも、幾らネットだ屁だ糞だと言った処で「商売人には敵わない」のです。
残念ながら日本人は今この基本を忘れ「お客様は神様を誤解曲解し、意味を取り違えて」いる。
実はこういう態度が例えば?、初対面他所様のニャンコやワンコをとっつかまえて「オスかい? メスかい?」等と聞いたり、、、、大切にしている家族同然のペットたちに対して無礼失礼な言動を平気で吐いたり。「こんな小さなくーだらねぇ事で騒ぐなこの馬鹿っ」ってな事を言う前に、少し考えてみたいと思わぬ輩は失格でしょうね。こういう点が日頃の人間関係や、他人に対する扱いとなって、まわりまわって自分に返ってくる」のではないでしょうか。
*「作曲家 川井憲司氏のサイドでもお猫様が話題に」
科捜研の女等で人気の実力派作曲家「川井憲司氏」のサイト様でも自分は参加させて頂き、お猫様や音楽でお世話になっておりますが、お師匠様もお暇在りましたらぜひ「お猫様の話題」でご参加ください。他にも自分が大好きな「中村由里子様=ワンコ 中村幸代様=ワンコ」等などお好きな方は沢山おられます。今回は大変に良い機会を頂きまして心より感謝し、何かの機会にまたお話しできれば嬉しいです。敬具
ありがとうございます。
正直なところ、キューちゃんは我が家の長男としていつくしんでおりました。
プチ自慢になりますが、小生の実家では大昔海鮮ものを取り扱っていたこともあり、いわゆるペットは飼う習慣がなく、小生の父母もどちらかというと苦手だったのですが、キューちゃんが我が家に来た後、父母がそれを見て一目ぼれしたということがありました。
おかげさまで、皆に愛されていたと自負しております。