ポリオは急性灰白髄炎で、別名「小児麻痺」、昔はよく聞いた病気ですが、最近はあまり聞かなくなった病気です。
ポリオウイルスが脊髄に一部に入り、熱や下痢が続き、手足などのマヒが起こる。
国内では1960年まで流行し、50年代には年間約5000人以上の患者が発生した。
61年に旧ソ連などから生ワクチンを緊急導入して感染者は激減し、自然に感染した患者は80年を最後に確認されていない。現在は海外から入るウイルスに備え、生ワクチンを生後3ヶ月~1歳半の間を目安に原則2回接種している。
ただ、生ワクチンは野生のウイルスの病原性を弱めて作るため、「まれにウイルスが変異を起こして病原性が上がり、ポリオを発症することがある」世界保健機構(WHO)によると100万人に2~4人の割合で手足にマヒの症状が出る。
さらに感染した子供から2次感染の恐れがある。
厚生労働省によると、2001年度以降の10年間で15人がワクチン接種による被害と認定され、6人が2次感染したと確認されている。
こうしたことから、10年以上前から多くの専門家が副作用の起きない不活化ワクチンの導入を求めてきた。
不活化ワクチンはホルマリンで処置して感染力をなくしてある。欧米では安全性が高いことから早くから導入が進み、多くの国はすでに不活化ワクチンに切り替えている。
現在、生ワクチンを接種するのは日本を含め、アフリカ・南米の国々だけだ。
導入が始まる不活化ワクチンは「ジフテリア、百日ぜき、破傷風」(DPT)の予防薬も入れた4種混合ワクチンとして市販する予定。
早ければ来年度にも承認される予定。
ポリオウイルスが脊髄に一部に入り、熱や下痢が続き、手足などのマヒが起こる。
国内では1960年まで流行し、50年代には年間約5000人以上の患者が発生した。
61年に旧ソ連などから生ワクチンを緊急導入して感染者は激減し、自然に感染した患者は80年を最後に確認されていない。現在は海外から入るウイルスに備え、生ワクチンを生後3ヶ月~1歳半の間を目安に原則2回接種している。
ただ、生ワクチンは野生のウイルスの病原性を弱めて作るため、「まれにウイルスが変異を起こして病原性が上がり、ポリオを発症することがある」世界保健機構(WHO)によると100万人に2~4人の割合で手足にマヒの症状が出る。
さらに感染した子供から2次感染の恐れがある。
厚生労働省によると、2001年度以降の10年間で15人がワクチン接種による被害と認定され、6人が2次感染したと確認されている。
こうしたことから、10年以上前から多くの専門家が副作用の起きない不活化ワクチンの導入を求めてきた。
不活化ワクチンはホルマリンで処置して感染力をなくしてある。欧米では安全性が高いことから早くから導入が進み、多くの国はすでに不活化ワクチンに切り替えている。
現在、生ワクチンを接種するのは日本を含め、アフリカ・南米の国々だけだ。
導入が始まる不活化ワクチンは「ジフテリア、百日ぜき、破傷風」(DPT)の予防薬も入れた4種混合ワクチンとして市販する予定。
早ければ来年度にも承認される予定。
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