玄海の語り部

「健康」を当たり前と思っている人。
それを失ったときに判る「健康」のありがたさ!
川俣保美がそれを熱く語ります。

痛風の予防は核酸の摂取を控える

2011年06月27日 10時40分24秒 | ネオビスの行事
プリン体とはプリン骨核を持った塩基の総称ですが、動物性の核酸と植物性のアルカロイドがあります。

その中で特に摂取過多で問題になるのは動物性の核酸です。

品中では旨味の成分であり、細胞数の多いもの、細胞分裂の盛んな組織に多く存在します。

煮干し、鰹節、干しシイタケ等のダシを取るもの、あん肝、レバー、魚の白子、タラコなど、干し魚や、エビ、カツオ、真イワシ、イカ、マダコ、牡蠣、カニなどの魚介類、牛肉、豚肉、鶏肉などがプリン体の多い食品です。

しかし、ダシをとる煮干し、鰹節、干しシイタケはグラム当たりの含有量は多いのですが、乾燥しているために含有量が多く、一回に使用する量(グラム数)は少なく、あまり心配しないで良いようです。

あん肝、レバー、魚の白子、タラコ、エビ、カツオ、真イワシ、イカ、マダコ、牡蠣、カニなどは一回に摂取量も多く、痛風の方は出来れば避けるべき食品かもしれません、

それから、牛肉、豚肉、鶏肉等の肉類は一回に食べる量が多いので、特に食べ過ぎないように気を付ける必要があります。

このように書くと、現在の食生活では食べる物が無くなってしましますが、要は量の問題です。食べ過ぎないことが大切です。

痛風の原因のように言われるビールですが、ビールは上記の食品に比べて、プリン体に含有量が特別に多い食品ではありません。しかしアルコールは腎臓から尿酸をは排出する能力を抑制するため、ビールというより、アルコール自体は控えて方がよいようです。

もう一つの注意。
核酸は水溶性(水に溶ける)成分です。
そのため、鍋物などにして食する場合、肉などを控えても、核酸は溶け出し、他の野菜等に溶け込んでいるため、その点の注意も必要になります。



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