アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

くちびるNet workを味わう

2013-09-15 05:20:09 | マニア
以前の記事で岡田有希子について取り上げたことがある。80年代アイドルにして、あまりに衝撃的な自殺で長く記憶に残る彼女だが、その最後の歌が「くちびるNet work」である。


 この歌は、カネボウ化粧品のキャンペーンソングにもなっていたが、個人的にもずいぶん思い出深く、スマホにとり込み、毎朝の通勤で聞いている。
 普段は聞いていたのだが、ある日、よく聴いてみた(漢字表記が細かい)ところ、ずいぶん歌詞が・・・なんとも・・・なことに気付いた

 ちょっと分析してみよう。まず一番からだ。
私を抱きたい、そんな顔をしてるとわかる。~はあ、やっぱりミエミエですか。
バカね、私はすぐに堕ちたりしないつもり、あきらめなさい。~はあ・・・(涙)
でも誘ってあげる、ロマンチィックに、がまんできずに、ほらくちびるにNet work
~それでいて自分から誘うって何だよ。がまんできねえよ・・・(汗)


 続いて二番のキモはどうだ?
抱いてほしいの私・・・意地を張っているだけ。~おお、抱いてほしかったのかい(萌)
バカね女は、「愛してるよ」って言葉だけ、待っているのに。~ウフフフ・・・
ねぇ、あなたに抱かれ遠い星へと、旅してみたい。ほらくちびるにNet work~くーっ、何・・・抱かれて遠い星へとって・・・それは、あまりに大胆な(鼻血)

 うーん、冷静に読めば読むほど意味深かつ大胆な歌詞である。この歌詞っていったい誰が作ったんだ・・・と思ったら、なんと松田聖子だった(汗)
 この歌がリリースされた86年といえば、松田聖子の絶頂期ではないか・・・すげえ、ポスト松田聖子の声すらあった岡田有希子にこの曲を書いていたとは。


 当時、この曲を初めて聞いたとき、なんとなく聖子チックだなあとは思ったんだが、まさにそうだったわけか。
 調べてみたら、1985年の6月から1987年の4月の間、聖子はシングルを出していない。1985年の6月に神田正輝と結婚式を挙げていて、10月に出産しているからだろう。

 逆にくちびるNet workは1986年1月リリースということは、まさに産休中の作詞ということになりそうだ
 松田聖子と神田正輝、それに岡田有希子をめぐる都市伝説的な噂話もたくさんあるが、この詞が聖子のものと思うと、また奥深いものを感じてしまう。

 この曲は、サンミュージックのさんみゅーというユニットがカバーしている。と・・・ここまで書いていて、調べていたら、なんとしょこたんこと中川翔子も歌っていたこちらでお聞きになれる。これまたイメージが違うんだが・・・(汗)
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