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昭和の時代は、ラーメン屋は少し汚い店の方が美味しいなんて言われていた。平成から令和に至り、かつてのような小汚いお店の方が・・・なんて言葉は死語になったかと。
逆にそれでもそんなことを感じさせてくれるお店はある。小生にとっては、練馬と中村橋の間にあるラーメンガッツがそんなお店だ。
失礼を承知で書くと、店内に入ると椅子も床も快適とは言い難い。歩くと脂(油でなく)の存在を感じる。
だが、こちらのお店でいただくチャーハンはシンプルにしてベスト、抜群に美味しい。時々やたらと食べたくなるのだ。
この日もチャーハンが食べたくなり、こちらに・・・チャーハンとラーメンのセットは何種類かあるが、それぞれが一人前のもの、どちらかが半分のもの、そして両方とも半分のものがある。
さらにラーメンは醤油・味噌・塩が選べるので、都合12通りあるということになる。今回は、半ラーメン・半チャーハンセットを醤油でお願いした。
このセットで630円とコスパもいい。まず出てきたのが半ラーメン。丼は普通だが、中が少ないのでスカスカだ。
味はオーソドックスな昭和の醤油ラーメン。奇をてらったところはまったくないが、妙にハマるのは昭和オヤジだからだろうか。
そして続けて半チャーハンが出てきた。量的には半分というより2/3くらいの感じか・・・この日は盛り付けが丁寧だ(苦笑)
そう、こちらの魅力は盛り付けが雑なところもたまらなくいい・・・見たとおり、普通のチャーハンだが、塩加減と脂のバランスが抜群だ。
その日によって、塩を少し足したりするのも個人の好みでどうぞ・・・とばかりに卓上に塩が置いてあるのも潔い。
この日も少しだけ追加したが、なんともいい気分で満足だ。
ちなみに、ラーメンも時々味噌でいただくことがあるが、この味噌もなかなかいける。塩はまだやっていないが、今度はやってみてもいいかも。
帰る前に椅子と床のイメージ写真を撮ってみた。このお店、絶対にエルメスをお誘いできるようなところではないが、たまに行きたくなるんだよなあ。
誰かデートに付き合ってくれる人いないかしらん・・・いないだろうなあ(苦笑)
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