白根館の食事はジビエ

さて、白根館の食事についても以前取り上げたことがあるが、基本としてこちらの食事はジビエである。



　トップ写真のようにいろいろな料理が並ぶ中に、いきなり出ていたのが、右写真のこちら。こ、これは・・・とお聞きしたら、鹿肉のしゃぶしゃぶだという。
　トップ写真の上部にあるお鍋に野菜が入っていて、これを温めながら、しゃぶしゃぶをいただく仕組み。鹿肉はクセもなく食べやすい。

　確か前回は、熊肉だったような・・・そうそう、湯上りにビールを飲んでいたため、この日もいきなり話飲からいただく。この当て字も素敵だ。
　そして前回も食べた記憶があるが、そばがきの揚げ出しが出てきたりしているうちに、ニジマスの燻製が出てきた。

　これも前回いただいたが、サイズも大きく、なかなか食べ応えがある。さらにいろいろなものが出てきて、お腹もいっぱいに・・・
　そして、仕上げにご飯と味噌汁をいただくのだが、ご飯にどうぞといわれてエゴマのふりかけを掛けていただく。



　で、お味噌汁の方だが、これがきのこ汁という。写真で見ておわかりになると思うが、きのこがこれでもかというくらい入っていて、味噌汁というよりきのこ料理だ。
　こちらの料理は、ご主人と若主人が山に山菜やきのこ狩りはもちろん、熊や鹿なども狩猟してきて提供しているというところが魅力だ。



　翌朝の食事も、こちらならではのもの。温泉で炊いたおかゆは、適度な塩味でなかなか美味しい。前回と比べると、クセが少ない感じなのは、野沢菜のせいか。
　いや、こちらの七不思議の温泉は、日によって硫黄の匂いの強さが違うというから、この日は強くなかったのかも知れない。

　野趣あふれる手作りの食事・・・白根館のジビエ料理もまた魅力的だ。