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主観の暴走

2016-03-05 15:31:51 | 国際・政治
>「主観の暴走」、「都合のいいシナリオありきの意志決定」というキーワード。

>第二次大戦での敗戦しかり、原発事故しかり、経済政策の失敗しかり、いくらでも当てはまる状況が日本にはあります。

>たしかに、日本という国と日本人という国民の最大の欠陥の一つなのだと言えるでしょう。



‘主観の暴走’ とは、’独りよがり’ のことでしょうか。矛盾を気にしないシナリオは、常に自分の都合の良いものになるでしょう。

考え (非現実) とういうものが文章にならない。文章にならないものは、考えではない。考えもなく、行動に出る。これが暴走である。



>これを自ら意識的に修正できる力が発揮できなければ日本人はいくらでも破滅的な過ちをおかし続けるのでしょう。



そうですね。大切なご指摘だと思います。過ちは、繰り返しますから。

日本人には意思 (will) がない。意思は未来時制の文章内容である。日本語には時制 (tense) がない。だから、日本人には意思がない。

文章があれば、意味もある。意味が通らなければ、その矛盾を指摘することもできる。矛盾を除去すれば、正しい考えとなる。

日本人には意思はないが恣意 (self-will) が有る。恣意 (私意・我がまま・身勝手) は文章の内容にならない。文章にならないものには意味もなく、矛盾も指摘できない。

恣意による暴走は、壊滅的な過ちを起こす。



英米の高等教育機関では、正しい考え方を教えている。実況放送・現状報告の内容 (現実) ばかりでは無く、時制を使った非現実の内容の作文も教える。

時制を使った作文は、非現実な内容になる。非現実の内容は脳裏に存在する内容であり、考えである。これにより、人間は考える人に成る。

これに対して、現実の内容は頭の外に存在する。考えのない人は、目の前の現象に一喜一憂するばかりである。

時制を使うと過去・現在・未来の文章内容をそれぞれ独立に展開できて、それぞれの世界が脳裏に出来上がる。各世界は、時制の一致 (the sequence of tenses) により独立して存在する。時制の一致により、非現実の過去・現在・未来の世界が過不足なく展開できる。時制に基づく文章が世界観の内容になり、正しい考えに発展する。

それぞれの非現実の世界は、考えの世界であるので個人個人で違っている。だから、お互いに意見を述べ合う価値が有る。世界の ‘あるべき姿’ を語ることもできる。だから、話が高尚になる。独りよがりも避けられる。



>それに気づいて自ら過ちを指摘して自ら正せる日本人が一人でも多くなるようにとメモさせていただきました。



それに気づくためには、英語で高等教育を受ける必要がありますね。だから、各国ともにエリートは子弟を英米に留学させることになります。政治家の国際会議は、英米の大学の同窓会のようなものになるのでしょうか。





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