最近周りで、よくタワーマンションの話が出る。
銀行に奨められて1億円の新宿の物件を全額借り入れで、購入した人。相続税対策だって。2000万円の相続税評価額になって借り入れ1億円をマイナスできるから税対策に効果大と銀行に言われたとのこと。本人にしてみたら自分のお金を出さずに自分名義になって、家賃収入で返済する。まあ資産家だから銀行も勧めたと思うけれど。
で、興味があって、沖有人著「タワーマンション節税!相続対策は東京の不動産でやりなさい」を購入。これを読んでいたら、知人に見つかって、なんと知人がタワーマンションに住んでいることが判明。将来実家に帰るので、値下がりしない物件を探したら中央区のタワーマンションに行き着いたんだって。35年ローンと笑っていた。
本は、仕組みが分かりやすい。しかも自分の商売のメリットだけでなくデメリット、リスクも触れているので公平だなあと思ったねえ。
その後もやはり他の知り合いが、自宅を売却して、都内の大学病院の近くのタワーマンションに引っ越すそう。
何か相続税対策という名の都内へ都内への住民大移動が起きている感じ。
ただリスク・デメリットに耐えられない人は止めるべき、という私見。