朝:雨が降っているし、結構寒いです。
昨晩、娘の「銀太」はどうしていたのでしょう。
…
夜:5時30分ぴったりに仕事を終わりにして家に戻り、すぐに「銀太」の捜索を始めました。
「ぎんたーぁ、怒らないから出ておいでーっ」
「にゃー」と返事をする方にライトを向けると、野良が勝手に代返しています。【呼んでるのは、アンタじゃないの】
家の近所には野良達が結構たむろっていますが、彼らは雨風を凌ぐ術を知っており、誰一匹濡れているやつはいません。皆、逞しいです。
10分ほど探し歩くと、近くのアパートの鉄板製の階段の下に、蹲っている濡れ鼠のような猫を発見。
「ぎんたぁ?」
返事がありませんが、こちらを見る目が「銀太」です。
引っ張りだすと、全身ズブ濡れで体温が下がっています。返事もできないくらい寒かったのでしょう。
ほっとしたけど、ちっとだけ情けなくなりました。