蒲公英がたんぽぽと読むと知ったのは高校生の頃だ。「若草」という生徒会誌があって創作も投稿できたんだけど、蒲公英という名前で詩を投稿している先輩がいた。最初見た時、何と読むのか解らなくて、蒲は蒲鉾のかまだし愛知県蒲郡市のがまだから、「かま?こうえい・・がまこうえい?いや、かまきみひでかも知れない」などと今思えば笑っちゃうような想像をしていた。それから暫くして、何かの本で蒲公英=たんぽぽと知り、初めて詩のイメージとペンネームが一致して妙に納得したものだ。ちなみに「蒲公英」は中国語で、「ホーコーエイ」と読むらしい。
我が家の畑の脇にも蒲公英が咲いている。いや、厳密に言えばこれは蒲公英ではなく西洋タンポポと言うべきか。元々は外来種だが、今は帰化種という呼び方をされているらしい。あらら、いつの間にか日本国籍取得しちゃってたんだねぇ。
しかし、この可憐な花を咲かせるタンポポも畑にとっては雑草でしかない。いつも、春先に刈り取ってしまうのだけど、一ヶ月ほどすれば細い茎が伸びてきてまた花を咲かせる。いやはや、可憐な姿とは裏腹に何度倒しても立ち上がってくるターミネータのような植物である。
我が家の庭にも色々な花が咲いている。まぁ、母親が植えたものだが。花の名前には全く疎くて、判っているのは数種類しかない。もう少し花の名前も覚えておくことにしようかな。
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