>日本の大学進学率について
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>海外の留学生を除き,専門学校等のBタイプを含めた場合,日本の進学率はOECD各国でも上位となり、日本の進学率が低いという主張は必ずしも正しくない。
>そもそも、国民の教育到達度を図るのであれば、進学率よりも修了率に注目するべきだろう。
そうでしょうね。
>これを見ても、日本の修了率はOECD諸国と比べても上位にあり、世界的にも劣後していない(2013年のデータ)。>では、日本はもう進学率を上げなくとも良いのだろうか?
>高等教育の進学率・修了率は結果として上がった方が良いが、それは政策的に無理やり上げるべきものでもないし、大学(タイプA)に行くものという社会的な雰囲気もどうかと思っている。
そうですね。高等教育に関して、義務教育風の発想法は好ましくないですね。
>大学が多すぎて質の確保ができていない状態にある中で、18歳の進学率を上げることが意味のあることなのだろうか。
何も18歳にこだわる必要はないですね。
>自分がやりたいことが決まっていて勉強する気持ちがあるのであれば意味があるだろうが、何となく進学する意味が本当にあるだろうか。
意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there’s a will, there’s a way. だが、日本人には意思がない。仕方がないから無為無策でいる。
意思は、未来時制の文章内容であるが、日本語文法には、時制 (tense) というものがない。だから、日本語脳には未来時制はなく、日本人には意思がない。
英文法には時制があり、英米人には、意思がある。日本人が、英米流の高等教育をまねるのは容易ではない。
>むしろ、人手不足が続く労働市場に早めに参入する方が費用対効果の面からも良いのではないだろうか。
現在の日本は、深刻な人手不足に陥っている。だが、頭脳不足であるとの話は聞いたことがない。日本人は、頭脳を人手で補って仕事をしているのではないであろうか。これでは、生産性は上がらない。
>まずは仕事をやりながら、やりたいことを見つけた時に大学や専門学校に行く方が合理的な選択ではないだろうか。
そうですね。同感です。しかし、わが国には、個人の意思を尊重する習慣がありませんね。意思が存在しないのだから、仕方がない。
>日本の高等教育の問題は、こうした柔軟な進学の道が事実上閉ざされていることである。
意思のない人たちの柔軟性は、高く評価されませんね。だから、道の開閉には注意が払われない。
>18歳から19歳で大学に進学しなかった場合、そこから大学に行くことは時間的な面でも心理的な面でも厳しいものがある。
働いて、懐具合が良くなってから勉強した方が、落ち着いて勉強ができますね。
>特に、日本の大学では勉強をしない若者が多数派というイメージがあるので、社会人を経験して真剣に勉強を学びたいと思っている人は入りづらいだろう。
それは、気分・雰囲気の問題でしょう。一心不乱に勉強するのが良い。しかし、無哲学・能天気なわが国では、真剣な勉強は場違いな感じがしますね。
>実際に、下記のグラフで分かるように、日本は25歳以上の入学者の割合は国際比較で最低である。
わが国では、学問は子供の勉強になっていますね。低水準の教育ですね。
>OECD報告書から読み取るべきポイントは、 18歳進学率を上げることではなく、人生の色んな段階での進学または学び直しができる環境を整えることである。
そうですね。
>むしろ、18歳での進学率は低くなっても何の問題もない。
人間は、一生が勉強ですからね。生涯教育が大切ですね。
>18歳から19歳で同じ年代に生まれた同じような人間と一緒にいても楽しいかもしれないが価値観は広がらない。
そうですね。学問は、すべての年代に共通するものですからね。
>社会人経験者、海外からの留学生など幅広い層の人間がいた方がいた方が多様性が増して学びが増えるだろう(これは大学院も同じだ)。
そうですね。気分・雰囲気にとらわれることなく、社会人経験者・外国人留学生にも入学してもらいたいですね。
>(注1)日本の大学進学率が50%以上あるというのは厳密には間違いである(文科省は大学・短大進学率は57%と計算)。
>日本の大学進学率(18歳進学率)は18歳人口の進学割合を示したものではなく、全ての年齢を含む大学進学者数(約68万人)を18歳人口(約120万)で割った数値である。
>厳密に18歳のうち大学に進学する割合は約42%程度である(短大を含めれば約45%)。
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