たばどんどん in California

14歳と11歳の母の日常と子育てと
ちょっとゆる〜い
スピリチュアルな話

小児科

2015-06-07 13:41:44 | 日記

先月 息子は5歳になりました。

8月からいよいよキンダーガーデンに入ります。

男の子だからなのか、2番目の子だからなのか はたまたその両方なのか

体が大きくなろうがいろんなことができるようになろうが

いつまでだってもかわいいかわいい赤ちゃんのような息子であります 
  
先日、息子の5歳検診に行きました。8月からキンダーに行くこともあり

今回の検診はとっても重要。 ジョージア州では予防接種の証明

以外に3300と呼ばれる視力 聴力 歯の証明書が必要な為、視力/聴力の検査

をどうしても受ける必要が...

かなりの病院嫌いであり 新しい場所では極度のシャイになる息子なので

もうかなり前から私はドキドキ

だって証明書もらえなかったらキンダー行けなーい

ということで、何回か言っておいたんですよ。。。

「K君 今度 お医者さんに行くよ。目の検査と耳の検査してお医者さんに

キンダーガーデンに行ってもいいですよーっていうお手紙もらわないと

キンダー行けないんだからね」って息子は元気に「はーい」って。。。

前日まであんなに元気に返事してたのに。。。

     当日.....

車から降りて来さえしない.... はぁ~ やられたよ...

しょうがないからね もう強行突破!

無理矢理 病院の中 連れてったけど もちろん息子はご機嫌ななめ。。。

ナースに呼ばれて部屋に入った後もとどまることなく暴れる 暴れる

こうなってしまうとうちの息子はどんなに怒ろうが優しく話しかけようが

物でつろうが全く効かない  

とういうことで今日の検診も半分 諦めて、ナースさんの質問に

答えてた。 息子は椅子の下にもぐったまま。。。

「野菜はちゃんと食べる?」とか「一日 何時間寝てる?」とか。

そのうち、「なんか気になることとかある?」と聞かれ

「こういう状況かな?」と答えた。「病院とかが嫌いでねぇ~ 機嫌が

悪くなるとこんな感じになっちゃうのよ~」って。

「あっ でもね、普段はとてもいい子なの。私のお手伝いも沢山してくれるし

家族に対してもお友達に対しても本当に優しい子で。先生の言うことも

ちゃんと聞く。本当にいい子なんだよ」

「今日は検査も必要だったけどまた 今度、来なきゃいけないかもしれないね。」

と笑いながら伝えると、

ナースが「どうかな? やってみよう」

「まずは身長 体重計れるかな?」と息子に。

すると。。。

私は目を疑いましたよ

今まで椅子の下から出て来なかった息子が.... 

あんだけ大暴れしてた息子が....

椅子の下からさっと出てきてナースの後に着いて歩きだした

それもかなり晴れ晴れとした顔で潔くよく!

私には理由がすぐに分かりました。

私がナースに「息子はいい子なんだ」と言ったことをちゃんと聞いていたのです。

「お母さんは僕のことが大好き。僕はいい子。こんなことだってちゃんとできるから見ててね。」

きっとそう思ったんだろうなぁ~

日本人は特に他人の前で身内を褒めたりしないですよね。 そんな謙遜の心はそれはそれで

素晴らしい文化。

特にアメリカにいるとそう感じることも多いのだけど。ただ、子供は大人になるにつれて

それを自然と学んでいくものであって5歳児には理解できない。

「わがままで言うことを聞かない」「意志が強くて曲げない」に翻訳することはできないのよね。

だから、決して 子供が恥ずかしがるような、言われて嫌がるようなことは

言ってはいけないのだと改めて実感しました。

きっとあの時、ナースに「ごめんなさいね~ うちの息子 言うこと聞かないで。

赤ちゃんみたいで、ホントに情けないわ」なんて言っていたらきっと息子は

椅子の下から出てくることはなかったはず。。。

その後、身長 体重を測った後、視力 聴力 尿採取も無事にこなし

先生の診察も終始、にこにこしながらすべてを終えました。

帰りには受付のお姉さんに「バーイ」と大きく手を振り入って来た時とはまるで別人のように

小児科を後にしました。

家に帰り、夜になると「ドクター楽しかった」と言い、寝る前には

「お母さん、K君、今日、ちゃんと出来た?」

と聞いてきた。

はははっ ずっと気になってたらしい。。。

「とってもちゃんと出来たよ。偉かったね」と言うと満面の笑みを浮かべ眠りにつきました。

これだからこの子の親はやめられない...

来週は歯医者の予約。 息子よ 母は期待しておるぞ




















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