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以前の記事で板橋駅前のブッチャーというラーメン屋さんを紹介したことがある。かつて環七のときわ台付近にあった伝説のラーメン屋「環七ラーメン」の流れをくむようなお店だったが、板橋駅というのはなかなか行きにくい。
行きたいと思いつつ、なかなか足を向ける機会がなく、二度目がないまま過ごしていたのだが、先日のこと・・・板橋で夕食を食べるチャンスが・・・
これは行くしかないぞ・・・ということで出かけたのだが・・・えっ、閉店するの? 入り口には9月に閉店し、移転するとの記載の貼り紙が・・・
これはもしかして最後のブッチャーになるのでは・・・と覚悟しながら、基本のブッチャー麺の食券を購入する。
さて入店し、スタッフの方にお聞きしたところ9月中旬に中野に移転するという・・・おお、これは小生にとってはウェルカムじゃないかって(汗)
さて、一安心したところで、スタッフから脂の量を聞かれる。ここは迷うことなく「鬼」で・・・すると男性スタッフが「体育会系ですね」と(苦笑)
いやいや平太周とかで鍛えた身からすれば、これは当然でしょうと。ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。
あれっ・・・前回の鬼と比べると少し脂が少な目? なんて感じた。というのも麺が見えるからだ。前回は一面の雪景色で麺が見えなかったのだが・・・
とはいえ、まずは天地返しをしながら底のスープと麺をグチャグチャに絡める。これが環七系の正しい作法だ。
まずはスープからいこう・・・ズズッ・・・おっ、これは意外に脂が効いている。見た目より脂が多かったのか、けっこう脂感があるぞ。
麺は中太で特別な印象のないものだが、ジャンクなスープがよくからみ何とも美味しい。そして環七系といえばトロトロのチャーシューだ。
太目のメンマとともに、チャーシューのトロトロ感がたまらない。そういえば平太周が元気だった頃は、週末になると禁断症状が出て大変だったなあ。
平太周のオヤジさんの平山さんにチャーシューの切れ端をもらって、自宅でつまみにしたりしたことが懐かしい。
そんなことを懐かしく感じつつ、完食・・・いやあ、脂の甘みとジャンクなスープのマッチング・・・最高である。
今度は中野に移転していただくことができるようになる・・・楽しみだなあ。
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