アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

鎌倉で桂米團治独演会

2013-12-01 10:03:26 | 落語
このブログでは何度も紹介しているように、小生桂米團治のファンであり、首都圏での会は、日程が合う限り極力出かけている。


 今回は、鎌倉での会ということで出かけてきた。確か二回目だが・・・と思って調べたら、昨年の6月以来だった
 今回もせっかく鎌倉に行くんだから・・・ということで、半日鎌倉を楽しんだ後大船にある鎌倉芸術館に。小ホールというが、600人くらい入る大きなものだ。

 鎌倉ツアーは後日として、落語会の方を紹介しよう。この日のプログラムは写真の通り。基本的に米團治の独演会は3席やってくれるが、今回は、すべてネタ出ししてくれているのが嬉しい。
 しかし、夏と冬の噺がセットって・・・けっこうすごい(汗)

 さて、開口一番だ。ざこばの七番弟子のそうばが登場。元気がよくてなかなかよい。福岡出身という・・・
 やったネタは、「手水廻し」久しぶりに聞いた感じだが、十分に会場を温めてくれた。なかなかそうばいい感じである。

 続いて米團治の登場。一席目は「青菜」だった。冒頭、この時期にやることについての説明などしながらも噺を進める。
 江戸のそれと基本は同じであるが、米團治の場合は、展開が早くて軽やかなのがいい。


 続いてあさ吉の登場。緊張のせいか、固いような・・・で、始めたのが「鹿政談」これまたネタとしては江戸と同じ。
 固い印象とセットで、この固い噺・・・なじむといえばそうなんだが・・・逆にいえば、「景清」の前に会場を落ち着けるにはいいかも。

 そして米團治の再登場。景清となれば・・・の縞柄の高座着がよく似合う。菊之丞あたりがよくやるが、米團治のそれは重くなり過ぎないところが特徴か。
 中入りをはさんで、トリでやったのが「掛取り」。今年もいよいよこの時期になったのかなあ・・・って。

 例によってにぎやかに展開するのだが、芝居仕立てのところで・・・あれれ「近江八景」ではないぞ。と思ったところ、鎌倉バージョンでのオリジナル。
 これは嬉しいぞ・・・っていうか、場内を完全に引き込んでの盛り上がりに・・・いやあ、これはいい噺を聞いた。

 もともと好きな噺のところに、このオリジナル展開というのがなんとも・・・。で、終わってみれば、ピッタリ17:30。開演後2時間半というちょうどいい仕上がりも嬉しい。
 気持ちよく、帰路についたことは言うまでもない。次回は・・・来年の5月末か。また行こうっと。
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