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ご存じ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り。今回は、予定していなかったものの、同行者が「ぬる湯」に入りたいと急に要望し、一週間前にあちこち電話した結果、たまたま取れたのが「かど半旅館」だった。
以前一度だけ行ったことがあるが、調べてみたら2018年のこのときだった。ロケーション的には東京からほど近く、関越に入ると2時間くらいで到着する。
皆さんご存じ八ッ場ダムのすぐ近くで、よく行くお宿では美郷館などと近いか。渋川伊香保ICから草津に向かって進み、八ッ場ダムの手前をひょいとわき道に入ると到着する。
山の中の一軒宿で、家族経営の様子。かつては大きかったが今は施設も壊れたとのことで、こじんまりとやっている。
こちらは日本三大美人の湯として名高く、その自慢の温泉にまずは飛び込む。お風呂は大湯という内風呂と露天風呂が混浴、そして男女別の内風呂がひとつずつという構成。
もちろん大湯は女性専用タイムもある。前回はひとりで入られている若い女性とご一緒したくらいであるが・・・
今回は若いカップルとご一緒したりした・・・ちょっと視線に気を使ったりするが、逆にあまり不自然なのも・・・だ。
泉質は弱アルカリで、軽くとろみがあるもの。ほんのり硫黄臭も感じる。いつものパターンで夕食前と後、それに翌朝と温泉三昧だ。
今回はたまたま空いていたのがいいお部屋であったが、結果的にお風呂に近くてラッキーだったし、いつものように早くに爆睡し、デトックスもかなった。
ただ、大湯のほかのお風呂は狭く、時節柄2名までとなっていて、一回だけ入ったが、後はずっと大湯で・・・
ちょっとぬるめのお風呂は長く入っていられるし、この季節はベストかも知れない・・・万人受けはしないが、ハマるとリピーターになる人もいる様子。
現に、露天でご一緒した男性は、今年だけで4回目だとおっしゃっていた。なるほどと・・・ある種秘湯らしい秘湯といえそうだ。
例によってお風呂以外は別稿にて
お立ちより頂き、コメントまで頂きありがとうございます。
「心が癒される素敵な記事」とのコメントには、恐縮しつつ嬉しい限りです。
リタイヤ後は温泉巡りを楽しんでおられるとのこと。まさに「悠々自適」の
素敵な日々と拝察いたします。
私も、昨年の3月に勤務を終え、今は地域のボランティアに微力を注いで
居ります。また、ネット仲間たちと短歌を通しての交流を行い、日々学ばせて
頂いております。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
悠々自適となる予定でしたが、予期せぬ環境変化でいつになったらのんびりと・・・となるかの日々ですが、温泉巡りと落語だけは欠かさず続けております。とはいえ、小生とポエット・M様は遠からぬ世代と拝察いたしますので、今後ともよろしくお願いします。