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とにもかくにも衆院選が終わった。おそらく、結果から見れば次の衆院選は4年後になるだろう・・・
以前から書いているように、小生は与党支持でも野党支持でもなく、しっかりやってくれるなら党は問わない。ただし、絶対に棄権はしない。
いわば、積極的無党派層とても言おうか・・・まあ、しいていえばリベラルに近いのだが・・・
その結果についてあれこれ言ってもしかたがないし、そのまま受け止めるしかないのだが、今回別の視点で気付いたことがある。
まずはトップ写真をご覧いただこう。奈良1区の結果だ。なんと、全員当選している。ちなみに、このような結果は他の選挙区でも出現していて、仕組み上あるのはわかる。
もっと象徴的なのは、佐賀県のケースだ。上の写真をご覧いただこう。佐賀は小選挙区が2区で、ともに野党統一候補vs自民という構図。
小選挙区では立民が勝利したが、自民の2人も比例で当選している。つまり、佐賀県全体で落選者は一人もいないという・・・なんか複雑な気分だ。
佐賀の民意としては、自民より立民という投票行動となったが、その差が小さかったため、自民も通ってしまったという。これも皮肉な話で、一騎討ちの激戦になった思わぬ効果ということかと・・・
失礼ながら佐賀県の人口は80万人あまり。そこから4人の衆議院を選出・・・東京の練馬区と同程度だ・・・
話を変えよう、自民党の現職幹事長が小選挙区で敗退というのも驚いたが、彼がお気に入りと言われる大分の候補者の応募論文が話題になっている。
彼女は元時事通信社の記者で、さらにブルームバーグの記者もやっていたというのだが・・・字の巧拙は問わないものの・・・
これは公募の論文というレベルではなく、小学生の作文レベルではないのか・・・と。こんなことを書くとあちこちから批判されるかも知れないが、この人が国会議員として適性があったかどうか・・・などを考えると、疑問も生じる。
もちろん、当選した方たちはもとより、落選した方たちの多くは立派な方だと思うのだが、こういう方も混じっている・・・これが現状ではと。
彼女は残念ながら落選しているが、もし当選していたら何をしてくれたのだろう・・・我々は、支持した人はもちろん、支持していないが当選した人が国会で何をしてくれるのかをしっかり見極めなければならない。
近所のイベントには必ず顔を出してくれるから・・・とか、地元の陳情をよく聞いてくれるから・・・なんて理由で選んでいたら、この国には永久に民主主義は根付かないだろう。
確かに政権交代を可能にする制度ではありますが、投票率が低迷している中では、鉄板支持層を持つ政党が圧勝し続ける形になり、100年経っても交代は起こりえないように感じます。
今回の選挙では、ある選挙区で次点の立民の候補が7万票取りながら落選したのに、三位で5万票に届かなかった維新の候補が復活当選というケースもありました。
民意の反映を体現する制度は難しいのですが、結果として、これでいいの? というケースが露骨になったように思います。
~おそらくは東京五輪の後=祭りの後の地獄」が迫り「大不景気とスタグフレーションの中」でおそらく今後「ずーーーーーっと、ほぼ永くこのまま緩慢な自滅の道」を辿る
というくだりには、思わずその通りと。今回の選挙の最中には、他国が経済成長を続けている中、唯一日本だけがこの30年間成長していないことがいろんなメディアで紹介されていましたが、与党の方たちはアベノミクスで成果を挙げたというばかり。
その一方で首相は分断とか分配とか、成果が上がっていないことも言うという・・・この論理展開は彼らの常とう手段ですが、すっかりやられて・・・というか、今後も・・・なんでしょうね。
あげく小選挙区で敗北した某幹事長は、「この選挙は、自由主義を守るか共産主義を選ぶのかの戦いです」とまで言ってました。
早速、改憲は急ぎ、選択的別姓は慎重にと路線を表明しているようです・・・なむあみだぶつ。
*「佐賀の話題=怪描伝説だけでは無かった驚き!!」
これには驚きましたし何よりもこうしたある種「歪であってもそうでは無い様にみせかける?」技? も在ると勉強させて頂きました。さすがに怪描伝説の地であると。(なんの関係も無さそうですが、、、)
*「大分候補者の応募動機作文について」
まぁこれは、、、、おそらくは選対本部だかあんだかやぁのお偉い様の要求?に応えたものとも考えられ「やったらこ難しい理屈や理論正論を理論武装で塗り固め、徹底的に相手を制圧しよう」と言う文章をおそらく過去「婆通信社ぢゃあなかった爺通信社やズロースバーグで書いていたはず」なので、今回は「お馬鹿で低脳な国民の皆様の為に、精一杯ド簡単な作文を書いてやったんだぁこのドボケっ」ってな文章でしたね。そう思いたいのですよお師匠様、、、、確かにこの程度の作文しか書けない様では「政治家どころか政治屋、政治業者、政治ゴロ」にもなれませんわねぇ。まぁしかし、、、 の武器を使ってのし上がれるかなぁとも。当選させてみたかったのも心の片隅にあります。
*「自分も絶対に棄権せず全期日前投票 何処の部類にも所属せず 基本は祖国日本の為」
日本には「ライト、レフト、センター更に南西南東北北西に東南東」なんてぇ細分化されますが、今回の総選挙で特異なのは「勝った勝ったと浮かれる自民」もかなり票を減らし絶対に盤石では無かった点、公明もSG会員の総数から見たら結構裏切者も居た様子、絶対におっ潰れると確信した社民が驚くべき生き残り、期待していたN国党が残念無念と。
それらがたまたま維新に流れて太らせただけの様です。まぁ共産はこれ以上にもこれ以下にもならない固定層がおり「戦術的核兵器のごとく安定と均衡の為にはある種迷惑ながらも無ければまた困る存在」として今後も長く(永くでは無い)生き延びるでしょう。しかし「同じ野党でも、レフトウィング的な野党は、余程明確なビジョンを具体的に示さないと意味が無く駄目」でしょう。ましてや共産とタッグ組むと言うのは大変難しいでしょうし現実結果は出なかった。正直これは今の日本の置かれている恐ろしい現実を明確に物語っております。
*「今後の日本はどうなってしまうのか?」
おそらくは東京五輪の後=祭りの後の地獄」が迫り「大不景気とスタグフレーションの中」でおそらく今後「ずーーーーーっと、ほぼ永くこのまま緩慢な自滅の道」を辿るでしょう。若い人口は更に減り自分等の様な老いぼればかりとなりもうとっくに先進国でも何でも無い。正直「午後五時の国」に成り下がりました。この天下のアイディアマンを自称する自分大石でもいくら考えても解らない。何故なら「未だに役にも立たねぇうすら老いぼれが平気で当選し、国賊非国民売国奴が堂々と闊歩し、馬鹿丸出しの三文芸人の血走った狂目と的外れなバトルターベーション」やってるお国ぢゃあ駄目でしょうお師匠様、、、、当然我々にも責任はありますし反省もいたしておりますが、もはや全て手おくれでしょう。なみあむだぶつ 敬具
今回、女性も若者も躍進どころか後退。ここが変わらない限り、投票率は“戦後○番目”をうろうろするのでしょう。