アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

小んぶにだっこ

2018-03-23 06:00:04 | 落語

柳家小んぶといえば、小生がよく出かける「いとこの会」のメンバーにして、柳家さん喬のお弟子さんである。小生のお気に入りのひとりである。

 

 その小んぶが落語協会の建物で、勉強会として「小んぶにだっこ」という会をやるというので出かけてきた。

 小んぶを聞くのは224日のこちらの会でトリで「らくだ」を聞いて以来。ちょうどひと月ぶりか・・・

 

 開場直前に会場に到着したが、並びは数名・・・ということで、入場したところ、こちらの写真の通り。

 まさか、このまんまガラガラだと、前の方に行くしかないかなあと思っていたら、その後続々とお客様が入り、開演時には約20名ほどで、賑わいを見せた。

 

 ちなみに、高座の上に飾ってある「守破離」というのは、先代小さんがよく唱えていた言葉で、剣道からきているもの。

 さて開演だ。まったりとしたマクラから関係なく始めたのが「強情灸」。前回のいとこの会で、市弥がやっていたが・・・

 

 市弥のそれとも違う演出でしっかり楽しませてもらった。そしてそのまま、二席目に入って、始めたのが「壺算」だ。

 これまたなかなかいい・・・特に商店の番頭がなかなか絶妙で、それでいてしつこくなく、いいじゃないかって

 

 ここで中入りとなったが、さすがに足がしびれた様子。何しろ巨漢だからなあ・・・(苦笑)

 そして再度登場して始めたのが・・・おっ、これは「井戸の茶碗」だ。以前、師匠さん喬のそれを聞いた記憶があるが・・・

 

 えっ、これは誰の型だ? さん喬のそれとは違うぞ・・・と。演出が若々しく、明るい。しかもくどくないのは好感が持てる。

 それにしても・・・誰? と思ったら、終盤で「これはまさしくさん喬の型だ」という部分があった。

 

 大満足して帰路につきながら、本人に聞いたところ、やはり師匠に教わったものの、同じようにやるなと言われてやったという。

 まだ、発展途上にありそうな感じだが、これはなかなか手ごたえを感じたのではと・・・小んぶの「らくだ」は想像できるが、「井戸の茶碗」もまたよし

 

 ますます小んぶいいじゃないかって。

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