アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ユッケとレバ刺しの話

2011-05-03 22:55:42 | つれづれ
今、ユッケの食中毒の話がニュースで盛んに取り上げられている。くだんの焼肉店の社長の会見は決して褒められたものではないと思うが、あえて一言申し上げさせていただく。

 小生、以前から、少なくともここ10年以上は、ユッケもレバ刺しも一切食べていない。苦手だからではない。
 たまたまではあるが、生食用の牛肉というものが、日本にはないということを知ったからである。ちょうど今、厚労省で生食用の肉の基準が云々で・・・なんてやっているが、そのことをひょんなことから知る機会があったということだ。


 つまり、どんな高級店であっても、そこで出している生肉は法律違反であり、食べて体調を崩しても、それは本来自分に責があるという認識である。
 仲間と焼肉食べに行って、ユッケなど食べる向きも多い。失礼ながら、小生はご遠慮させていただいていた。

 もちろん、法律上違反である物を出すお店も問題ではあるが、完全にお店側にのみ責任があるという世論はどうなのだろうか・・・と。
 というのも、お店に聞くと、「メニューにないのかを求めるお客さんが多く、出さざるをえない」という事情もあるようだ。

 ちなみに、先日テレビで牛○の社長が、自身でお勧めするレバ刺しの美味しいお店があったが、その中で某タレントが、社長のチェーンではレバ刺しやユッケは出さないのかと聞いていた。
 すると社長、「うちのチェーンでは、品質管理が難しいので出さない」と・・・けだし、賢明なコメントと聞いていた。

 だが、そもそもそのテレビではレバ刺しやユッケを紹介していたわけで、今になって法律が・・・というマスコミの姿勢自体にも物申したい。
 ときに大人は、自己責任と割り切ってくれればいいのだが、今回不幸にも犠牲となった子供については、親の責任は問われないのだろうか。お店だけの問題にすべきなんだろうか・・・

 ああ、こんなこと書いたら、世間から刺されるんだろうなあ・・・
 
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2 コメント

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Unknown (フォワード)
2011-05-03 23:37:48
はじめまして。
私は焼肉屋をしている者です。
今回の事件は厚生省にかなりの責任があると思います。
まず子供に生肉を食べさせるようなことをしたのは、親の知識・認識不足。
次に事件を起こした焼肉店の社長が言うように法律で規制していない点。(ユッケ・レバー刺しはニーズが多く、集客に必要なアイテムです。)
企業は常に利益を追求しなければなりません。
これはどんなきれいごとを言っても利益が出なければ企業は継続できないからです。
そこで法規制されていなければ提供してしまいます。
私も今回の社長同様法規制を何度も保健所に進言していますがあいまいな言葉で濁すだけです。
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コメントありがとうございます ()
2011-05-04 08:46:49
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、今回の件はお店だけの責任にしてはいけないと思います。
小生の記事で法律違反と書きましたが、罰則規定のないもので、保健所も強制力がなく、お店も保健所も悩ましいんだろうと。
といって、扱わないことはなかなか現実的でなく…
あえて、お客様にも自覚と責任を求めたいと考えます。
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