アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

昭和のかおり漂う「まるほん旅館」

2022-08-12 06:00:00 | 日本秘湯を守る会

さて、前の記事で、「まるほん旅館」は「日本秘湯を守る会のお宿だったところ」と書いたが、秘湯の会を脱会したのは今年のことのようだ。

 

 以前の記事でも紹介したがまるほん旅館は温泉マニアには人気のお宿で、退会については何故? という声も少なくない。

 行ってみて、なんとなく推測したのは、「上納金を払うメリットが少ない」ということだろう。実は、個人的な意見だが、これには二つの理由がある。

 

 「上納金を支払っても得られる宣伝効果がそれほどない」のと、「無料招待で組み戻しされるメリットが少ない」の2パターンだ。

 「まるほん旅館」はすでにリピーターも多く、会員の宿としての宣伝はなくとも一定数のお客様は見込めると思われる

 

 

 また、無料招待で選ぶ宿かと言われれば、レトロそのものの設備やお部屋からすれば、どうかと・・・であれば会員である意味は少ないと・・・

 といいつつ、こちらのお宿は昭和の香りが漂う。ロビーもまさに・・・だ。食事も、派手さはなく、全体には地味なものだが、夕食の味付けは優しく、身体にもよさそうだった。

 

 お宿の価格からいえば、十分なレベルであったが、朝食は逆にしっかりした味付けで、ご飯をしっかり食べさせてくれるものだった。

 また海苔のパッケージが旅館名入りというのも昭和の香りを漂わせてくれた。ちなみに沢渡温泉は、温泉街といっても外で夜、遊びに出るようなところはない。

 

 まるほん旅館のお隣には、共同浴場もあり、地元の方が入りに来る様子。かつて華やかなりし頃の面影は想像しにくいが、小生の田舎の温泉街もいずれ・・・かなと。

 そんな中、こちらのお宿を守り、支えているご主人の心意気やよしである

 

 さて、こちらのお宿の評価だが、ちょっと前に泊まった「御宿こまゆみの里」と比べると評価が難しい。

 「こまゆみ」は秘湯の会のお宿というメリットはあるが、お部屋の設備や料理などは「まるほん」の方がいいかも・・・と。

 

 この近くのお宿というと、かど半と美郷館だが、美郷館はワンランク高いお宿で、比較してはいけない。

 かど半とは比較が、これまた難しい・・・ただ、言えることは万人向きとは言いにくいことだ。純粋に温泉を楽しみたい人ならいずれもお勧めできる。

 

 温泉デートというのなら、美郷館にするのが無難だろう・・・そんなところでご理解いただこう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 源泉抜群「まるほん旅館」 | トップ | 今年も来れた、夏の「岩の湯」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本秘湯を守る会」カテゴリの最新記事