「うつせみ和尚」のお説教

『うつせみ和尚の日記』二件の事故が元で『(複雑性)PTSD/鬱』になって
闘病、障害当事者として活動している者です。

へなちょこお勤め日誌 『ピアスタッフ就業受難』

2017年04月04日 23時51分12秒 | へなちょこお勤め日誌

私のような「ピア・スタッフ(障害者スタッフ)」(「ピア=仲間」の意で患者さんと仲間の意)

というのは、私が勤める精神病院ならではの待遇があります・・・が!

職員ならば、「電カル(電子カルテ)」は、見放題で個人情報の保護なぞどこ吹く風です。

『情報の共有』という意味では大変有意義なのですが、

まぁ、言うならば「丸裸で病院内を闊歩している」様なものです。

私もいろんな事がありましたし、人には知られたくないようなこともタントあります。

やらかした私が悪いのかもしれませんが、そのような問題もありますが、

ピア・スタッフに対する健常者スタッフからの『毒舌』も時々あるのです。

私が病棟で「ケア・ワーカー(患者さんの身の回りや病棟の清潔を保つ仕事)」を

していたときに、この他にプログラムとグループ・ホームを兼任していて、

体力的に限界が来ていて、病棟を辞めざるを得ませんでした。

その後、数ヶ月経って前に勤めていた病棟のナース(男性)と、ばったり会って

私が「お疲れ様です!」というと、

ナースは「(病棟から)逃げたんか!?」と言われました。

その場は、やり過ごしましたが、後でずいぶんダメージがありましたね・・・(T-T)

繰り返しますが、「精神科に勤めるナース」なのです。

実情を知らない世間から観れば『灯台もと暗し』と写るでしょう。

もちろん、まさに献身的な各スタッフも大勢いるのも現実ですよ。

逆説的に申しますと「精神科に勤めるナースだからこそある『差別感情』」でもあるのです。

管理職は、達観した風に構えて、「差別はいけない」と言うでしょうが、

現場の現実は切実なのかもしれません。(差別感情を持つナースの立場に立てば)

人間の「許容という『器』」は、人それぞれです。

ならば、許容の小さい方は少なくとも「精神科」に勤めるべきではないでしょうね。

実際問題として病院は「慢性的な人材不足」という問題を抱えています。

そんな現実なのでナースであれば、「腹の中が黒かろうが、白かろうが」来てくれたら

「ALL  OK!」なのです。

私としては、入職の際に適性検査を受けていただきたいと思います。

まぁ、「売り手市場」なので無理でしょうが・・・

そんな現場からの報告でした。

 

 

 

 

 

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