浦和パルコの映画館で鑑賞。
実は原作を以前読んでいるのに内容は全く覚えていない。
だから新鮮。犯人も誰だか分からないで観た。
観賞後の感想。
意外と面白かった。
3.5点。
本作はいわゆるグランドホテル映画。一か所での群像劇。音楽でいうとオーケストラ。オーチャード・ホールでクラシック音楽を聴いている感じに似ている。そしてソリストが順番に演奏。
ただ映画としては豪華さはあってもスケール感や広がりがない。それをカバーするのが俳優の演技。特に渡部篤郎がいい味だしている。
ストーリー、特にひとつひとつの犯行について説明不足じゃないかと思う。少なくともかわパパにはよく理解出来なかった。
キムタクと長澤まさみはそれぞれに期待されている通りの演技。変に役作りしていないように見せているところが好感持てた。
この作品を観た晩に映画「HERO」をTVで放映していた。同じ監督なんで役者がなりかぶっていて興味深かった。今回配役でニヤリと監督はしてたんじゃないかなあ。
東野圭吾作品の映画化としては成功している方じゃないかねえ。
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