ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

レオパルトの塗装4

2009-08-10 19:56:03 | 現用戦車模型 制作過程

大東亜戦争における我が国の敗戦の日、8月15日が近付くにつれ、特にNHKなどは、戦争を特集した番組を数多く放送します。とりあえず録り逃さないように、番組表をチェックしては、録画予約をしてしまいます。

最近ふと思うのですが、最もマニアックなTV放送はNHKではないのでしょうか。日本全国のありふれた老若男女を無作為に1000人位選び出したとしましょう。

そして、同じ時間帯でバラエティ、ドラマ、NHKスペシャルを放送したと仮定しましょう。1000人のうち一体何人がNHKスペシャルを視聴するでしょう。

第一、会社でTVの話になった場合、NHKの番組など話題になったことすらありません。これは何故なんでしょうか?

かのアドルフ・ヒトラーはその著書「我が闘争」の中の「大衆へのプロパガンダ」において、以下のように述べています。

”いかなる宣伝も大衆の好まれるものでなければならず、その知的水準は宣伝の対象相手となる大衆のうちの最低レベルの人々が理解できるように調整されねばならない。それだけでなく、獲得すべき大衆の数が多くなるにつれ、宣伝の純粋の知的程度はますます低く抑えねばならない。”

”大衆の受容能力はきわめて狭量であり、理解力は小さい代わりに忘却力は大きい。この事実からすれば、全ての効果的な宣伝は、要点をできるだけしぼり、それをスローガンのように継続しなければならない。この原則を犠牲にして、様々なことを取り入れようとするなら、宣伝の効果はたちまち消え失せる。というのは、大衆に提供された素材を消化することも記憶することもできないからである。”

”大衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮でなく、むしろ感情的な感覚で考えや行動を決めるという、女性的な素質と態度の持ち主である。だが、この感情は複雑なものではなく、非常に単純で閉鎖的なものなのだ。そこには、物事の差異を識別するのではなく、肯定か否定か、愛か憎しみか、正義か悪か、真実か嘘かだけが存在するのであり、半分は正しく、半分は違うなどということは決してあり得ないのである。”

 

これは現代のTVというものの姿を示唆するものではないでしょうか。

で、やっと模型の話(笑)。

基本塗装を終え、ウォッシングに入っていますが、予定していたエイジングが自己のスキルの関係で出来なかったのが残念です・・・

001 イタレリのキットでいつも悩まされるのが、塗装が不可能なポリキャタピラだという点です。とりあえず塗料の喰い付きを良くするため、スコッチブライトでまんべんなくこすり、「足付け」を行います。

002 本来、ソフビ用の塗料があればポリキャタピラの塗装など苦労しないのですが、ソフビモデルの衰退がたたり、ソフビ用塗料が入手できない。かといってプラモデル用の塗料では剥がれてしまうので、ホームセンターであれこれ選びつつ買ったのがコレ。大丈夫かいな・・・・・

003 豪快にひと吹き。あとは知らね(笑)。

004 写真では判りづらいと思いますが、日の光が一番当たる部分を明るめの色調にしています。陰影の強調ですね。

005 006

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

微妙なグラデーションがついてるのが判りますか?

007 サイドスカートの色を一番暗い色調にしています。

008 一回目のウォッシングを終えた状態。

009 うまい具合にサテン調になると良いのですが。この後、各パネルごとに色調操作を段階的に施す予定です。

 

 

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