アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ホテルニューアカオは昭和の香り

2017-01-02 07:00:27 | つれづれ

小生がガキの頃、熱海後楽園の先は錦ヶ浦という自殺の名所として有名だった。そこに巨大なホテルが建築されると聞いたときはビックリした。

 

 はたして、そのホテルが出現したときには、さらにビックリしていた。が・・・当然のことながら、宿泊することはなかった。

 それが昨年末、ひょんなご縁から初めて宿泊する機会に恵まれた。調べてみたら、1974年の開業という。昭和49年のことだ・・・


 

 小生のイメージでは、海辺に建つリゾートホテルという印象だったが、道路に面した入口が最上階の17階でフロントがあり、その他すべての施設はここから下にある。

 まずは17階のラウンジで抹茶のサービスをいただき、そこから、遊歩道に出る・・・錦ヶ浦の絶景を眺めながら、優雅に・・・

 と行きたいところだが、施設の老朽化が進み、また整備も多少手抜き状態の様子。こちらの写真は、あえて掲載させていただくが、手すりが崩壊している。

 ひとつ間違えると自殺の名所にまっさかさまという感じで、二サスに使われそうな・・・この辺は、なんとかしてほしいところだ。

 

 いつものように、まずはお風呂に・・・だが、大浴場と露天風呂は離れていて、いったん着替えてから移動する形。

 その辺は秘湯マニアとしては、ちょっと不満だが・・・露天風呂は海面まですぐで、なかなか趣がある。だが15人が定員というのは大きなホテルとしてはやや厳しい。

 

 大浴場はさすがに巨大だが、巨大・・・というだけで、景色がいいわけではない。この二か所ともいつも人がいるので、撮影はご法度・・・でご勘弁いただこう。

 まあ温泉としては、大型旅館のそれとしては普通というべきか。さて、いよいよ夕食だ。食事については夕食もバイキングのプランもあるが、今回はコース料理のプラン。


 二階にある、メインダイニングでショーを見ながらというスタイル。以前行った伊東のハトヤと同じようなスタイルだが、ショーといってもメキシコからきた三人組のユニットの歌だけで、それほどのものではない。

 ラテン系の曲には小生も一緒に歌ったりはしたが・・・(苦笑)


 

 

 料理は、和洋折衷のコース。量は少し軽いが、味の方はまずまずという感じであった。この辺はなんとも昭和な感じ。

 団体でバスで乗り付けてわいわい騒いでという時代のそれだ。二次会で立ち寄るゾーンに行く道は、提灯が並ぶところもあり、毎晩餅つき大会もやっているし・・・

 

 翌朝、初島から上る日の出を見ながらの朝食のロケーションはすばらしかったが、バイキングの品ぞろえは・・・

 部屋に戻ると、カモメが飛び交うのが見えた。海辺のホテルというのがよくわかる。さらに庭園に出ると、新館のロイヤルウイングがきれいに見えた。

 

 秘湯の宿で抜群の温泉に入り、何もしないで静かに休む・・・こういうパターンの小生にとっては、かなり異質な宿ということになる。

 とはいえ、ファミリー層など、リピーターもそれなりに多い様子。こういう宿がこれからどういう展開になるのか・・・ちょっと興味深いのも事実だ。

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